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2022年11月23日 15:17 更新

ノースポールの花言葉|ノースポールの名前の由来も解説

白くかわいらしい花を咲かせるノースポールは、その花姿はマーガレットにも似ています。花の時期も冬から春にかけて長い間楽しむことができ、花が少ない冬でも彩りを与えてくれます。ここでは、ノースポールの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

ノースポールの花言葉

ノースポールの花言葉には、「誠実」、「冬の足音」、「清潔」、「高潔」といった意味があります。

ノースポールは冬の訪れを感じさせてくれる花で、その様子が「冬の足音」という花言葉に由来しているとされています。

ノースポールの色別、種類別の花言葉

ノースポールの色別、種類別の花言葉はとくにないようです。

ノースポールの花言葉に怖いものはある?

ノースポールの花言葉にとくに怖いものやネガティブなものはないようです。

ノースポールの基礎知識

・分類…キク科キク属
・原産地…地中海沿岸、北アフリカ
・別名…クリサンセマム・ノースポール、クリサンセマム・パルドーサム
・開花期…12月~5月頃
・出回り期…12月~5月頃

ノースポールの特徴

ノースポールは冬から春にかけて白いマーガレットに似た花を咲かせます。日本の寒さに耐えることができますが、暑さと湿気には弱いため一年草として扱われます。花が咲いてる時期は長いのでゆっくりと楽しむことができます。

ノースポールというのは英語で北極という意味があります。英名で「Snow daisy」とも言われていて、雪を連想させることが多いです。

マーガレットによく似た花をつけるノースポール。同じキク科なので間違えてしまうのも無理はありませんが、マーガレットはモクシュンギク属でノースポールはフランスギク属です。

マーガレットに比べて花は小さく、平均して直径3cm~5cmの花をつけます。花色は中心が黄色、花弁が白。はっきりとした濃い色の黄色と白のコントラストがきれいな花です。特徴的なのは花だけではありません。その葉も特徴的です。草丈は20cm前後、四方に葉を茂らせます。葉は丸みを帯びた形状ではなく、ギザギザとしたのこぎりのような形を成します。

白く可愛らしい花を咲かせる反面、香りがとても強烈で「強烈なチーズ」の香りがするといわれていて、ガーデニングでは欠かせませんが敬遠されがちな点もあります。

ノースポールの名前の由来

属名の学名「Chrysanthemum(クリサンセマム)」は、ギリシア語の「chrysos(黄金)」と「anthemon(花)」が語源になります。

ノースポールはサカタのタネ社の商品名ですが、一般名としても定着しています。株全体を白くおおうように花を咲かせる姿が北極(ノースポール)の白い大地を連想させることにちなみます。

英語ではマーガレットに似ていることから「Mini marguerite(小型のマーガレット)」や「Snow daisy(雪のデイジー)」などと呼ばれます。

ノースポールの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
ノースポールが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

1月9日、12月24日

ノースポールの育て方

ノースポールは日当たり、風通し、共に良い場所で育てます。

ノースポールは、蒸れには弱いので、水はけの良い土に植えましょう。地植えのノースポールは腐葉土を混ぜた、肥沃な土壌が良いでしょう。鉢植えのノースポールは市販の園芸用培養土で問題なく育ちます。

土が乾いたらたっぷりと水を与えます。ノースポールは蒸れに弱いので、水やりのし過ぎは禁物です。
土が乾いたら、最初に植えこんで水やりをした時の土の表面をよく見ておいてください。使う土の種類によりますが、黒だったり、茶色だったりと、ダーク系の色のはずです。それが乾いてくると、元の色より白っぽくなります。この状態が「乾いたら」です。
水は株に、というよりは、土の表面に優しく何回かに分けて水をやると、しばらくすると鉢底から水がこぼれてきます。この状態が土に水がたっぷりと浸透したサインです。

開花期間中、月に2~3回程度、追肥します。肥料は少なめでもよく育ちます。土が痩せてくると葉が黄色くなることがあります。

葉がいつまでも乾かないと、灰色かび病や立ち枯れ病になることがあります。特に冬場の水やりは午前中に行って、夜まで葉が濡れていない状態にすると良いでしょう。暖かくなり、苗が弱り気味になると、アブラムシがつくことがあります。

ノースポールの贈り方

クリスマスプレゼントには、ノースポールもオススメです。
雪のような白が目を引くノースポールはクリスマスイブの誕生花でもあり、まさにクリスマスプレゼントにぴったりの花です。
花言葉には「誠実」、「高潔」などが含まれているため、プロポーズの際に渡すプレゼントとしてもオススメです。
小さめの花ではありますが、他の色の花を組み合わせることで存在感を出すことができるため、お好みの色の花を加えてブーケにすると魅力が引き立ちます。

まとめ

冬はガーデニングで楽しめる花が少ないですが、その中でもノースポールはどの花とも合わせやすく重宝される花です。

ノースポールの花言葉も、真っ白な花色と同じく、清らかで美しい意味を多く持ちます。ぜひみなさんも冬にノースポールを育てたり、花を贈ってみてくださいね。

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