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2022年09月28日 11:15 更新

とにかくごはんを食べない偏食の2歳児に生じたほんの少しの変化…「その言葉で、まだまだ頑張れそう」

お子さんの偏食や少食に、心を砕いている親御さんは多いですよね。

「いらん!!」「ごっそさん!!」

2歳の息子さんを育てるフリー漫画家の西野みや子(@miyakokko61)さん。工夫して料理を作っても「いらん!!」「ごっそさん!!」と食べてくれないことが多く、とても悩んでいたそうですが、最近ひとつだけ、前向きになれるような変化があったそうです。

「おうどん、おいしかった!!」
「ぱっぷ(パイナップル)おいしかった」
「びぼう(ぶどう)おいしかった」


こんなふうに、その日食べておいしかったものを教えてくれるようになった息子さん。尊い~!!!(号泣)

「おいしい」と思えるものが少しずつ増えてくれるのは、なによりうれしい変化ですね! 息子さんの言葉により、西野さんも「まだまだ頑張れそう」と心救われたそうです。

この投稿には「いっぱい美味しいもの出来てよかったねぇ…!」「ひぃん、みや子さんの頑張りを見てきた身としては感無量であります!!!」「家の子供達も、牛乳、トマト、納豆ご飯で育ったようなものです」など、たくさんの応援メッセージが寄せられています。投稿主の西野さんにお話をおうかがいしました。

――息子さんに食べてもらえるように、食事作りで特に工夫していることを教えてください。

西野みや子さん(以下、西野さん) とにかく緑の野菜は色と食感をなくすように心がけています。苦手な食材はどれだけ気づかれないように食べさせるか、それが大切です。
それでも食べてもらえないので最初は悲しい気持ちになっていましたが、今は「気分じゃなかったんだから仕方がない」って思ってます。食べ方も大切なんだと!

――「食べ方」ですか?

西野さん エンタメというか、楽しく食べられるような演出があると食べてくれることもあるんです。たとえば、しらすごはんだったら「お魚さんどこかな~? あ、捕まえた!! 早く食べないと逃げちゃう!」といった感じで、あ~んしていたら、お魚のぱさぱさする食感が嫌いだった息子でもシャケ以外は克服できました。

――最近は「おいしいもの」が少しずつ増えてきたのですね。

西野さん 本当に少しずつですが増えてきました。先日は、はんぺんこと「ぷわぷわ」を少しだけ食べられるようになりました(気分かもしれませんが)。

――お子さんが「その日食べたおいしいもの」を教えてくれるようになって、どんなお気持ちですか?

西野さん 食事を楽しんでくれていたことが何より嬉しいですし、残していたけど実はおいしいと思っていたものがあったことがわかって、努力が報われたなって思いました。

――これからもたくさんの「おいしいもの」を知っていけるといいですよね。西野みや子さん、素敵なお話をありがとうございました。

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