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妊活開始時の平均年齢は35.7歳! 出産女性の約7割が妊活をする時代に

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

最近、未婚女性の卵子凍結保存についての議論が高まっていますよね。そのせいか、筆者のまわりでもDINKSの既婚女子はもちろん、結婚の予定がない友人たちまで、“妊活”の話題をよく口にするようになりました。とくに、キャリアも家庭も手に入れたいと願う女子にとっては、「いつまでに産むか」「いつまで産めるか」は、おおいに気になるところ。みなさんは、妊娠・出産について考えたことはありますか?



ベビー服・子ども服メーカーの「ミキハウス」が、2011年以降に出産した「ミキハウスBCP」会員1,381名を対象に「妊活アンケート」(2013年8月16日~8月20日実施)を行ったところ、なんと約7割もの女性が「妊娠するために何か意識的なアクション=妊活をした」と回答しました。

はじめたきっかけは、「年齢が気になりはじめたから」が58.7%ともっとも多く、次いで「まわりの友人や親戚が子どもを産みはじめたから」(17.7%)という結果に。ちなみに、気になる妊活スタート年齢は、平均35.7歳。2011年度の初産の平均年齢が30.1歳ということを考えると、これまで仕事や趣味に打ち込んできた女性も、30歳を超えるあたりから、自分の(出産)年齢が気になりはじめ、さらに友人や知人、姉妹など身近な人たちの妊娠・出産報告を聞く機会も増えることで、実際に“妊活”をはじめる人が多いようです。

とはいえ、「35歳を過ぎると、一気に妊娠しにくくなる」ともよく聞きますよね。日本の不妊治療における第一人者である慶應義塾大学医学部教授の吉村泰典先生も、「35歳から本格的に妊娠のことを考えるのは、少々遅いと思います」と、ピシリ。「妊娠のしやすさや生まれてくる子どものことを考えると、早いタイミングからアクションを起こしはじめるのが大切です」(吉村先生)。つまり、「高齢出産はあたりまえ」だと思わない気持ちで、これからの自分のことや、彼・夫との将来のことを考える必要がありそうですね。

では、「妊活をした」と答えた女性たちは、具体的にはどんなことに取り組んだのでしょうか。8割近くが「基礎体温をつけている」ほか、「葉酸などの栄養素を積極的に摂る」(44.2%)、「産婦人科を受診する」(40.4%)、「体を冷やさないようにする」(34.6%)など、まずは“できること”からはじめた様子。

とはいえ、妊娠はひとりの力ではできないもの。夫の協力があってこその妊活ですよね。だけど、心配はご無用。「妊活に夫は協力的だったか」という質問では9割以上が「はい」と回答。「夫婦の仲が深まった」「夫と子育てについて話す時間がたくさん作れた」など、夫との関係が良好になったことを挙げる人も多かったみたい。

ほかにも、妊活をしたことで、「健康になった」「自分の体のことがよくわかった」と、子どもを授かる以外に、自分の体や生活によい変化をもたらしてくれたケースもあったよう。

妊活というと“不妊治療”を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、今回の結果を見る限り、妊活は夫婦がお互いの体の仕組みを理解し、自分たちの将来について考える機会になっていることがよくわかりました。すでに結婚している人も、これからの人も、幸せな未来をつくるために、今から前向きに妊活に取り組んでいきたいものですね。ミキハウスでも、妊活から出産までを応援する「出産準備サイト」を開設しているので、気になる人は一度のぞいてみてもいいかも!

●出産準備サイト
http://baby.mikihouse.co.jp/

(ヨダヒロコ/六識)

※この記事は2013年09月26日に公開されたものです

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