間違いやすい言葉 ×汚名を晴らす→○汚名をすすぐ
うっかり間違いやすい言葉を3つご紹介します。
× 汚名を晴らす
○ 汚名をすすぐ
「屈辱」「恨み」「ぬれぎぬ」などは「晴らす」を使いますが、汚名の場合は「すすぐ(またはそそぐ)」です。「雪辱」の場合は「晴らす」ではなく、「果たす」を用います。
× 縁は奇なもの
○ 縁は異なもの
男女間の不思議な縁をあらわす「縁は異なもの味なもの」からきているので、「奇なもの」は誤用。最近では男女間以外にも用いられることがありますが、本来の意味ではありません。
× 印籠を渡す
○ 引導を渡す
引導には、正しい道へ導くという意味があります。印籠は水戸黄門にも登場する、薬などを入れる容器。響きが似ているので間違って覚えてしまう人が多いようです。
(OFFICE-SANGA)
※この記事は2014年02月16日に公開されたものです