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【助産師解説】新生児期の赤ちゃんがうなるのはおかしい?原因と対応

【助産師解説】新生児期の赤ちゃんがうなるのはおかしい?原因と対応

新生児期のうなり声を気にするママは意外に多いもの。1ヶ月健診での相談も少なくないようです。この頃の赤ちゃんがうなるのには、どのような原因があるのでしょうか?対応も含め、助産師が詳しく解説します。


この記事の解説助産師
佐藤 裕子先生
日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院の総合周産期母子医療センターで10年勤務。現在は助産院マタニティハウスSATOにて、妊娠から出産、産後のトータルケアを担っています。「日々ママや赤ちゃんに寄り添い、笑顔になってくれるのが何よりのやりがいです 」

新生児がうなる原因は?

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新生児のうなり声に関する質問は少なくありません。もしかして自分の赤ちゃんだけ?何かおかしいの?と心配しているママは、そんなに珍しい現象ではないので安心してください。では、この頃の赤ちゃんがうなるのには具体的にどのような理由があるのでしょうか?考えられる3つの原因についてまとめました。

単純に生理現象のひとつかも?

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この頃の赤ちゃんがうなり声を出すのは、よくあることのようです。特に、夜寝静まったときや明け方に「う~」とうなることは、多くの赤ちゃんに共通して見られる現象といわれます。このような現象がなぜ起こるのか、はっきりとした原因はわかっていませんが、病気の兆候や苦しんで出している声でない場合がほとんどなので、他に気になる症状がなく、赤ちゃんが元気に過ごしているようなら特に心配することはないでしょう。

赤ちゃんによっては、産後1ヶ月近く経つと、明け方になると眠りが浅くなる睡眠リズムになってくる子がいます。もしかしたら、半分覚醒したような状態になったことで単純に声を出している可能性もあります。筋力が発達してきたら、眠りが浅いときは体をくねらせたり、足を持ち上げるような行動が見られることもあるようです。
いずれにしろ生理現象のひとつなので、心配しなくても大丈夫です。

母乳やミルクの飲みすぎの可能性

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ひとつのケースとして、母乳やミルクの飲み過ぎでうなっていることもあります。
母乳やミルクの飲みすぎによって、吐き戻しが多くなったり、苦しくて泣いたりすることがあります。多くの場合、母乳が不足しているのでは? との考えから、必要以上にミルクを足してしまうことで招いてしまいます。

授乳直後なのに赤ちゃんが泣いたり、いつまでもぐずったりしていると、もしかして飲む量が足りていないのでは? と心配になり、ミルクを足してしまいがちになります。でも、本当は飲み足りなくて泣いているのではなかったら、赤ちゃんは飲みすぎた分を勢いよく吐き、再び泣くことでまたおっぱいやミルクを与えられ、また吐き……という悪循環が生まれます。この状態になると、赤ちゃんは吐いたり泣くとともに、苦しくてうなり声をあげることも多くなります。

赤ちゃんが苦しそうに顔を真っ赤にしてうなる、お腹がぱんぱんに張っている、反り返る、飲んだ後に鼻をぐずぐずさせるなどの症状が見られるときは、母乳やミルクの飲みすぎの可能性があります。また、日に50g以上の体重増加があるときも飲みすぎの可能性もありますので、かかりつけの医師などに相談しましょう。

1ヶ月が過ぎる頃なら、いきんでいる可能性

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赤ちゃんがうなる要因として、もうひとつは、いきむときの声がうなり声に聞こえている可能性も考えらえます。この頃の赤ちゃんは寝ているとき、起きているときに関わらず、よくいきむことがあります。こちらもはっきりした理由はわかっていないのですが、1ヶ月を過ぎる頃には消化器官も発達してくるので、うんちが腸にたまるようになったことで、それを出そうと反射的にいきんでいるのでは?との見解があります。
うなり始めたのが生後1ヶ月前後で、起きているときもよく「う~」としているという場合は、単純にうなっているだけなのか、身体に力を入れているかを確かめてみましょう。

赤ちゃんがうなるときはどう対応すればいい?

では、赤ちゃんがうなるときはどう対応すればいいのでしょうか。要因によって対処は変わってくるので、まずはうなり声以外の症状や赤ちゃんの状態である程度原因を見極めておき、それによって対応を決めるようにしましょう。

うなる以外の症状が見られないときは

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うなるという以外に他の症状が見られず、赤ちゃんの機嫌や飲みっぷりもよくて、特に気になるところがないという場合は、生理的なうなり声の可能性が高いです。この場合は積極的な対応は別に必要ありませんが、夜中や明け方にうなるようであれば一度抱き上げたり、背中をさすってみましょう。体勢が変わったり気持ちが落ち着くことで、またすやすやと眠りにつくことがあります。

はっきり目覚めてしまったときは、何かしらの不快感があってうなっている場合もあるので、オムツの交換や授乳など、お世話が必要でないか確かめてみてください。起きてしまったことで単純に声を出して遊んでいるだけのようであれば、放っておいても大丈夫でしょう。ママに元気があれば一緒に相手をしてあげてもいいですね。

いきみや飲みすぎによるうなり声の可能性がある場合は

うなり声とともに苦しい様子が見られるときは、吐き戻しが多くないか、うんちは定期的に出ているかなど、気になる症状がないか確かめましょう。うんちが毎日出ていなくても同じペースで排便があり、よく飲んで体重の増え方も順調であれば、便秘の心配はありません。身体に力を入れてうなっている様子が見られても、発達過程での生理的ないきみと考えられます。気になるときは、かかりつけの小児科を受診してみてください。

吐き戻しが多いなど母乳やミルクの飲みすぎが疑われるときは、まず飲ませたあとに必ずしっかりゲップをさせましょう。お腹がぱんぱんでよくぐずったり、苦しそうにしていることが多いときは、授乳量を減らして様子を見てください。授乳直後に泣いていてもすぐに空腹と判断せず、抱っこであやしたり、オムツを交換したりと、授乳以外のお世話をためしながら赤ちゃんの機嫌をチェックしましょう。赤ちゃんが泣くのにはさまざまな理由があるので、何を求めているのかを感じ取ってあげることが大切です。
授乳量を減らしてげっぷを十分にしてもうなりが軽減されない場合には、一度かかりつけ医に相談してみるといいでしょう。

【助産師解説】新生児のゲップ、出ない…助産師が教えるゲップのコツ

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/3524

新米ママにとって、新生児期の赤ちゃんのお世話は、わからないことや迷うことが多いもの。中でも、簡単なようで意外と難しいのが「授乳後の赤ちゃんのゲップ出し」。背中のトントンが弱いのか、抱き方が悪いのか、なかなか出てくれないときは焦ります。今回は助産師さんにゲップの出し方のコツを解説いただきます。

まとめ

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新生児期や生後1~2ヶ月頃の赤ちゃんがうなるのは、珍しいことではありません。多くの赤ちゃんに見られる現象なので、自分の赤ちゃんだけと心配せず、その理由が何かを見極めましょう。赤ちゃんがうなるはっきりとした原因はわかっていませんが、飲んだ直後のうなりは、排気不足が原因なことが多いのでまずはしっかりげっぷをさせてあげることも大切です。ただ、中には飲みすぎがうなりの原因になっていることもあるので、母乳量やミルク量をたしかめるどの対応をしてみましょう。。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:佐藤裕子先生)

※画像はイメージです

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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