急増する海外通販サイトの罠! 安全なサイトかどうか判断するためには?
みなさんは、海外通販サイトを利用したことはありますか? 有名ブランドが格安で買えたり、日本にはないブランドが買えたりと、とっても便利ですよね。ところが、最近は、偽物を売りつけたり、商品を送らないなどの悪徳詐欺サイトの被害が急増しています。
そんな詐欺サイトに騙されないためにはどうすればいいの!? ガジェット専門ライターの小山安博さんに聞いてみました!
●まずは口コミを見てネットの評判を確認!
一番簡単なのは、通販サイトの口コミや評判をネットで調べること。その際、URLで検索をかけることがポイントです。危ない通販サイトの中には、有名なブランドやメーカーを偽造したものがあるので、ここで検索した際に、ブランドの関連情報が出てこない場合は、まず危険と判断するべきでしょう。
●URLでチェックするポイント
URLの冒頭には「http://」と「https://」というものがあります。一見同じですが、よく見てください。前者には「s」が入っていますが、後者には「s」が入っていませんよね。これ大きなポイントなのです。「s」をつけてるURLは、『ユーザーが安全に利用できるようにセキュリティがしっかりしてますよ』というキーワードなのです。お金をかけないと、このアドレスは取得できないようになっています。重要な見極めポイントのひとつです。
●ブラウザが警告を出したら基本危ない!
こんな経験はありませんか? あるサイトに入ったら、『このページには、セキュリティで保護されている 項目と保護されていない項目が含まれています。 保護されていない項目を表示しますか?』というメッセージが表示されたこと。何気なく、OKを押してスルーしてしまいがちですが、これが出た通販サイトは危険と判断してください。その通り、セキュリティがしっかりしてない、というワケですから。
◆安全? 危険? 迷ったら利用するのはやめて!
ネットで判断しても、イマイチ有力な情報が出てこない。でもサイト自体は普通に見えるし…どうしよう、と思ったら利用するのはやめたほうがいいでしょう。そしてなにより『自分はよく通販利用するし大丈夫♪』という油断が一番危険です! ネットを使った詐欺は、表面化しにくいだけで確実に増加しています。初めて利用する通販サイトは、必ず安全かどうかをしっかり判断してからお買い物を楽しんでくださいね。
(中村未来/清談社)
※この記事は2013年07月03日に公開されたものです