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30歳が会社を辞める隠れた理由を、本人も自覚していない問題

こんにちは、トイアンナです。

私は「給与・やりがい・出世」を志向するいわゆる意識高い激務企業で働いてから、「ワークライフバランスこそ至高」とするホワイト企業へ転職しました。その後は独立し、今度はチームの給与やワークライフバランスを決める立場にいます。

その目まぐるしいキャリアの中で痛感したのは、いかに「会社員が口に出す不満」と、「本当に欲しかったもの」が違うか、というものでした。といっても、社員が嘘をつくわけではありません。社員自身も本当は仕事で何が欲しいか、自分の望みに気づいていないのです。

悩みは「給与」がトップだけれど……?

マイナビウーマンの調査で「いま仕事で直面している『不安や悩み』で一番近いものは?」と質問したところ、3割の方が「給与や評価」と答えました。よくSNSでは、「年収600万円くれ、いや1,000万円。嘘です、5,000兆円ほしい!」という声が聞こえますし、私だって5,000兆円、欲しいです。
ですが、現場で悩んでいる人の声はもっと、ずっと深刻です。

このままこんな安月給が続いていくのか……(28歳/金融・証券)
昇給額が少なすぎて、将来がこわい(33歳/建設・土木)

たとえば、30代の平均年収は444万円 。概算した手取り は346万円です。手取りが月額28万円、そこから都内に住めば家賃は8万円程度と考えると、残り20万円。暮らしていくことはできますが、いざというときの貯えを考えると不安が残りますし、海外旅行のような贅沢は結構しんどくなります。

これが平均なわけですから、さらに低い人がざらにいるわけで。私の知人に、いわゆるワーキングプアの人がいます。激務で心を壊し、フルタイムで働けなくなった彼女は、現在アルバイトの翻訳業で生計を立てています。とはいえ、稼げるのは月に10万円が限界。実家から出ることもできず「子供部屋おばさん」になるのが怖いと言います。

こんな風に、正規で働けない人はたくさんいます。30代は4割が非正規 。中には望んで非正規になっている人もいますが、「正規になりたいけれど、チャンスがなかった」人もたくさんいるわけです。そのうえ、フルタイムで働いていても月給が低すぎて暮らしがしんどく、特に昇給も見込めないとなると「このままでいいのか」と不安になるのは、当然のことといえるでしょう。

次点の悩みは「ワークライフバランス」

次に多かった悩みが、ワークライフバランスの問題。仕事量が多すぎてしんどい、早く帰りたいけどそれはかなわない……という悩みです。実際の調査では、こんなコメントが。

毎月のノルマを考えると休日に働かなければ追いつけず、かといって給料は少ない。長年働くことによる評価は全くないため、やりがいもない(37歳/生保・損保)

休日出勤が当たり前、それなのに給与は安い……。トップ2つの悩みが重なると、まさに職場は地獄と化します。

ところが、です。私は経営者になってから知ってしまいました。給与とワークライフバランス、どちらも本人たちの口から聞かされる悩みの筆頭です。ですが、実際には給与が安い職場にも、ワークライフバランスがない激務の職種にも、人はたくさんいます。

「選べないから仕方なく働いている?」 確かに、そういう面もあるかもしれません。しかし、経営者としての経験から申し上げると、離職率がガツンと上がるのは、給与が安いと思われたときでも、仕事が激務になったときでもありませんでした。

働くうえで大事なのは「人間関係」

同じ調査で、質問のしかたを変えて似たことを聞いてきました。「あなたが働く上で重視していることはなんですか?」と聞いたところ、不満の筆頭にあるはずの給与やワークライフバランスは、いずれもランキング下位。それよりも圧倒的上位を占めたのが、「人間関係」だったのです。

私も管理職を経験し、そして経営者になったときも痛感しました。パワハラ、モラハラをする人が部内に一人でもいると、離職率が信じられないほど上がってしまうのです。
実際に、今回の調査でもこんなコメントが挙がってきました。

