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2022年06月22日 18:56 更新

「もし迷子になったらどうする?」に対する子どもの回答が想定外! 一方的に教えるだけじゃなく一緒に考えることが大事だった

迷子になったときの対応についての、ある親子のやりとりが話題です。

「ママとはぐれて迷子になったらどうしますか?」

出先で子どもが迷子になってしまったら、とにかく焦りますよね。親とはぐれてしまったとき、子どもがどう行動すればいいか、事前に話し合っておく必要があります。

大人1人で3人のお子さんを連れて水族館へ行き、一瞬子どもを見失ってヒヤッとしたという さゆ(@sayurice_)さんは、Twitterに「ママとはぐれて迷子になったらどうしますか?」と子どもに尋ねたエピソードを投稿しています。

すると、4歳長女の答えはOKだったのですが、7歳長男の答えに少し不安になったそう。

「だれかそこらへんの人に言う」
「じゃあその人がママ一緒に探してあげるから一緒に外行こうて言ったら?→うーん、行く」
ううっ、たしかにこれはちょっと危険ですよね。

お子さんとはその後もまだまだ話し合いを続け、「まず中ではぐれたらママは外には出ないから、絶対外に出ないでね」と子どもたちに約束。

「まずはお店の人に言うのが一番」「見当たらなければ、子連れのお母さんを探して声をかける」「建物の中ではぐれた場合、外に出ないこと」などポイントを伝えたという、さゆさん。

「今日は水族館だったけど、広い公園だったら、ショッピングモールだったら、とかいろんな場合あるからその都度想定して教えないとなぁと思うけど、どんな人に話しかけたらいいかを子どもたちって判断つかないと思うから、伝えるの難しい」と、まだ試行錯誤は続きます。さゆさんに、お話を聞いてみました。

――このやりとりで心がけたことは?

さゆさん どんな答えが返ってきても第一声で「それだめ!」と否定しないことを心がけていました。

――お子さんの答えを聞いて、どう感じましたか?

さゆさん 普段、「知らない大人について行かないように」など、こういうときはこうしようねという形で一方的に教えていましたが、問題にして子どもに考えて答えてもらうことで、子ども自身も覚えて身に付きやすいのかもしれないと感じました。

――迷子の話のように大事なことを教えるときは「問題です」という方法をとることが今までもありましたか?

さゆさん 普段から「こんなときどうする?」という質問はよくしていますが、今回のように「問題です!」という形で出してみたのは初めてです。普段から、こういうときはこうしようね(道を聞かれたら大人に聞いてくださいと言おうね、など)と話してはいたので、今回は2人がどこまで危機意識があるかと、それぞれ違う意見を持っていそうだなと思ったので、問題という形でそれぞれ順番に答えてもらいました。

――お子さんはどんな様子で答えていましたか?

さゆさん それぞれ自分で考えて話していました。問題を出されることが楽しかったみたいで、「ほかの問題ももっと出して~!」と言われたので、普段の質問や防犯知識の教育も「問題です!」と付け加えるだけで、考えて答えようとするのかもと思いました。

―― 一方的に「~しなさい」と教えられるより、自分で考えて納得したことのほうが、しっかり実践できるかもしれません。さゆさん、大事なお話をシェアしてくれてありがとうございました。

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