お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

自分の中には「4つの自分」が存在する。トランプで4つの自分を知る方法

自分の中には、「4つの自分」が存在するということをご存じでしょうか。4つの自分とは、「みんなが知っている自分」、「みんなには隠している、プライベートの自分」、「みんなにはばれちゃっているけど、自分では意識していない素の自分」、そして「自分も他人もまだ知らない、無意識の自分」です。そして、それぞれの自分を、窓になぞらえて表現したものが「ジョハリの窓」です。

ジョハリの窓って何?

ジョハリの窓とは、4つの窓になぞらえて、さまざまな自分の姿を表現したコミュニケーションモデルです。

「開かれた窓」…みんなが知っている自分

「秘密の窓」…みんなには隠している、プライベートの自分

「盲点の窓」…みんなにはばれちゃっているけど、自分では意識していない素の自分

「未知の窓」…自分も他人もまだ知らない、無意識の自分

この4つの自分を知ることで、自分が他の人からどう評価されているか、他の人とコミュニケーションをとる時に、どんな自分を演出しているのかがわかります。

さらにジョハリの窓では、「秘密の窓」を他の人に知ってもらうことで、相手があなたのことをもっと好きになり、さらに「盲点の窓」である知らない自分を他人から教えてもらうことで、自分も成長できるとされています。

この理屈を利用して、他人のことがもっと好きになり、さらに自分のことがもっとわかるようになる、ジョハリの窓ゲームがあります。ぜひ親しい友だちどうしで試してみてくださいね。

質問と5通りの答えを用意し、トランプの1~5までを1人1セットずつ用意しよう

1つの質問に対して答えを5つ用意し、それを大きめの紙に書き出します(質問は合計6つくらいあると良いでしょう)。例えば質問が「恋愛をする時は、どのタイプ?」という質問なら、「1、草食系」、「2、肉食系」、「3、恋はしない」、「4、ロールキャベツ系(見た目は草食で、中が肉食)」、「5、アスパラベーコン系(見た目は肉食で、中は草食)」と、5つの回答を用意します。

紙が用意できたら、トランプの1~5までを(マークは関係なし)、1人につき1セット準備しましょう。ジョハリの窓の回答を書く紙も、参加人数分用意します。

「○○ちゃんは、こんな人!」の掛け声で、トランプを出す

前項で作った質問を全員にし、「○○ちゃんは、こんな人!」というかけ声で、○○ちゃん以外の人が一斉に答えを出します。例えば○○ちゃんが「肉食系」だと思ったら、トランプの「1」を出すのです。みんなの答えが出たら、最後に○○ちゃんに、自分がどう思うかをトランプで公開してもらいましょう。結果を質問番号ごとに、ジョハリの窓に書いていきます。この質問を参加している全員の人に、同じようにしていきます。

ジョハリの窓へ答えを書く方法は、こんな感じです。

○○ちゃんとみんなの答えが一致した…「開かれた窓」へ一致した解答番号を記入

○○ちゃんと、みんなの答えが一致しない…○○ちゃんの答えた番号を「秘密の窓」に、みんなの答えた番号を「盲点の窓」に記入します。

ジョハリの窓で、答え合わせしてみよう

「開かれた窓」に数字が多ければ、それだけ裏表がない人だということ。また「秘密の窓」に数字が多ければ、それだけ秘密主義だということです。

ジョハリの窓では「開かれた窓」が広い人ほど、コミュニケーションが円滑にできると言われています。また「盲点の窓」では、自分では意識していなかった自分があらわれているために、自分の意外な一面を知ることができます。ぜひ自分がどう思われているか、自分が何を意識しているのか、本当の自分を探るヒントにしてみてくださいね。

※この記事は2013年07月01日に公開されたものです

SHARE