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2022年10月06日 15:31 更新

「仕事と子育ての両立が大ピンチ!」なときどう対処した? ママたちのリアル体験談と打開策

仕事と育児の両立は、共働き家庭の永遠の課題。どれだけがんばっていても、「もうムリ!」「打つ手がない!」という瞬間がたびたび訪れます。そこで、ピンチのときにほかのママたちはどのようにして問題を解決しているのでしょうか。アンケート結果から方法を探ります。

仕事と育児の両立をするにあたり、「詰んだ!」と思った瞬間と、そのときの打開方法を教えてください。
(イラスト:まちこ @achiachiachico

自分でなんとかするしかない!

仕事と育児の両立で一番の難敵は、子どもの病気。乳幼児のうちは、風邪をひいたり感染症にかかったり、何かと体調を崩すのが子育てあるあるです。園に通っていると、インフルエンザ、ノロウイルス、手足口病など、次々に病気をもらってくることも。医師の診断がなければ登園できない指定感染症にかかると、時間も手間がかかります。パパの協力が得られない、ほかに助けてくれる家族がいないママは、ひとりでなんとかするしかないのが現状。多くのママが力技で乗り切ったようですが、2人の子どもなんだから、パパにも同等に対応してもらいたいですね。

誰にも頼れなくて詰んだ!

子どもが病気になったとき、もっとも頼りにしたいのは夫。でも、男性が休暇を取得することについて、まだまだ取りづらい空気があるようです。大事な仕事をかかえているのは夫も妻も同じはずなのに……。

国は労働者の権利として、就学前の子どもがいる労働者に対して、「子の看護休暇」を認めています。もちろん男性も取得可能ですし、配偶者が専業主婦(専業主夫)でもOK。病気の看病以外に、子どもの予防接種や健康診断に行くために取得することも可能です。会社も子育てに積極的に協力してほしいですね。

困ったときの親頼み

本当にどうしようもなくなったときには、自分の親に頼っている家庭もありました。近くに住んでいる親もいれば、遠方から駆けつけてくれる親も。本当に感謝の気持ちしかありません。自分の子どもが大人になって子育てするときは、同じように助けてあげたい……というより、もっと子育てしやすい世の中になっているといいですね。

解決策が浮かばないことも……

仕事と育児を両立するためには、子どもを預ける場所があることが大前提。ところが、そもそも預け先が見つからない! という状態に陥ってしまったママもいました。親に預けようにも、哺乳びんを拒否されるとママしか対応できなくなってしまいますし……。子育て家庭が窮地に立たされたとき、一刻も早く社会に助けを求められる仕組みづくりが急務です。

まとめ

アンケートの結果からは、「詰んだ!」と感じてもなんとかするためにがんばっているママたちの姿が浮かんできました。誰にも頼れない状況が何度も続くと、「仕事を辞めようかな」と考えてしまうママもいるのではないでしょうか。仕事と育児を両立させなくてはならないのは、ママもパパも同じ。まずは夫婦間での分担やルールを決めておくこと。そして、祖父母の協力や行政のサービスを駆使して仕事を続けられるように、緊急時のオペレーションについて対策を立てておく必要もありそうです。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年12月3日~2022年1月15日
調査人数:108人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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