アイリスの花言葉｜アイリスの名前の由来も解説

アイリスの全般的な花言葉は、「希望」「信じる心」「メッセージ（恋のメッセージ）」「吉報」「良き便り」「知恵」などの意味を持っています。

アイリスの花言葉は、ギリシア神話の女神イリスに由来しています。
イリスはメッセンジャーを務めていました。
「メッセージ」は、アヤメに広く共通する花言葉で、イリスが虹を渡って便りを届けることが由来しています。また、山中でも立派な花を咲かせる姿から、空にかかる虹のように「希望」を与えてくれる花という意味が付きました。

「あなたを大切にします」「純粋」「思いやり」といった意味を持っています。
特別な人へのプレゼントにもぴったりの花言葉ですね。

「強い希望」「大きな志」「信念」といった意味を持っています。
青色はアイリスの中でも良く目にする色ですが、応援の意味を込めたプレゼントに良さそうですね。

「知恵」「雄弁」といった意味を持っています。
尊敬する人や、上司への贈りものにも良さそうな意味を持っています。

ポジティブな花言葉に溢れたアイリスですが、一つだけ怖い花言葉があります。
「復讐」という花言葉です。
イエローアイリスだけが持つ独特な花言葉で、イエローアイリスがあるのは黄菖蒲（キショウブ）だけです。
アイリスの花を贈る際は、イエローアイリス、黄菖蒲（キショウブ）だけは避けた方がいいでしょう。

アイリスはアヤメ科の植物の総称で、北半球の温帯地域に、約200種類ほど生息している植物です。アヤメ科の植物には、アイリスの中でも有名な種類は、アヤメ、カキツバタ、花菖蒲（ハナショウブ）、ジャーマンアイリス、ダッチアイリス、イチハツ、シャガなどがあります。紫色の花を咲かせる種類の多いアヤメ科ですが、その中でもジャーマンアイリスは紫や青、青紫、白の他に赤やオレンジ、ピンク、黄色などとても色鮮やかな花を咲かせます多年草で春～初夏に花を咲かせます。

1本の茎を伸ばし、先端に4片の花を咲かせます。すらりと伸びた茎に花をつける姿が美しく、鮮やかな色の花を咲かせます。

・分類…アヤメ科アヤメ属
・原産地…ヨーロッパ南部、日本、東アジア、北半球
・別名…オランダアヤメ（阿蘭陀菖蒲）、キュウコンアイリス（球根アイリス）、ダッチアイリス
・開花期… 4月～7月頃(種類による)
・出回り期…4月～6月

アヤメ属の学名「Iris（アイリス）」は、ギリシア語で「虹」を意味し、虹のように様々の美しい色の花を咲かせることにちなみます。
古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブ（菖蒲）を指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれていました。
英語ではアヤメ属の植物を「Iris」と呼んでいます。

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
アイリスが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

日本には「何れ菖蒲か杜若（いずれあやめかかきつばた）」ということわざがあります。これは、どちらの花も美しくて優劣が着けれない、選択に迷うといった意味があります。

どちらも美しく、アイリスはポジティブな花言葉なのでプレゼントしやすい植物です。
アイリスの花言葉と共に、ぜひ、大切な人へプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。

アイリスは葉が瑞々しく鮮やかな緑色をしている株を選びましょう。葉の先が黄色く変色しているものは避けるようにします。

植え付けは春、あるいは初夏に植え付けます。植え付け適期や用土については品種により異なりますので、それぞれの育て方に従ってください。

アイリスの花が終わったら花茎を株元から切り詰めます。

植え替え・鉢替えは、アイリスの植え替え適期は品種により異なりますので、それぞれの育て方に従ってください。

アイリスの仲間は春から初夏にかけて色鮮やかな花を咲かせます。開花期は品種により異なります。

アイリスは冬は地上部が枯れたようになって休眠します。品種により冬越し方法は異なりますので、それぞれの育て方に従ってください。

アイリスは種類が多く、さまざまな色の花を咲かせます。特に5月に見頃を迎えるアイリスですが、品種によっては開花時期や性質に違いがあるため、育てたい品種に合った管理法をすることが大切です。日本では古くから親しまれているアイリスの花を、家庭でも咲かせてみてはいかがでしょうか。

アイリスは日本が原産の品種も多いことから、暑さや寒さ、乾燥に強い丈夫な植物です。また、多年草で、一度植え付ければ何年も続けて楽しむことができます。

花のカラーバリエーションも豊富なので、いろいろな色の愛らしい花を咲かせてみてはいかがでしょうか。