LINE、ネット選挙解禁を受けて全政党の「LINE公式アカウント」開設

LINEは、インターネットを利用した選挙運動を解禁する公職選挙法改正案(ネット選挙法案)が可決・成立したことを受け、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」に、政党の「公式アカウント」を新たに開設。5月13日から、自民党、民主党、日本維新の会をはじめとする全政党の「LINE公式アカウント」が登場した。

この取り組みは、同アプリを通じて各政党が政策やマニフェストを配信することで、有権者の情報収集に貢献し投票率増加に繋げることを目的に実施。今夏に予定されている参議院選挙終了まで、各政党に「公式アカウント」をモニターとして利用してもらう。

各政党は、国内4,500万人以上の利用者に対して、テキスト・画像・動画などでリアルタイムに最新の情報を配信することが可能。また、一定時間の間、ユーザーから意見を募集することができる「ON AIR機能」を利用して、意見・要望を受け取ったり、双方向型コミュニケーションをとることもできる。

また、ユーザーは、公式アカウントを「友だち追加」することで、政党から発信される公約・マニフェストなどの情報を投票の参考にしたり、「ON AIR機能」実施時には、政策に関する要望を直接伝えることができるという。

なお、公式アカウントは、一般ユーザーが利用する同アプリの利用方法とは異なり、同社から提供する専用の情報発信ツールにて運用。各政党が、自党の公式アカウントを「友だち追加」したユーザーのIDを閲覧したり、個別にコミュニケーションすることは、できないようになっているとのこと。

●公式アカウント開設政党

自民党　(LINE ID:@jimin)
民主党　(LINE ID:@minshu)
日本維新の会　(LINE ID:@jprestorationparty)
公明党　(LINE ID:@komei)
みんなの党　(LINE ID:@yourparty)
生活の党　(LINE ID:@seikatsu1pr)
日本共産党　(LINE ID:@jcpline)
社会民主党　(LINE ID:@sdp.japan)
みどりの風　(LINE ID:@midorinokaze)
新党改革　(LINE ID:@shintokaikaku)

※この記事は2013年05月14日に公開されたものです