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知っているようで知らない「執事」の世界とは?

映画や本の中ばかりで見かけるような職業、「執事」。貴族や高位の人々の家で、天井人たちならではの生活や一家の事務を取り仕切る、そんな仕事の実態とは?

【世界初!執事歯科医によるひざまくらハミガキ】

まずは執事職の歴史。位の高い人物の家で仕える現在の執事の原型のような仕事はかなり古くから存在し、キリスト教の旧約聖書の創世記には、ヨセフがエジプトのファラオに仕える執事のような職の男の夢を解読する話も出てきます。

そんな執事の仕事は、現在では多岐に渡り、メイドさんやシェフなどの家事担当の人たちの取りまとめ、家人のコンシェルジュ役や身の回りの世話、家にゲストを呼ぶ時などはパーティーの企画やホスト役をこなすほか、ワインセラーや家計の管理などまでもこなし、時には家人の友としての立場にも。

そのため、マルチタスクな人でないとなかなかこなす事のできないハードワークとなりそう……!

また、International Guild of professional butler(国際執事ギルド)によると、やはり執事の多くは男性。古くはお酒の給仕も仕事のうちに入っていたことも理由の一つのよう。

でも、年々女性の数は増加していとのこと。そんな執事さんたちのお給料は、多くの執事業の人たちは週60時間労働をこなしている中、雇用主などにもよりますが、5万~15万米ドルとなります。中には複数の雇用主で掛け持ちをする人も居るとか。

多いと見るか、少ないと見るか?!

数多の執事の中でもちょっとした有名人は、映画「大統領の執事の涙」の主人公としても知られるユージン・アレン氏。彼は、ジョン・F・ケネディ、ロナルド・レーガン大統領など8人の大統領に仕えました。

今から一流執事を目指したい?それならば、オランダにあるInternational Butler Academy(インターナショナル・バトラー・アカデミー)という執事養成学校が有名。一級の執事になるためのあらゆるスキルや技術を学ぶことができるとのこと。

気になる執事の需要ですが、世界的に不安定な景気の中も、今は実は人類史上最もリッチが多い時代。特にインドやブラジル、中国などの新興経済国には億万長者が増え続けており、実は執事稼業の人にとって最も景気の良い時なんだとか。

もしも転職をお考え中ならば、次なる有名執事を目指して転身してみませんか……?!

10 Surprising Things You Didn’t Know About Butlers
http://www.therichest.com/expensive-lifestyle/lifestyle/rich-people-problems-10-things-you-didnt-know-about-butlers/

※この記事は2014年09月24日に公開されたものです

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