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2024年05月23日 06:16 更新

1日2回のデコルテマッサージで、心も楽になる!? 最後は胸に手を当てて…Lilyさんのセルフケア

ストレスフルな毎日で、カラダがこわばってカチコチ。そんな状態に心も沈み……なんてことありませんか? 心とカラダは自分でもびっくりするくらい連動していますよね。

今回は『心とカラダのセルフケア』について、セルフケアプロデューサーのLilyさんの解説をお届けします。

※『カラダをほぐせば、心もゆるむ 自分を愛でるセルフマッサージ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋・再編集

自分を愛でる毎日のセルフケア

毎日のマッサージ

今、私が毎日行っているセルフマッサージはデコルテだけ。
タイミングは2回。朝と寝る前です。

朝は服を着替えるときに、夜はお風呂上がりにマッサージしています。お気に入りのクリームをぬって、手のひらをベタッとつけてフェイスラインの骨のキワ、そして鎖骨にそってマッサージします。
 
朝は「おはよう。今日も一日よろしくね」、夜は「今日もお疲れさま」と自分に声をかけながら行います。夜のマッサージは、ほかにも

・今日うれしかったことや幸せを感じたことは?
・今日悔しかったことや悲しかったことは?
・一日を過ごした自分にかけたい言葉は?


といった問いかけをするのもおすすめです。

時間は約5分。たったこれだけです。

マッサージをしながら、カラダとコミュニケーションします。
毎日カラダをさわっていると、硬いところ、冷たいところ、張っているところにすぐ気づけるようになります。いつもと違和感があるところをさわりながら、「今日はたくさん仕事をしたなあ」「ああ、がんばったんだなあ」と、自分を承認します。すると不思議とよく眠れるんです。

毎日のデコルテマッサージ

STEP1▶︎デコルテまわりにクリームをぬる
左右のデコルテから胸元のあたりにクリームをのばして、朝は「おはよう。今日も一日よろしくね」、夜は「今日もお疲れさま」と自分に語りかける。
STEP2▶︎胸元をグーでほぐす
上半身は左側からマッサージする。右手をグーの形にして左右に動かし、左側の胸元をほぐす。
STEP3▶︎あごから耳にかけてほぐす
フェイスラインにクリームをつけて、左側のフェイスラインの骨のキワにそって右手をぴったり当てて耳まで移動させる。耳下まできたら、右手をピースの形にして耳をはさむように手をスライドさせる。
STEP4▶︎首筋から鎖骨へ老廃物を流す
耳から首の筋肉にそって手を下に移動させて、カラダの中心側にある左鎖骨の端まで老廃物を押し流す。
STEP5▶︎鎖骨まわりの老廃物を流す
鎖骨の上下を指で挟み、溝をお掃除するように、カラダの中心から肩に向かって老廃物を押し流す。
STEP3〜5を3回行う。
STEP6▶︎自分と対話する
右側もSTEP1〜5と同様にほぐす。夜のマッサージは、最後に胸に手を当てて「今日もありがとう」と自分に語りかける。

落ち込んだときのマッサージ

気持ちがズドーンと落ちているときは、まずお腹をマッサージします。

お腹は、悲しいときやイライラするときに硬くなるなど、日々の感情の変化がわかりやすい部分です。そこから自分がどう感じているかを探すように範囲を広げていきます。
さわりながら気持ちが落ち着いてきたら、さらに深く自分に問う言葉を用意しておきましょう。たとえば、次のような質問です。

◦今どんな気持ち?
◦私が今ネガティブな気持ちなのは、なぜ?
◦何が変わったら私はラクになる?
◦課題だと感じていることは何?
◦今までも同じ課題はあった?
◦今までの課題との共通点は何?
◦本当は、どうしたかった?
◦回復するために、今できることはある?

もちろん、すべてに答えをだすのではなく、そのときの状況に合わせて質問を選択してください。じんわりと、浮かび上がってくるあなただけの本音があるはずです。

私自身もよくやってきましたが、つらいことがあったとき、紙に書いて気持ちを整理する人もいるでしょう。でも、いざ紙に向かうとなかなか書くことが浮かばないときもあります。

そこで、紙に書く前にセルフマッサージをしてみましょう。カラダと心がゆるむせいか、するすると書けて、気持ちが整うスピードが上がります。ぜひ試してみてください。

※Lily著『カラダをほぐせば、心もゆるむ 自分を愛でるセルフマッサージ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を一部抜粋・再編集/イラスト:須山奈津希

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※本記事は日々の生活に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます。

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