お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

梅雨時期の傘を“すっきり片付ける”3つのテクとは?

傘の出番が多い梅雨時に困るのは、傘の置き場所。濡れた傘とレインシューズを玄関に置いておくと、狭くなるうえにジメジメして困ります。そんな憂うつなレイングッズを上手に片付ける方法をご紹介します。

■玄関扉にマグネットで吊るす

玄関の扉を開けたら共用通路になっている。そんなタイプのマンションに住んでいる人が多いことと思います。そして雨の日が続くと、通路に面した窓の格子に傘がズラリと並ぶといった光景は、お馴染みのものかもしれません。玄関には濡れた傘を持ち込みたくないし、そもそも傘立てを置く余裕すらないという間取りが殆どです。

そんな小さな玄関では、スペースをとらずに片付けたいので玄関扉を活用します。マグネットが使える扉なら、キッチン用のタオルハンガーを扉にピタっと取り付けて、そこに傘を引っ掛けておきます。傘が濡れている間は通路側に吊るさせてもらって、乾いたら部屋側にマグネットを付け替えるだけなので簡単です。

■突っ張り棒で吊り下げる

玄関の扉を入った時に、頭上を見上げたことはありますか? 普通に出入りしていると、わざわざ確認するような習慣はないと思います。ということは、玄関扉上のスペースというのは死角になっていて、人目につきにくい場所だということです。

そこでその頭上のスペースを活かすために、壁と壁の間に突っ張り棒をセットします。これは幅の狭い玄関ならではの解決法。長さ90センチほどの突っ張り棒で間に合うでしょう。そしてその棒に、傘を一時的に吊り下げておきます。ついでに、濡れたレインコートを一時掛けておくのにも便利です。掛けるモノがない日でも突っ張り棒はそのままでOK。壁の色と同じホワイトの棒なら目立ちません。

濡れたレインシューズのためには、玄関に素焼きのレンガブロックを置いておくと便利。吸水性が良いので、ブロックの上に並べておけば水分を素早く吸収してくれて、玄関がビショ濡れにならずにすみます。

■壁掛けグッズに引っ掛ける

小さな玄関にある下駄箱の場合、靴はしまえても傘を入れるスペースのないことが殆どです。でも、廊下の延長のような玄関だからこそのメリットも見逃せません。それは壁面が利用できるということです。壁の下地が石膏ボードでできているなら、壁に取り付けられる壁掛けフックが使えます。

石膏ボード用フックの場合は、押しピンのような細い針を壁に打ち込んで使うので、賃貸でも大丈夫。近ごろは長押のような形状で、幅が選べるタイプの壁掛けグッズもあります。そのグッズを使うと、長傘の柄が引っ掛けられるほか、S字フックを使って折り畳み傘や日傘も吊り下げられるので便利です。おまけに、省スペースで通行の邪魔にもなりません。小さな玄関でもグッズを使えば、すっきりと片付けやすくなります。

(住生活アドバイザー・すはらひろこ)

※この記事は2013年06月25日に公開されたものです

SHARE