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2021年04月19日 17:20 更新

あるとかなり便利! じゃがいもの冷凍ストックで毎日料理をスピード時短

例年より自宅で過ごす時間も増えていますよね。家族と家で過ごすとなると、大変なのが食事の準備。そこで何かと登場回数の多いじゃがいもを一気に冷凍しておくと、日々の調理がラクになりますよ。

こんにちは。冷凍生活アドバイザーの佐藤美香です。

毎日の食事作り、「家族に、美味しく食べてもらいたい」と思いつつ、面倒でたまりません……。そのため時間に余裕のあるときに、一気に下ごしらえ・冷凍して、日々の食事作りの負担を軽減しています。その中でも色々な料理に使えるじゃがいもは、冷凍庫にあると安心な食材のひとつ。今回は、冷凍方法や活用方法について、ご紹介いたします。

【下ごしらえの時短】丸ごと、ふかす・ゆでる

毎回の包丁で皮をむく作業は、面倒ですよね……。私は、丸ごとのじゃがいもを一気にふかしたり、ゆでたりしています。

大きな鍋で、じゃがいもを一気に蒸す・茹でる

たくさん頂くことが多いわが家では、大きな鍋の上段でふかし、下段でゆでています。火にかける前に、じゃがいもは洗い、芽をとります。

じゃがいもは、芽を取り、丸ごと蒸す・茹でるが楽ちん

じゃがいもの中央を包丁の角で一周線を入れておくと、ふかした(ゆでた)後、皮がするっとむけて楽ちんです。

ふかす・ゆでる前に、じゃがいもの中央を包丁の角で一周線を入れておくと、皮がするっと剥ける

ゆでた後、冷水につけるなどの方法もあるようですが、私はざるにあげて、冷めてから皮をむいています。簡単に皮がむけるので、小さな子どもにもお願いしやすいですよ。

【冷凍方法】丸ごと冷凍、チンして調理

じゃがいもは、丸ごと冷凍することも可能です。上記の方法で皮をむき、ひとつずつラップに包んだら、保存袋に入れて冷凍しています。あらかじめ切ってから冷凍することもできますが、丸ごと冷凍しておくと、半分、輪切り、くし切りにしたり、色々な料理に展開できるので便利だったため、わが家はこの方法で冷凍しています。切って冷凍する場合にも、できるだけ空気に触れないように、ラップでピッタリと包んでくださいね。

ちょっとしたオヤツや、お弁当のおかずに便利です。皮ごと冷凍してもOKですが、わが家は、皮を嫌がる子がいるので、全部皮をむいてから冷凍しています。

じゃがいもは、丸ごと冷凍も可能 ラップでピタッと包んだら、保存袋に入れて冷凍

使うときは、保存袋から出して、お皿にのせてチンするだけ。冷凍したじゃがいもで、よく作るのは、こちら。

衣付きのフライドポテト

チンしたじゃがいもをくし切りにしたら、小麦粉とハーブソルト(コンソメなどでもOK)の入ったビニール袋に入れ、油で揚げます。

チンした際に水滴がつくので、そのまま揚げると油が跳ねます。かといって、キッチンペーパーで水気を拭き取るのも面倒……。そのまま粉をまぶしてしまう方がラクなのです。素揚げのポテトも美味しいですが、衣のついたポテトも美味しいです。

丸ごと冷凍していたジャガイモは、チンしてくし切りした後、衣をつけてフライドポテトにすると美味しい

チンするだけのじゃがバター

適当な大きさに切って、バターをのせて、お好みで、塩・こしょう・パセリをちらせば、OK。

火を使わず、子どもが自分で作れるじゃがバター

お弁当おかずに重宝! ジャーマンポテト

じゃがいもの他にも、玉ねぎやベーコンも冷凍していますので、合わせて調理することも。

玉ねぎの千切り、切ったベーコンを冷凍しておくと、色々な料理に使えて便利

チンしたじゃがいもは、食べやすいサイズにカットして、玉ねぎとベーコンを炒めた後に投入。わが家では、塩こしょうの他、カレー粉も入れています。サッと作れて、ボリュームがあるので、お弁当おかずとして、重宝しています。

【冷凍方法】つぶして冷凍、在庫管理を楽ちんに

つぶして冷凍しておくのも便利です。保存袋(容器)に入れてから、手でつぶし、薄く平たくしています。

保存袋に、むした(ゆでた)じゃがいもを入れて、手でつぶしたら、薄く平たくして冷凍

バットの上などで、平たくしたまま冷凍すると、おさめる際に、省スペースで済みます。

冷凍庫の中は、立てて収納するようにすると、在庫管理がラク、家族にもお願いしやすくなる。

立てて保管できるので、在庫管理もしやすいです。子どもに「取ってきて~」なんてお願いすることも。

使うときは、保存袋(容器)から出して、そのまま鍋に入れたり、チンしてから調理したりしています。よく作るのは、こちら。

そのまま鍋にIN! カレー・シチュー・ポタージュ

冷凍庫から出してすぐは、袋(容器)にはりついて冷凍じゃがいもが出てこないので、少しの間放置。急いでいるときは、流水で袋のまわりだけ解凍します。袋から出したら、そのまま鍋に入れてしまいます。

冷凍つぶしじゃがいもは、そのまま鍋に入れれば、楽に野菜をプラスできます

大きなじゃがいもが、ゴロゴロ入っているカレーやシチューが、お好みの方には向かないかもしれませんが……。長く煮込むと、じゃがいもは崩れてしまうので、最初から潰したじゃがいもを入れるのも「アリ」と思っています。野菜のポタージュなど、ミキサーで撹拌するようなものを作るのもいいですよ。

ミキサーで撹拌して作るポタージュなら、もともとつぶれたじゃがいもを入れるのに最適

腹持ちのよいおやつ! いももち

チンして粗熱がとれたら、片栗粉と混ぜて、成形。フライパンに油をひいて焼き、砂糖・醤油・みりん・水で作ったタレと絡めれば、健康的なおやつのできあがり。ピザ用チーズやベーコンを混ぜて、焼くのもおすすめ。食べ盛りのお子さんに、お腹にたまるおやつになりますね。

面倒な料理のハードルを下げる! コロッケ

作る際の工程が多い料理も、ひとつできあがっていると、ハードルが下がるというもの。じゃがいもをチンして、炒めたひき肉と玉ねぎと混ぜて、コロッケにするのもいいですよ。

まとめ

冷凍すること自体が、手間だと感じることもあります。けれども、余裕のある時に下準備しておけるので、忙しい・疲れたときに、無理して作らず・買いに行かなくても済む安心材料となります。簡単にできるものも多いので、家族にもお願いしやすいです。冷凍ストックは、「未来の貯金」。おすすめですよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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