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2022年01月22日 11:03 更新

「オムツ交換は汚いからやらない」……からの激変! 大久保嘉人パパの進化ぶりに賞賛

1月21日放送『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、「パパの家事育児の不満」が特集されました。ゲストとして登場したのは、サッカー元日本代表の大久保嘉人さん。坂下千里子さんや千秋さんらとともに、家事や育児、親としての成長の軌跡について語り合いました。

「オムツ交換はやらなかった、汚いですから……」

(photoAC)

番組出演者が“ぶっちゃけ”トークを展開する「せきららスタジオ」のテーマは「パパの家事育児の不満」。

たとえば、生後5ヶ月の子を育てている視聴者からの「夫がオムツ替えは積極的にやろうとしない」という不満が紹介されると、大久保さんは「(夫の気持ちは)よくわかりますね。ぼくも一切やらなかったです、やっぱり汚いですから……」と苦笑。MCの設楽統さんも「男性はパニックになりますよね」と同調すると、坂下さんと千秋さんから「こっちも嫌だし!」と厳しいツッコミが入りました。

4兄弟のパパである大久保さんですが、かつてはまったく子育てに関与しませんでした。オムツ交換が必要となれば外出中であっても奥さんを呼び戻し、さらには離れた場所にあるテレビのリモコンですら子どもに取ってもらっていたというから驚きです。

「子どものオムツ交換で夫に不満をもった経験」についての視聴者アンケートでは、63%が「不満をもったことがある」と回答。この結果に設楽さんは「ぼくもうんちのオムツ交換は妻にやってもらっていた。恐怖ですよね、『うんちか……』っていう。妻に『うんちだよ』って教えるだけ。妻が友だちとの集まりで外出した時は、(赤ちゃんに変化があると)『ミルク!? うんち!?』って恐怖でしかなかったです。でも、お母さんはそれを毎日ですもんね……」と、新米パパ当時の心境を明かしました。

変化のきっかけは「三男との2人暮らし」

しかし大きな転機が訪れます。2021年1月の所属チーム移籍にともない、大阪で小学生の三男と2人暮らしを始めたのです。発売中の書籍『俺は主夫。 職業、現役Jリーガー』(講談社)では、2人暮らしを始めるとき、息子に「父親になって16年経つけど、今まで子どもを病院に連れて行ったことなんてないし、なんもわからんから。『おまえ、絶対風邪引くなよ。熱出すなよ』って最初の時に言った」とつづっています。

まず直面したのが家事の課題。それまで料理を一切やらなかったため、2人暮らし初日にインスタント味噌汁で失敗したそうです。

「味噌を入れずに具だけを入れて、あとはお湯。味噌は手に持っていたんですけど、捨ててるんです。子どもに『お父さん、これお湯だよ?』って言われて……」と振り返った大久保さんに、坂下さんは「1回目は笑えるけど、続くとイラっとするかも」と率直な感想を漏らします。一方、千秋さんは「私はまったく同じミスを20代の時にした。肉まんが真っ黒になったり。最初にみんなできないことは、そんなに責められないと思います!」と共感を示しました。

家事も育児もできなかった大久保さんはここで一念発起。「子どものためにもちゃんとしないといけない」と、サッカーの練習と並行して料理の勉強を始め、今ではキャラ弁を作れるほどの腕前まで上達。かわいいキャラ弁の写真が紹介されると、出演者からは「え~!」と驚きの声があがりました。

現在の大久保さんの得意料理は「魚の煮付け」。「魚の煮付けが食べたくなって、YouTubeを見たり妻に聞いたりしながら作ってみたんです。そしたらすごくおいしくて。子どもの栄養バランスのことを考えて作っています」と、インスタント味噌汁の失敗からは想像もできない急成長ですが、その秘訣について大久保さんは「失敗と思っていないんですよ。次からちゃんとすればいいから」と話しました。

家事の中では洗濯物をたたむのが大好きだそうで、その理由は「干すのは苦手ですけど、洗濯物をきれいにたたんで収納できるとすっきりする」から。「洗濯に対しての先入観が変わりました。妻がすごいことをしているとわかった。洗濯機を3回もまわしていましたから」と、家事を実践したことで、大久保さんの家事や家族に対する考え方は大きく変わっていきました。

子育て全般をするようになった大久保さんは親として子どもの連絡帳にも目を通すそうで、毎日のように「鉛筆が短いので新しいのを持たせてください」「定規がないので持たせてください」と書かれていればすぐに買いに行きます。三男は転校先にすっかり馴染んで、大久保さんは嬉しそうに「(三男が)家に友だち連れてきて。でもお菓子とか買わないといけないじゃないですか? だからお菓子やジュースを買ってきてあげて……」と、思わず“そうそう”と頷くエピソードも次々に飛び出しました。

昨年12月に現役を引退して大阪生活を終え、また家族6人で暮らしている大久保さんですが、1年前と現在とでは大きく変わったのではないでしょうか。

SNSでは「うちの夫にも見せたかった」という感想もチラホラ。「時間がなくてできない」というパパも多いようですが、家事も育児も実践あるのみです。いざ「やらねば」となったときに困らないよう、日頃から少しずつでも取り組んでおくといいでしょう。

4人の息子たちはパパが大好き!

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