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2018年07月20日 15:39 更新

未就園児との過ごし方!遊び、習い事、未就園児教室で毎日充実

保育園や幼稚園に入る前の子供と1日をどう過ごしていますか。お天気がよければ公園、お天気が悪ければ家遊び。どんな過ごし方があるか、充実するかをご案内します。

未就園児との生活って?

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子供と一緒に過ごせるのは幸せと思う反面、24時間相手をするのは大変ですよね。仕事がお休みの日にどう過ごしてあげたらよいのかわからないというママもいるのではないでしょうか。そこで今回はどんな過ごし方があるか、遊び、習い事、幼児教室をご案内。大事な未就園時期を充実させるために見ていきましょう。

未就園児とは何歳から何歳まで?

保育園は0歳から、幼稚園は3歳の4月から入園ができますが、まだ通園していない子供を「未就園児」と呼びます。年齢的には0歳から3歳までになります。

未就園児との生活、よくあるパターン

未就園児とママが過ごす時間は、基本的に24時間。ずっと一緒ということになると、日課としている公園遊びやスーパーマーケットへのお買い物などマンネリになって、変化のない日常にストレスを感じてしまいますよね。

ルーティンが決まっていて規則正しい日々を送るのも素晴らしいですが、変化のない毎日がストレスになっていると感じ、変化を求め始めたら思い切って視野を広げてみてはいかがでしょうか。

未就園児と楽しもう!遊びのアイディア

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ボール遊び

未就園児との運動で代表的なボール遊びも、毎日、毎回同じ内容で遊んでいませんか。文部科学省の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」によると、幼少期に同じ内容で遊んでいた子に比べていろいろな内容で遊んでいた子の方がの運動習慣や体力・運動能力が高い結果となっているようです。

単一の運動よりもさまざまな種類の運動に親しむと、体を動かす意欲を高めることにつながると同時に体を動かすことが好きか嫌いかという意識まで違いが出てくることが明らかになっているようです。

また、体の成長に応じてボール遊びをする際に目標や課題を設けてみるのもよいと思います。”少し遠くへ投げてみる” ”ゴールを作ってシュートをしてみる” ”ママとどちらが高く投げられるか競争してみる”など少しずつハードルを上げていき、子供と一緒にクリアできるよう楽しく挑戦する姿勢を取ってみてはいかがでしょう。目標を達成できたら必ずほめてあげるなど温かく見守ることが大切です。

●文部科学省ホームページより「分析結果と取組事例」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/12/04/1353814_1.pdf

シャボン玉

2歳ごろから遊べるシャボン玉は、洗剤とストローとコップさえあればできる手軽さが今も昔も人気です。作り方は台所洗剤もしくはボディソープと洗剤より少なめの量のお水を混ぜれば出来上がり。

シャボン玉をするときは、誤飲しないよう見守ることが必須ですが、声かけも大切です。「もう少し大きなシャボン玉を作ってみようか」とママがお手本を見せてあげたり、「どこまで飛ばせるかな」「手でつかまえられるかな」などコミュニケーションを取りながら、いろいろな遊び方ができるでしょう。砂糖を少し入れると割れにくいシャボン玉液ができるようなので、試してみてはいかがでしょうか。いろいろなチャレンジがすべて貴重な経験となり、喜びとなるはずです。

楽しみ方を覚えると、大きさや飛ばし方など自分で工夫をして遊ぶ姿が見られるかもしれません。子供の成長を感じられるシャボン玉の遊び方は意外と深いものがあると思います。

小麦粉粘土

未就園児にとって、知育遊びも大事な遊びの一つです。例えば小麦粉で作る粘土なら、家で作れて安全なので雨の日などにおすすめ。作り方は簡単です。

小麦粉:水 = 3:1 

この分量を混ぜるだけで、できちゃいます。水は小麦粉に少しずつ入れて混ぜ、硬さを調整していくとよいでしょう。ママが水を入れる役、子供が混ぜてこねる役と役割分担をするのも楽しいですよね。粘土を日持ちさせたければ塩を少々、滑らかに仕上げたいときは、サラダ油をほんの少し水に混ぜるなどオリジナルで作れる楽しさも味わえます。(※塩を入れて冷蔵庫で保管すれば数日は持ちますが、変な匂いがするときは捨ててください。)

粘土で何かをつくるときには、ママの作品を真似してみたり、自分で何をつくるか考えたり、想像してつくったり、手や道具を使って工夫するなどいろいろな感覚や知能、技術を必要とします。どんなものを作るかによって、子供の興味のあるものが見えて来たり、手先の器用さなどが発見できるかもしれません。ママも楽しめる室内遊びとなるはずです。

