![共働き家事](/kosodate/images/lazy_dummy.png)
あるとかなり便利! じゃがいもの冷凍ストックで毎日料理をスピード時短
例年より自宅で過ごす時間も増えていますよね。家族と家で過ごすとなると、大変なのが食事の準備。そこで何かと登場回数の多いじゃがいもを一気に冷凍しておくと、日々の調理がラクになりますよ。
こんにちは。冷凍生活アドバイザーの佐藤美香です。
毎日の食事作り、「家族に、美味しく食べてもらいたい」と思いつつ、面倒でたまりません……。そのため時間に余裕のあるときに、一気に下ごしらえ・冷凍して、日々の食事作りの負担を軽減しています。その中でも色々な料理に使えるじゃがいもは、冷凍庫にあると安心な食材のひとつ。今回は、冷凍方法や活用方法について、ご紹介いたします。
【下ごしらえの時短】丸ごと、ふかす・ゆでる
毎回の包丁で皮をむく作業は、面倒ですよね……。私は、丸ごとのじゃがいもを一気にふかしたり、ゆでたりしています。
![大きな鍋で、じゃがいもを一気に蒸す・茹でる](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325185/2020-12-20_10.02.29.jpg)
たくさん頂くことが多いわが家では、大きな鍋の上段でふかし、下段でゆでています。火にかける前に、じゃがいもは洗い、芽をとります。
![じゃがいもは、芽を取り、丸ごと蒸す・茹でるが楽ちん](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325187/2020-12-20_09.50.35.jpg)
じゃがいもの中央を包丁の角で一周線を入れておくと、ふかした(ゆでた)後、皮がするっとむけて楽ちんです。
![ふかす・ゆでる前に、じゃがいもの中央を包丁の角で一周線を入れておくと、皮がするっと剥ける](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325189/2020-12-20_12.08.38.jpg)
ゆでた後、冷水につけるなどの方法もあるようですが、私はざるにあげて、冷めてから皮をむいています。簡単に皮がむけるので、小さな子どもにもお願いしやすいですよ。
【冷凍方法】丸ごと冷凍、チンして調理
じゃがいもは、丸ごと冷凍することも可能です。上記の方法で皮をむき、ひとつずつラップに包んだら、保存袋に入れて冷凍しています。あらかじめ切ってから冷凍することもできますが、丸ごと冷凍しておくと、半分、輪切り、くし切りにしたり、色々な料理に展開できるので便利だったため、わが家はこの方法で冷凍しています。切って冷凍する場合にも、できるだけ空気に触れないように、ラップでピッタリと包んでくださいね。
ちょっとしたオヤツや、お弁当のおかずに便利です。皮ごと冷凍してもOKですが、わが家は、皮を嫌がる子がいるので、全部皮をむいてから冷凍しています。
![じゃがいもは、丸ごと冷凍も可能 ラップでピタッと包んだら、保存袋に入れて冷凍](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325193/2020-12-20_12.11.37.jpg)
使うときは、保存袋から出して、お皿にのせてチンするだけ。冷凍したじゃがいもで、よく作るのは、こちら。
衣付きのフライドポテト
チンしたじゃがいもをくし切りにしたら、小麦粉とハーブソルト(コンソメなどでもOK)の入ったビニール袋に入れ、油で揚げます。
チンした際に水滴がつくので、そのまま揚げると油が跳ねます。かといって、キッチンペーパーで水気を拭き取るのも面倒……。そのまま粉をまぶしてしまう方がラクなのです。素揚げのポテトも美味しいですが、衣のついたポテトも美味しいです。
![丸ごと冷凍していたジャガイモは、チンしてくし切りした後、衣をつけてフライドポテトにすると美味しい](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325197/2020-12-20_09.37.24.jpg)
チンするだけのじゃがバター
適当な大きさに切って、バターをのせて、お好みで、塩・こしょう・パセリをちらせば、OK。
![火を使わず、子どもが自分で作れるじゃがバター](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325198/2020-12-20_09.38.16.jpg)
お弁当おかずに重宝! ジャーマンポテト
じゃがいもの他にも、玉ねぎやベーコンも冷凍していますので、合わせて調理することも。
![玉ねぎの千切り、切ったベーコンを冷凍しておくと、色々な料理に使えて便利](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325203/2020-12-20_10.41.30.jpg)
チンしたじゃがいもは、食べやすいサイズにカットして、玉ねぎとベーコンを炒めた後に投入。わが家では、塩こしょうの他、カレー粉も入れています。サッと作れて、ボリュームがあるので、お弁当おかずとして、重宝しています。
【冷凍方法】つぶして冷凍、在庫管理を楽ちんに
つぶして冷凍しておくのも便利です。保存袋(容器)に入れてから、手でつぶし、薄く平たくしています。
![保存袋に、むした(ゆでた)じゃがいもを入れて、手でつぶしたら、薄く平たくして冷凍](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325207/2020-08-11_17.45.42.jpg)
バットの上などで、平たくしたまま冷凍すると、おさめる際に、省スペースで済みます。
![冷凍庫の中は、立てて収納するようにすると、在庫管理がラク、家族にもお願いしやすくなる。](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325209/IMG_8164.jpeg)
立てて保管できるので、在庫管理もしやすいです。子どもに「取ってきて~」なんてお願いすることも。
使うときは、保存袋(容器)から出して、そのまま鍋に入れたり、チンしてから調理したりしています。よく作るのは、こちら。
そのまま鍋にIN! カレー・シチュー・ポタージュ
冷凍庫から出してすぐは、袋(容器)にはりついて冷凍じゃがいもが出てこないので、少しの間放置。急いでいるときは、流水で袋のまわりだけ解凍します。袋から出したら、そのまま鍋に入れてしまいます。
![冷凍つぶしじゃがいもは、そのまま鍋に入れれば、楽に野菜をプラスできます](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325213/2019-11-19_07.28.34.jpg)
大きなじゃがいもが、ゴロゴロ入っているカレーやシチューが、お好みの方には向かないかもしれませんが……。長く煮込むと、じゃがいもは崩れてしまうので、最初から潰したじゃがいもを入れるのも「アリ」と思っています。野菜のポタージュなど、ミキサーで撹拌するようなものを作るのもいいですよ。
![ミキサーで撹拌して作るポタージュなら、もともとつぶれたじゃがいもを入れるのに最適](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/325215/2020-05-20_19.26.30.jpg)
腹持ちのよいおやつ! いももち
チンして粗熱がとれたら、片栗粉と混ぜて、成形。フライパンに油をひいて焼き、砂糖・醤油・みりん・水で作ったタレと絡めれば、健康的なおやつのできあがり。ピザ用チーズやベーコンを混ぜて、焼くのもおすすめ。食べ盛りのお子さんに、お腹にたまるおやつになりますね。
面倒な料理のハードルを下げる! コロッケ
作る際の工程が多い料理も、ひとつできあがっていると、ハードルが下がるというもの。じゃがいもをチンして、炒めたひき肉と玉ねぎと混ぜて、コロッケにするのもいいですよ。
まとめ
冷凍すること自体が、手間だと感じることもあります。けれども、余裕のある時に下準備しておけるので、忙しい・疲れたときに、無理して作らず・買いに行かなくても済む安心材料となります。簡単にできるものも多いので、家族にもお願いしやすいです。冷凍ストックは、「未来の貯金」。おすすめですよ。