上司と合わない。メンタル不調寸前(39歳/金融・証券)
先輩と後輩や、後輩間など、周りの仲が悪くて、気を使うのに疲れてしまう(35歳/医療・福祉)
微妙なマウントの取り合いに巻き込まれるのが面倒(37歳/学校・教育関連)

もちろん、給与やワークライフバランスも程度の問題です。年収200万円で都内暮らしを強いられたら相当厳しいですし、毎日27時(午前3時)帰りだと心も折れます。しかし、人間関係はこれらに比べて迅速に離職を決意させてしまうのです。

たとえば、毎日ネチネチ嫌味を行ってくる先輩がいた場合。
たとえば、関係部署が激しく対立していて、両方に気遣いながら全部の業務を進めねばならない場合。
たとえば、上司が自分を嫌って大事な会議に呼ばなかったり、大事な資料を回してくれなかったりと、嫌がらせをしてきた場合。

人は、簡単に病みます。そして、職場を去っていきます。勤続で致命傷になりやすいのは、何よりも人間関係なのです。

自分にとって「人間関係がいい職場」を定義しよう

というわけで、給与もワークライフバランスも大事ですが、働くうえで一番大事なのは「人間関係が居心地よく、リラックスできる職場」となります。そして、どんなコミュニケーションだと居心地がいいかは、人によって大きく異なります。

成果主義で数字をドライに評価されたい人もいれば、頑張りをほめられたい人もいます。個人作業が好きな人もいれば、「よーし、明日までみんなで頑張るぞ!」とワイワイやりたい方もいます。あなたにとって「いい人間関係」とはどういう場所でしょうか。アラサーのキャリアを考えるうえで、ぜひ考えてみていただければと思います。

リモートワークでストレスもさらに軽減?自宅の充実度が上がる、注目PC2選

新型コロナウイルスの影響で、ずいぶんとリモートワークが増えました。そのおかげで、ストレス源だった職場の人間関係からも、多少解放された方が多いのではないでしょうか? 悩みやストレスが軽減したおかげで仕事に集中できるようになった! という方のために、 リモート環境の充実度をさらに上げるのにぴったりのノートPCを2つ、ご紹介いたします。

軽くてスリム、丈夫で快適! 12時間バッテリー駆動の『mouse X4-i7』

mouse X4-i7(インテル® Core™ i7-10510U 搭載)<販売価格> 120,780円(税込)~

自分用のノートPCは欲しいけれど、なによりコスパを重視する。そんな方におすすめしたいのが、こちらの『mouse X4-i7』です。持ち運びに適した軽量ノートで、脅威の12時間バッテリー駆動。外出先でもコンセントなしでらくらく業務。頑丈だから持ち運びやすいので、在宅からワーケーションまで幅広く対応できます。

Webカメラやマイク、ステレオスピーカーを内蔵するだけでなく、4コア/8スレッド構成の高性能CPUにより、動画処理をスムーズに行うことが可能で、快適な動画視聴を実現します。重さ約1.13kg・厚さ約17.5mmとスリムながらも機能性を両立、第10世代Core i7搭載で、サクサク稼働する申し分のないスペックで12万円と、かなりお値打ちです。

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こんなに高性能で1kg未満! ハイスペックなクリエイター向け『DAIV 4P』

DAIV 4P(第11世代インテル Core i7-1165G7 + インテル Iris Xe グラフィックス搭載)<販売価格> 153,780円(税込/送料別)

スペックを重視したいという方へおすすめしたいのが、写真編集、イラスト作成、動画編集などのクリエイティブな仕事や趣味にも使える、クリエイター向けの『DAIV 4P』です。クリエイティブ作業をサクサクこなせる高いパフォーマンスを発揮しつつ、重さは約985gと1kg未満、厚さも約16.4mmと薄型で、バッグに入れて持ち運びもしやすい

次世代の第11世代 Core i7-1165G7、AI支援で素早く操作できる「インテル Iris Xe グラフィックス」内蔵し、すぐれたCPUとグラフィックス機能を統合。SDメモリーカードが直接挿入出来るカードリーダーを内蔵し、画面出力と本体充電にも対応するType-C端子、テレビなどにも繋げるHDMI端子も搭載した、本格志向の方向けの一台です。

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