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2023年04月11日 18:33 更新

ローズマリーの花言葉|怖い意味もある?名前の由来や特徴

ハーブの一種としても知られるローズマリー。その姿かたちも名前も美しいローズマリーですが、ローズマリーの花言葉は少し怖いという噂も…?ここでは、ローズマリーの概要や特徴、ローズマリーという名前の由来、ローズマリーの花言葉について詳しく解説します。

少し怖い? ローズマリーの花言葉

ローズマリー

名前も花もとてもかわいらしいローズマリーですが、「ローズマリー 花言葉」と検索すると、「怖い」という言葉が併せて出てきます。
いったいローズマリーの花言葉はどのようなものなのでしょう。

ローズマリーには多くの花言葉が設けられており、その中でもよく知られているのが、「変わらぬ愛」「追憶」、そして「あなたは私を蘇らせる」
この「あなたが私を蘇らせる」が、ゾンビや幽霊のイメージにつながり「怖い」と感じさせるのかもしれませんね。

しかしローズマリーの花言葉における「蘇らせる」は、ゾンビなど「死からの蘇り」を意味するのではなく、「記憶の蘇り」を表現しています。
ローズマリーは記憶を活性化させるハーブで、「蘇らせる」や「追憶」といった花言葉はこのローズマリーの効能にちなんだものです。

ローズマリーの特徴

ローズマリー

ローズマリーは地中海沿岸を原産とする植物で、開花時期の4~5月・9~10月には小さな花をたくさん咲かせます。
花の色は白、ピンク、青紫などバリエーション豊富。咲く花によって「ホワイトローズマリー」「マジョルカピンクローズマリー」などの名前がつけられています。

また、ローズマリーは葉や茎が香り高いのも特徴。ハーブの一種として料理に使われるほか、香料としても人気。アロマの精油としても使用されています。

ローズマリーの基礎知識

ローズマリー

・勿忘草の分類…シソ科マンネンロウ属
・原産地…地中海沿岸
・別名…マンネンロウ(万年朗、万年蝋、万年露)
・開花期…4月~5月、9月~10月
・出回り期…通年

ローズマリーの名前の由来

ローズマリーという名前、とても美しい響きですよね。
この名前はラテン語の「ロス(しずく)」と「マリナス(海)」が語源。原産地の地中海に由来しているといわれています。

実は、ローズマリーの名前の由来にはもう一説あり、英語の「rose of maria(聖母マリアのバラ)」が語源というもの。

こちらの説には、聖母マリアが白い花に青い布をかぶせたところ、花が青色に変わったという逸話が。この花というのがローズマリーだったというわけです。

ローズマリーの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
ローズマリーが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

1月13日、1月21日、4月23日、5月9日、5月27日、9月17日、9月20日、10月6日、11月15日、11月22日

戯曲「ハムレット」にも登場するローズマリー

ハムレット

ローズマリーは、イギリスの劇作家・シェイクスピアの戯曲「ハムレット」にも登場します。

ハムレットは、国の王子・ハムレットが実の父の復讐に翻弄する物語。
復讐のため狂気を装ったハムレットですが、その恋人であるオフィーリアはショックのあまり本当に狂気に陥ってしまい、兄をハムレットと勘違いし、兄にむかって「愛しい人、私を忘れないで。」と言いながら花を差し出します。

この花がローズマリー。
愛と記憶の象徴であるローズマリーが、劇中で効果的に使われています。

ローズマリーは結婚式・結婚祝いにもぴったりの花

結婚式

ハムレットのエピソードは少々悲しいものでしたが、ローズマリーの「変わらぬ愛」という言葉からも、ヨーロッパでは古くから愛と忠誠の象徴として結婚式にローズマリーが使われてきました。

日本の結婚式でもローズマリーが飾りとして用いられることがあり、ブーケやウエディングケーキの飾り、また結婚式のお料理のハーブとして使われます。

結婚祝いに、花言葉を添えてローズマリーをプレゼントするのもよいですね。

ローズマリーはアレンジ自在

ローズマリー

ローズマリーの花と茎をそのまま包んで花束にするのもよいですが、ほかの花と組み合わせてスワッグ(壁飾り)にしたり、ドライフラワーにしてリースをつくったりするのもおすすめ。

ローズマリーの葉や茎は清涼感のある香りを放ち、お部屋にも香りが広がります。爽やかな樹木の香りが気分をリフレッシュしてくれますよ。

まとめ

ローズマリーの花言葉に怖い意味はなく、愛や記憶の花言葉をもつロマンティックな花。大切な人に贈ればきっと喜ばれることでしょう。

料理やドライフラワーなど用途が幅広いのもローズマリーの魅力です。
ぜひ毎日の暮らしにローズマリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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