幼児の「うがい」はいつから始める?注意点やおすすめの教え方

幼児の「うがい」はいつから始める?注意点やおすすめの教え方

あらゆるものに触れたがる幼児だからこそ、菌を落とすための手洗いうがいは徹底させたいところです。しかしうがいは、手洗いと比べて見落とされがちな上に、教えるのも一苦労。習慣づけるのがなかなか難しいかもしれません。そこで今回は、幼児へのうがいの教え方をご紹介しましょう。


幼児こそ、うがいは大切!

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手洗いとセットで聞くことが多いうがいですが、実は幼児にはうがいが非常に大事なのです。はじめに、なぜうがいが重要なのかの理由と、幼児がうがいをする際の注意点をお伝えしておきます。

実はこんなに大切!幼児のうがい

うがいをすることで得られる効果は多々ありますが、何より「菌を洗い落とす」という効果が重要視されています。これは、常に菌と一緒に暮らしているからこそ大事なのです。私たちが生活する空間には、数えきれないほどの細菌が漂っており、それらが体内に入ってくるリスクは非常に高いです。

そのため、うがいをすることで喉を洗浄し、口内に入った菌を洗い流すことが大切です。特に幼児は、好奇心旺盛なのでとにかくいろんなものに触れて、それを口に持っていきたがります。場合によっては、それを口の中に入れてしまうこともあるでしょう。細菌だらけのものを口内に入れることは、菌を食べているのと同じようなことです。その結果、幼児は口内から病原菌に感染するリスクが高いと言われています。さらに保育園などでは、集団生活を強いることになるので、より菌がうようよしていることでしょう。大人にも効果の高いうがいは、幼児にも効き目抜群なのでぜひ覚えさせたいところです。

幼児のうがい、いつから?注意点は?

一般的に、口の中を洗浄するだけの「ぶくぶくうがい」ならば、3歳児の50%ができると言われています。4歳児の場合は75%と、できる子の割合が高いです。私たち大人がするような「ガラガラうがい」になると、上を向くため幼児には難しく、3歳児でも25%の子しかできません。あまり早く練習を始めても、幼いとなかなか覚えてくれないことが多いので、うがいの練習は大体2歳、3歳頃から始めると良いでしょう。

また、このようなデータを見ると「うちの子はまだうがいができないから、少し遅れている?」と不安に思ったママさんもいるかもしれません。しかし大きな心配は無用です。うがいのマスターには個人差が出やすいのです。ぶくぶくうがい自体も、口の中を動かす運動になるので、毎日練習を続けていれば自然と上手になりますよ。

●日本歯科医師会ホームページ「生活歯援プログラム」https://www.jda.or.jp/dentist/program/pdf/ugai_renshuu.pdf

とっておきのうがいの教え方

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うがいのやり方を教えるのは、相手が大人であっても難しいことです。なかなか言葉では伝えにくい動きだからこそ、一緒に実践してお手本を見せてあげた方が上手くいきます。上手にできるまで時間がかかるかもしれませんが、根気強く教えていきましょう。

練習のポイントは?

うがいには、「ぶくぶくうがい」と「ガラガラうがい」の2種類が存在します。上を向いて喉を洗浄するガラガラうがいは、幼児にとって難易度が高すぎるので、まずは水を含むだけのぶくぶくうがいを教えましょう。

《ぶくぶくうがいの教え方》
ぶくぶくうがいを教える際は、まず口に水を含むところからスタートしてください。この時もお手本を見せてから、マネしてもらうように進めていきましょう。口に水を含んだら、最初はそのまま吐き出します。「べー」と声を出して吐き出すと、幼児にとっては分かりやすいかもしれませんね。また、「お口の中からバイ菌を逃がしてあげる、バイ菌を外に出す」といったイメージも教えてあげた方が、吐き出しやすくなります。

この動作ができるようになったら次は、口に水を含んだまま数秒間キープさせてください。キープする時間はそこまで長くなくても大丈夫です。あまり長すぎると幼児は我慢できないので、「1、2、3」とカウントして、吐き出すタイミングを明確にしてあげることが大事です。こちらもマスターできたら最後、頬をぶくぶくと動かす練習をしていきます。この「ぶくぶく」は、言葉で伝えるとかえって理解しづらいため、お手本の方が有効です。ぶくぶくという頬の動きがマネできたら、ぶくぶくうがいはできたも同然。歯磨きの際にも必要な動きなので、きっとすぐに覚えてくれるはずです。最初は拙い動きでも、練習を重ねていけば上達していきますよ。

《ガラガラうがいの教え方》
ぶくぶくうがいが完璧になったら、いよいよガラガラうがいを教えていきましょう。注意すべき点は、ぶくぶくうがいができたからといって、すぐにガラガラうがいを教えてしまうこと。ほぼ同時期に2種類のやり方を教えてしまうと、幼児は混乱してしまい、どちらもできなくなる可能性があります。ガラガラうがいは、ぶくぶくうがいに慣れてからで良いので、焦らず時間をかけて覚えさせましょう。

まず、口に水を含んだまま上を向く練習をします。この時、幼児は誤って水を飲むことが多いです。そのような時は、上を向いたまま「あー」と声を出すとコツを掴みやすくなるので、チャレンジさせてみてください。「あー」と声を出すことで、ガラガラと音を出す感覚も同時に感じられるでしょう。上を向いた状態をキープできたら、一度口の中の水を吐き出します。その後は、水を含んだまま上を向き、息を吐く練習です。強く息を吐くとガラガラという音が出ますが、最初は弱くてもOK。感覚を覚えてもらうためには、ガラガラうがいのお手本と、とにかく練習が大事になってきます。このような方法で毎日少しずつ続けていきましょう。

●日本歯科医師会ホームページ「生活歯援プログラム」https://www.jda.or.jp/dentist/program/pdf/ugai_renshuu.pdf

まとめ

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うがいは幼児にとって少々難しい動作になります。しかし、うがいで風邪などの病気を防げる効果は大きいです。免疫力が低く、何でも口に入れてしまいがちな幼少期だからこそ、うがいが大切になってきます。うがいの練習をする際は、幼児が水をこぼしてもいいように、お風呂の中で練習をするとママの負担も少なくなりますよ。教える方は苦労しますが、子供の元気を守るためにもぜひうがいをマスターさせてください。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症についての最新情報は、[内閣官房][厚生労働省]妊婦に関する情報[日本小児科学会]幼児に関する情報など公的機関等で発表されている情報をご確認ください。

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