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2022年01月06日 11:40 更新

蒼井そらさんが交通事故のヒヤリハット経験。「子ども用ハーネス絶対に使うべき」

タレントの蒼井そらさんが、2歳の双子男児を連れての外出でヒヤッとした年末年始の出来事をブログに投稿し、子ども用ハーネスについて「私はもちろん賛成派でむしろ必要であれば【絶対】に使うべきと思っている」と綴っています。

危うく車に轢かれそうに

蒼井そらさん
出典: https://ameblo.jp
蒼井そらさんオフィシャルブログより

蒼井そらさんは2019年5月に双子の男の子を出産。お子さんたちは「やすし」「きよし」の愛称でブログにもしばしば登場します。1月5日、蒼井さんは「新年早々震えと涙が止まらなかった話。」というタイトルでブログを更新。お正月に子どもたちを連れて実家へ行った際、危機一髪の出来事があったそうです。

蒼井さんの実家は車通りの激しい大きな道路に面しているそうですが、ちょっと目を離した隙にきよしくんが自分で玄関ドアを開けて道路へ。危うく事故になりそうなところ、車が避けてくれて事なきを得たものの……。

「追いかければ、追いかけっこをしてるかの如く笑って逃げていきます。無事で良かったけど、本当にヒヤッとしました。危険な事、絶対にダメな事はしっかり伝えないとなと思うけど、難しい。どこまで伝わったかな。保育園の散歩中など、突然走り出さないのかなってほんと、不思議に思います。」
「震えが止まりませんでした。
あの時反対側からも車が来てたら、、
発見するのがもう少し遅かったら、、
とか考えるともう怖くて怖くて。
泣きながら怒りました。
目を離した私がいけないんだけど。。
しばらく震えと涙が止まらなくて
自分の反省で新年早々どんより。」
「勝手に外に出ないように
見てなきゃいけない玄関で
目を離してしまった私のせい。
実家の玄関は子どもでも容易に開けられる
軽い扉なの。
鍵も勝手に開けられちゃう。
はぁ、、、と今思っても怖い話。
無事で良かったです。」
(蒼井そらさんオフィシャルブログより)

出典: https://ameblo.jp

「ほんとに一瞬」年末、保育園のお迎えでも……

さらに蒼井さんは5日、年末にも同じようにヒヤッとする出来事があったため、「割とマジに子ども用ハーネスを買おうかと思った話。」というブログ記事も投稿しました。

年末、保育園最終日にお迎えに行った時のこと。双子のお迎えであっても蒼井さん1人でお迎えに行くことは何度もあり、そのときも「平気でしょ」と思っていたものの、やすしくんがまるで追いかけっこをしているかのように笑いながら全力で道路の方向へ走っていきーー。

蒼井さんはきよしくんと手をつなぎ、保育園帰りの大量の荷物を持っていましたが、きよしくんと荷物を置いて慌ててやすしくんを追いかけ、道路に飛び出す前につかまえたそうです。

「なんで、手を離してたって話なんだけど
覚えてはいない。
とにかく【きよし】と手を繋ぐのも
必死だったはず。
道路に出る前に掴んで振り返り
【きよし】はその場で立ったまま
待っててくれたから良かったけど
もし、同じように走り出してたらもう
どうして良いか分からない。」
(蒼井そらさんオフィシャルブログより)

出典: https://ameblo.jp

活発な幼い双子と、保育園最終日の大荷物。1人で抱えるには大きすぎますよね。しかもその後、車に乗るためにドアを開けるには、一旦、子どもたちどちらかの手を離さなければならず、足の間に挟んで確保したつもりが、また逃走。

「一瞬よ。
ほんとに一瞬。
1人を足の間に挟んで離すが脱走。
車と車の間の狭い隙間を走り抜けるわけ。
思い出すだけでもゾッとする。
1人を追いかければ、1人が脱走。
『行かない!ストップ!』
と叫びながら言うけど聞こえているのか
そもそも理解してるのか
そんなのも分からない2歳児双子。
マジで怖かった。
やっとの思いで車に乗り込んだけど
しばらく動けなかった。
心がポキッて折れちゃってね。。。
もう怖くて怖くて。」
「車の周りを走り回るんだけど
曲がった瞬間に
一瞬だけど目の前から姿を消すわけ。
その先にどこに行くのか予想つかないし。
振り返ってもうひとりがいなくなってたり。」
(蒼井そらさんオフィシャルブログより)

出典: https://ameblo.jp

駐車場での追いかけっこがあまりに危険なことは、大人ならば自明です。でも、子どもたちにはまだそのことが理解できていません。このとき蒼井さんは、「初めて、これがハーネス案件だって思った出来事。」だといいます。

毎日の保育園の送迎を複数人の大人ですることは難しく、また、イヤイヤ期にさしかかっているのか車に乗るのをひどく拒否することもあるという双子たち。命を守るためにはハーネスが必要かもしれません。

蒼井さんは双子を出産したときからいずれハーネスを使うだろうと予感しており、ハーネスに否定的な意見があることは知っていても自身は賛成派。にもかかわらず、なんとなく抵抗感があって今まで使っていなかったそう。ただ、こうした危機を身近に感じ、これからはハーネス使用を検討しているそうです。

「この時代でも、子ども用ハーネスに対して
否定的な想いを抱く人がいる世の中なのは
充分に分かっているのですが
やはり、子どもの命には変えられないよなぁと
私はもちろん賛成派でむしろ
必要であれば【絶対】に使うべき
と思っている」
「良いハーネスがあれば教えて下さい(切実)」
(蒼井そらさんオフィシャルブログより)

出典: https://ameblo.jp

事故や迷子を予防する子ども用ハーネス

(photoAC)

子ども用ハーネス(迷子防止ひも)は、急な飛び出しや、人ごみでの迷子防止などに役立つグッズです。これについて「犬のリードのようで虐待的だ」などと見た目を揶揄し批判する声もありますが、まだ交通ルールを理解できない小さな子どもの安全を守るためには有効といえるでしょう。

警察庁交通局の発表している「幼児・児童の交通事故発生状況」[*1]によると、過去10年の交通事故による幼児(未就学児・就学児)の死者及び重症者数をまとめたデータから、歩行中が65%、自動車乗車中が26%、自転車乗用中が7%であることがわかります。チャイルドシートの装着や子ども乗せ自転車で安全に走行することはもちろんとても重要ですが、歩行中の事故もこれほど多いのです。また、「幼児のひとり歩き」は35%、「飛び出し」は20%と特に多く、対策が必要です。

子どもが道路に飛び出しそうになってヒヤッとした経験のある親は多いでしょう。車や自転車に気をつける、道路を走らない、信号を守る、横断歩道を渡るなどなど、歩行中のルールを教えることは大切ですが、1~2歳の幼い子どもにはまだ理解が難しいですし、3歳を過ぎても親の手を振りほどいてしまうことはあります。そもそも子どもというのは大抵、おとなしく大人の言うことを聞くものではありませんよね。

ただ、ハーネスを使用していても、紐を長く伸ばしていると危険です。他の通行人や道端のものに絡まったり引っかかったりする可能性もあります。また、紐を急に強く引っ張ると転倒のリスクも。ハーネスはあくまでも予防策であり、子どもから目を離して放置しても安全を約束するような道具ではありません。大人が子どもとできるだけ手をつなぎ、近くから離れないことを前提として、安全を意識しながら使いましょう。

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