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知らずにワイン通ぶってませんか?今さら聞けない赤白ワインの頼み方

ワイン好きの女子が増えている、昨今。飲食の仕事に就いていなくても、ワインソムリエやワインエキスパートなどの資格をとりたい!なんてスクールに通う人も多いとか。

【意外!デトックス効果が期待できるのは赤より「白ワイン」】

でも、知ったかぶりして「この料理には赤よね~」なんて言っていませんか?

ちゃんと、おいしく飲むための理にかなったワインの頼み方ってあるんですよ!

昔から、お肉には赤、お魚には白。なんて言われていますよね。

そこにはちゃんとした理由があるんです。

まずは、基本的なことからお話を・・・。

赤ワインは黒ぶどうから、白ワインは白ぶどうから作られています。黒ぶどうといえば、巨峰など皮の色が黒っぽいもの。白ぶどうといえば、マスカットなど皮の色の淡いものですね。

作り方も異なっていて、赤ワインは果皮や種子も一緒に絞り、皮や種のエキスをまるごと発酵させます。ぶどうの果皮や種子に含まれるタンニンがあの独特の渋味を醸しだすんですね。

一方で、白ワインは、果皮や種子を取り除いた果汁だけを発酵させて作るため、果汁本来の酸味や甘みが生かされます。

赤ワインには、果皮や種子から抽出されたタンニンをはじめ、カテキン、アントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれていて、その強い抗酸化作用が、体内の活性酸素の働きを抑制してくれます。

だから、ワインをよく飲むフランス人は、脂肪分の高い食事を好むにもかかわらず、心臓病にかかる確率が低いと言われています。

また、白ワインには、爽(さわ)やかな酸味を作り出す有機酸がたっぷり。その殺菌力は極めて強く、昔からブルゴーニュ地方では「生ガキには白ワイン」、これが定番の組み合わせだそう。

つまり、脂肪の多い肉料理には、動脈硬化を抑える赤ワイン。

カルパッチョなど生魚料理には、殺菌効果の高い白ワイン。

先人の知恵から生まれた賢い組み合わせなんですね。

おいしく飲むためには、渋味のある赤ワインは冷やしすぎず、酸味や甘みのある白ワインは逆に冷やしたほうがすっきり楽しめますよ!

※この記事は2013年08月31日に公開されたものです

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