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夜間走行時はハイビームが基本―JAF

  • ロービーム使用時(障害物の約40m手前から見たもの)

  • ハイビーム使用時(障害物の約40m手前から見たもの)

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、「見えない!止まれない!ロービームの限界を知る」というテーマで、ハイビームとロービームの視認性を検証する走行テストを実施し、その結果を動画でホームページに公開した。

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同テストでは、運転歴20年以上の30~50歳代の男女5人のモニターに時速80・と100・で走行してもらい、ハイビームとロービームの場合とで任意に置かれた障害物までの停止位置を測定した(時速100・はロービームのみ測定)。障害物は黒色の段ボール箱を積んだものを使用した。

結果、時速80kmのハイビームでは障害物から最短で44m手前、最長111m手前で停止できた一方、同時速のロービームではどのモニターも停止位置が障害物に近く、5人中2人はわずか1m手前でしか停止できなかった。また、時速100kmのロービームでは、4人が障害物に衝突してしまった。

ハイビームと比較して視認性が限られるロービームでは、障害物の発見が遅れることがあらためて確認できたことを受け、JAFでは、対向車や先行車、歩行者がない場合での積極的なハイビームの使用とともに、照射範囲内で止まれる速度を心がけるよう呼びかけている。

参考動画「見えない!止まれない!ロービームの限界を知る」
http://ch.jafevent.jp/detail.php?id=182_0_95826

※この記事は2013年10月18日に公開されたものです

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