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2022年12月13日 18:00 更新

新大久保にじいろおやこクリニック 樋口麻子先生|親御さんが自分を大切にできる場所を作りたい

新大久保にじいろおやこクリニックは、小児医療に携わっていた樋口麻子先生が「親御さんの子育てをサポートしたい」と開業した親と子のためのクリニックです。 クリニックは、新大久保から徒歩7分と通いやすい場所に位置します。今回は、樋口先生にクリニックの特徴や診療で意識していることついてお聞きしました。

親御さんをあたたかく迎え入れてくれるクリニック

子育てに不安を抱える親御さんは多いのではないでしょうか? 新大久保にじいろおやこクリニックは、子育て経験者の樋口先生とスタッフが親御さんの気持ちに寄り添いあたたかく迎え入れてくれるクリニックです。

子育て経験者のスタッフが親御さんに寄り添ってくれる

当院のスタッフは、全員子育て経験があります。子育ての楽しさ大変さがわかるスタッフが親御さんの困りごとに親身に寄り添います。どんなに小さなことであっても、「こんなことで悩んでいるの?」なんて言う人はいません。子育てで悩んでいること、困っていることがあればお気軽にご相談ください。

小児内分泌について丁寧な診察が受けられる

私は、内分泌代謝(糖尿病、低身長、甲状腺)疾患を専門として働いておりましたので小児内分泌に関して丁寧な診察を行うことができます。子どもの糖尿病や、甲状腺の病気、低身長など内分泌代謝関連の病気でお困りの際は診察にいらしてください。適切な診療、治療を行います。

カフェで気軽に子育ての悩みを相談できる

子育ては、多くの時間と労力がかかり、様々な悩みを抱える親御さんも多いです。私は、そんな親御さんが「気軽に子育て相談できる場・くつろげる場を作りたい」と考え、カフェを作りました。カフェは、クリニックの2階にあり誰でも利用できます。美味しいドリンク、自家製スイーツ、キッズスペースがあるから子ども連れの親御さんが安心して利用できます。毎週火曜・土曜14時~14時半には、参加費無料で小児科医・公認心理士である私と話せる「あさこ先生とおしゃべりTime」という時間を設けています。おしゃべりTimeでは、普段の診察で話すほどのことではないけどなんとなく気になる子どものちょっとした悩み、親御さんが最近楽しいと感じること、キャリアについてなどざっくばらんに様々な話ができます。ゆるーく色んな話ができる空間になっているので、ぜひお気軽にいらしてくださいね。

クリニックの2階には、誰でも利用可能なカフェが併設されています。
毎週火曜・土曜 14時~14時半には、「あさこ先生とおしゃべりTime」という時間が設けられており先生と子育てについて話をすることができます。
「診療でできない話もここなら気軽にできます。ぜひ、足を運んでみてくださいね」(樋口先生)

子どもの立場になって、考える

「子どもの立場になって考える」ことを大切にしているという樋口先生。
治療の時は、子どもの立場になって声かけを行い子どもが納得して治療を受けれるように工夫しているとのことです。

子どもにも、丁寧に治療の説明を行う

診療では、子どもへの説明を大事にしています。なぜなら、説明を行うと子どもが安心して治療を受けられるようになるからです。たとえば、注射1つであっても目的と注射にかかる時間を説明しておけば注射が終わったあとのことを考えられて安心しますよね。子ども扱いせず説明を丁寧に行うことはとても大事なことだと考えています。

十分な情報提供と選択肢の提示を行う

一言に治療と言っても治療には複数のパターンがあることがあります。そんなときに、治療の方向性を決めるのはお子さんご本人、ママやパパです。医師は、経験と知識から状況を分析して今一番望ましい治療の情報提供を行います。お子さんが治療に取り組めるように必要な情報を十分に提供すること、可能な限りの選択肢をしっかりと提示することを大切にしています。

待合スペースには、動物のイラストが描かれています。子どもが、緊張せずリラックスしながら
診察を待てる環境です。
「親御さんの負担を減らすため、待ち時間短縮(web問診・予約システム・クレジット電子マネー決済)も行っていますよ」(樋口先生)

お子さんの「先生のところなら行く!」という言葉

診療の中で印象に残っているのは、通院されている親御さんに「子どもが『にじいろ先生・麻子先生ところなら行く!先生は待ってくれる。無理やり押さえつけたりしないから頑張れる。』って言うんです」と言われたことです。私は、普段からお子さんの立場になって丁寧に説明を行うこと、話を聞くことを大事にしているのですが、私の思いが子どもたちに伝わっていたんだと感じうれしくなりました。

元気に回復する姿にやりがいを感じる

診療で印象に残っているのは、重症の状態だった赤ちゃんが回復したことです。新生児を専門に診ていた頃、小さな赤ちゃんが重症の状態で運ばれてきて「もう、治らないかもしれない」と感じたことがありました。ですが、治療を繰り返し良くなるのと悪くなるのを繰り返しながらなんとか回復し退院したときは本当に嬉しかったです。やはり、治療を通して子どもが元気に回復していくのをそばでみられたときは医師としてのやりがいを感じますね。

子どもも大事。だけど、自分の時間だって大事。自分を大切にして

最後に、保護者の方に向けてメッセージをいただきました。

自分を大切にすることを忘れないで欲しい

毎日、忙しく子育てに没頭し自分がないがしろになってしまっている親御さんがいます。自分の好きだったこと、やりたかったことを気づかぬうちに忘れてしまっている親御さんがいます。けれど、親御さんだって親である前に1人の人間です。子どもを大切にすることはもちろんとても大切なことですが、自分だって大切です。子育ては忙しく自分の時間を作れないことも多いかもしれませんが自分の好きなこと、やりたかったことにも目を向けて自分自身も大切にする時間を作ってあげて欲しいなと思います。

親子、夫婦、それぞれが認め合う関係づくりを

子育てを一生懸命頑張っているのに、自分が頑張っていると気づけないママ・パパがいます。頑張り過ぎてストレスを溜めてしまっている方がいます。そんな時は、私からみてその方の「すごいところ」「頑張っているところ」を伝えます。そうすると自分を客観視できて、みなさん元気になります。ママやパパの元気はお子さんの元気の源!! そしてママやパパからみてお子さんのすごいところ、パートナーのすごいところを伝えあう。そんな承認の連鎖がうまれるとお子さんの中に「自分が自分でいいんだ」という強い力がみなぎってきます。赤ちゃんの頃からそんな関係性をつくってほしいなあと感じています。子育てや自分らしさで悩んだときはお気軽に当院のカフェにいらしてください。悩んでいる親御さんに寄り添います。

新大久保にじいろおやこクリニック

■診療科目:小児科、小児内分泌代謝科 ■住所:東京都新宿区大久保2-33-34
■電話番号:03-6273-9668
■診療時間:
診療時間
8:30-12:30
15:00-18:00

■休診日:金曜・土曜午後・日曜、祝日
■HP:https://shinokubonijiirooyakoclinic.com/
■アクセス
・「新大久保」駅より徒歩7~9分、「高田馬場」駅より徒歩16分
・「西早稲田」駅より徒歩11分、「東新宿」駅より徒歩10分

(取材・文:株式会社メディコレ

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