※小麦粉アレルギーのお子さんは十分な注意が必要です。触った手を口に持っていったり、作る際に小麦粉が体内に入るとアレルギー反応が生じる危険性があるので、心配な場合は避けましょう。

ゲーム

ママやお友だちと少人数でできるゲームをいくつかご紹介します。家にありそうなものでできちゃうゲームなので参考にしてみてください。

■紙コップタワー
紙コップを1人6~20個ほど使います。紙コップを一列に隙間なく並べます。最初は3個並べ、その上に2個、頂上は1個と三角タワーになるように積み上げます。シンプルなように思えますが、未就園児にとっては、意外と難しい作業になります。

ママやお友だちと誰が先に積み上げられるかを競います。慣れてきたら数を増やしましょう。また紙コップに絵を描くなど楽しさをプラスしてもよいと思います。

■新聞ゴルフ
新聞紙を数枚重ねた状態で子供の身長に合わせて縦長の棒になるように丸めて束ねます。そしてボールは2分の1の大きさの新聞紙を小さく丸めセロハンテープなどで周りを止めます。室内であれば、A4ほどの大きさの紙を床に置き的を数か所つくり、的にボールが入るように新聞紙の棒で打ち転がします。誰が一番紙の上にボールを入れられるかを競います。

■風船バレーボール
2チームに分かれ、ひもなどで中央に線を引きコートを作ります。風船をふくらまし、3回もしくは5回などと打てる回数を決め、その回数以内に相手コートに風船を打ち渡します。自分のコートに奮戦を落としたチームが負けとなり、バレーボールのように点数制にすると盛り上がるでしょう。

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親子スイミング

ベビースイミングは早いところで首がすわったころから始められるようです。ママと一緒にプールに入り、まずは水に慣れること、そして水遊びをするのが主なメニューとなるので、泳ぐのが苦手なママでも心配ないでしょう。3歳児ごろまで親子スイミングとなり、それ以降は”泳ぐ”練習を中心としたスクール内容に切り替わる施設が多いようです。

未就園児の習い事では人気の高い親子スイミング。スキンシップを楽しみながら、子供の成長を見守ることがメリットです。自治体で行っているものもあるので、内容や施設を確認しながら始めるとよいでしょう。

リトミック

音楽やことばを通して、社会性や協調性などを養い、団体のなかで自己表現力を育むことを目的としています。体を動かしながらいろいろなものを楽しく身につけられるので、子供たちは大好き! ことばや数への興味をもち親しみがわく、音楽とのふれあい、自由な表現ができるリトミックは、ママたちからの注目度も高く、最近は「ハワイアンリトミック」や「英語リトミック」などいろいろなバージョンのリトミックがあります。公共施設で開催されている教室はコスパもよいので、お住まいの自治体を確認してみてください。

体操教室

トレーナ―の指導のもとに、体操をさせてみるのはいかがでしょうか。年齢に合わせて体の柔軟や体幹を鍛えるトレーニングをします。走る、跳ぶ、回るなど家庭では育めない運動機能を高め、体力づくりに効果がある体操教室は、幼稚園で開催されていたり、自治体でも教室を構えていたりするので調べてみるとよいでしょう。体力がついてくる年齢にぴったりの習い事です。

英会話教室

親子で楽しめる英会話教室もおすすめです。子供と一緒に、ママ・パパも英語の勉強をしてみませんか? 英語の歌や、ダンス、ゼスチャーなどを取り込んでいるため、子供も大人も楽しく勉強できます。

未就園児教室にも行ってみよう!

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未就園児教室とは

「プレスクール」とも呼ばれ、幼稚園入園前の2歳児・3歳児と未就園児クラスを設けている幼稚園などの施設に通うことです。

未就園児教室の内容

基本的にはママも同伴となり、1週間に1回、もしくは2週間に1回など定期的に通います。幼稚園であれば幼稚園の先生と一緒に手遊び、リズム遊び、歌を歌う、紙芝居や人形劇を見るなどまさに幼稚園のような内容で、1時間~2時間ほど楽しく過ごすようです。お友だちとの時間を過ごすこともでき、幼稚園へスムーズに入園できる準備にもなるでしょう。

運動会やクリスマス会があるところも

まるで幼稚園の様に、運動会やクリスマス会、ひな祭りなど行事を楽しませてくれるところもあります。未就園児教室に通うと、園の様子や先生たちの雰囲気を知ることができ、園選びに役立ちますよね。参加費用は園によってことなりますが、いずれにしても習い事にしては安心な費用のようです。

まとめ

入園前の子供と充実した毎日を過ごすには、遊びを工夫したり、習い事を始めたり、未就園児教室に参加してみたりといろいろな方法があります。習い事や未就園児教室はまず情報収集をして、見学・体験に参加を。焦らずに自分や子供に合う方法を見つけられるとよいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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