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2021年07月04日 13:30 更新

お手伝いをしたときは、プロセスをほめよう!『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』Vol.2

「すごい!」「ダメって言ったでしょ!」などの言葉が、親子関係や子どもの育ち方に影響するかも⁉ 『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした、オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方叱り方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より、3~12歳向けの具体的な言葉がけ例を紹介します。

【ほめ方】お手伝いをしたとき

ほめ方 お手伝いをしたとき
(イラストレーター:亀山鶴子/ブックデザイナー:西垂水敦・市川さつき(krran))
「お兄ちゃん」だからというのは「~すべき」という大人の勝手な期待の押し付けです。お兄ちゃんらしく、お姉ちゃんらしくふるまわなかったら愛情がもらえないと考える可能性もあります。つまり条件付きの声かけなのです。自覚をもってもらいたいという大人の気もちもわかりますが、子どもにとっては大きなプレッシャーです。
お兄ちゃん、お姉ちゃんという色眼鏡を大人が取り払って、その子自身が考えて行動してくれたことに対して声をかけてあげましょう。

こんな言い方もGOOD!

もっと具体的に

一緒にやったら早く終わったね

自由回答式の質問

お手伝いでいちばんがんばったことは何だった?

書籍『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』について

自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
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(2021/5/12 時点)

「すごい!」「よくできたね!」「さすがお姉ちゃんだね!」
よかれと思って、そんなほめ方をしていませんか?

「ダメって言ったでしょ!」「早くしなさい!」「どうして約束が守れないの?」
しつけのために、そんな叱り方をしていませんか?

「ほめる」「叱る」の声かけ次第で、親子関係や子どもの育ち方に大きな影響が見られます。日本人に多いとされる「自己肯定感」の低い子どもは、謙遜文化による「ほめ不足」が原因ではなく、「非効率的なほめ方や叱り方」が原因かもしれないのです。
注目が集まっているプログレッシブ教育(進歩教育、オルタナティブ教育)の代表格である「モンテッソーリ」と近年最注目の「レッジョエミリア」を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士による、エビデンスに基づく最先端の教育メソッドをほめ方叱り方という「声かけ」に落とし込んだ画期的な子育てバイブルです。

(文:島村華子『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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