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2024年03月23日 07:07 更新

これで失敗しない! 子どもの習い事選びに重要な3つのステップ|子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉#4

子どもの将来のために、何か習い事をさせたいと思うパパママは多いものです。子どもが自らやる気になる習い事を見つけることができたらとっても嬉しいですよね! では、親としてどんなサポートができるのでしょう……?

良かれと思って発した自分の声かけが、子どもに響いていないと感じたことはありませんか? 『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(天野ひかり著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、親と子どもの視点の違いについてを4コマ漫画でわかりやすく解説されています。

第4回の今回は、第三章 子どもの力を認めて伸ばす言葉より「子どもの習い事選びで失敗したくない!」をお届けします。

子どもの習い事選びで失敗したくない!

いろいろ習わせてあげたい。でも何を習わせればいいの?

子どもの習い事選び、迷いますよね。それに、「子どもがやりたいって言うから習わせたのに、全然練習しません!」というご相談も多いです。でも、最初から進んで練習するお子さんは、ほんの一握り。よくあるシーンをNGマンガで見てみましょう。

子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉,天野ひかり
子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉,天野ひかり
マンガ:とげとげ。
『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(天野ひかり著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)より

もし、このように習い事を決めていたら、危険信号かもしれません。

実は、このように、「子どもの意思を尊重している」と思い込んでいる方がとても多いです。
「やりたい!」という言葉の真意を、もう一度思い返してみてください。

私は職業柄、世界で活躍するアスリートや芸術家にインタビューする機会が多いのですが、「やりなさいと親から言われたことはない」と言う方がほとんど。裏を返せば、才能を見出すために習わせなきゃと親が焦る必要はなさそうですよ。

それでは習い事を決めるための3つのステップをご紹介しましょう。

① 「スキルを身につけるため」という考えをやめる

ピアノが上手に弾けるようになる。

そろばんで掛け算ができるようになる。
 
クロールで泳げるようになる。
 
こういったスキル向上のために習い事を始めるのは、いったんストップしましょう。

② 「努力の方法を習うため」と考える

「努力の方法を習うために習い事を始める」と考えてみてください。

例えばピアノなら、弾けるようにがんばる努力の仕方を学ぶ機会だと考えましょう。
 
「ほめる」or「挑発する」と、努力できるのか。

「ママと一緒」or「1人」なら、努力できるのか。

「発表の場がある」or「ない」と、努力できるのか。

「ライバルがいる」or「いない」と、努力できるのか。

「夜」or「朝」に練習するほうが、努力できるのか。

などなど、その子に合った努力の方法を編み出す機会と捉えると前向きになれますし、上達しないことで怒ったりイライラしなくてすみ、少し気が楽になりませんか?

それに、怒ってやらせるより、幼いときに努力する方法を身につけてしまうほうが、これからの人生で何事にも自発的に力を発揮できるようになるはずです。

③ 「誰に習うか」を考える

「何を習うか」に議論が集中しがちですが、それよりも「誰に習うか」のほうが重要です。

なぜなら「努力したい!」と子どもが思える魅力的な講師や仲間に恵まれるかによって、習得できるかどうかが変わるからです。

OKマンガを見てみましょう。

子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉,天野ひかり
子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉,天野ひかり
マンガ:とげとげ。
『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(天野ひかり著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)より

OK マンガのように子どもと一緒に見学や体験に参加して、いくつかの選択肢の中から、子ども自身が選ぶことが大切です。子どもが選びやすいように、親は情報を整理してあげるといいですね。しかし子どもは親が何を習わせたがっているのかを忖度します。ですから親の気持ちや価値観はひとまず横に置いて、情報だけを伝えることが大切です。

自宅と教室の道を、実際に一緒に歩いてみるのもいいですね。

失敗しない先生選びのポイント

親が勝手に教室を決めるのはNGです。そして何より、子どもが習いたいと思える先生を選ぶことが重要です。なぜなら相性があるから。

先生には厳しい指導を求めたいと親が思っても、子どもがやる気を削がれてしまっては意味がありません。子どもがやる気になる(努力できる)ポイントを見極めて先生にお任せできるといいですね。

習い事の楽しさがわかっていても、自由度が低いと楽しめないお子さんもいます。

マンガのような場合、課題曲を先生がシステマチックに決めるのではなく、子どもが弾きたい曲を決められる、柔軟性のある先生の教室を選ぶといいですね。決められた課題では練習しない子どもも、好きなことなら努力を惜しまずにがんばれるはずです。

この過程で、努力する方法を身につければ、その後は決められた課題も練習してできるようになっていくはず。

逆もまた然りで、先生に決めてもらったほうが、安心して取り組める子どももいます。

親が事前に相談して、一緒に進められる先生かどうかを判断してください。

OKマンガに登場するA先生は、優しそうで一見よさそうですが、もし子どもとのコミュニケーションよりも親を優先してしまうような場合はNGです。

目の前にいる子どもよりも親のほうを意識していたり、親に向かって話をしたりする先生は、後々うまくいかないことが多いので、避けましょう。

もちろんお子さんが決めた習い事でも、うまくいかない場合もあります。
 
でも、努力する方法を模索するためだと思えば、気が楽になりませんか。

それに、やらせてできるようにするよりも、どんなときに子どもがやる気になるのか、どんな言葉で乗り越えられるのかが見えてくると、親子で一緒に努力できるようになると思います。

それこそが身につけたい力なのではないでしょうか。

何を習うか(スキル)よりも、 誰に習うか(努力する方法)を子どもが決めよう

子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉,天野ひかり

(著:天野ひかり『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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