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2022年08月25日 16:51 更新

【秋はご用心】子どもの体調管理に悩むパパ・ママは2人に1人! 体調を崩しやすくなったタイミングは7割以上が「保育施設入園時期」

江崎グリコは8月23日、全国の1~3歳の子どもを育てる20~30代の働くパパ・ママを対象に実施した「1~3歳のお子様の体調管理に関する調査」の結果を発表しました。

毎日の子どもの免疫対策、「何をしたらいいかわからないが」4割超

江崎グリコの調査によると、「毎日の子どもの体調管理に悩んでいる」と回答した働くパパ・ママは52.5%で、2人に1人が悩みを抱えている結果となりました。

次に、子どもが生まれてから今までで最も体調を崩しやすかった時期について聞くと、「1歳以上~1歳6カ月未満」(39.9%)が最多でした。

この質問で、「ほとんど体調を崩すことが無い」と回答した人以外に子どもが体調を崩しやすくなったと感じたタイミングについて尋ねると、76.5%が「保育施設(保育園・幼稚園・こども園など)の入園時期」と答えています。

さらに、子どもを保育施設に通わせている回答者のみに、子どもの体調不良により保育施設から急に電話がかかってくる「お迎えコール」の経験があるかどうか聞くと、81.5%が「ある」と回答。子どもの体調管理に悩むパパ・ママの実態が浮き彫りになりました。

では、働くパパ・ママは子どもの体調をどのように管理し、気をつけているのでしょうか?

1年の中で、最も子どもの免疫対策を意識する季節について聞くと、「冬」(50.0%)が最も多く、「夏」(8.6%)が続き、年間で意識が低くなるのは「秋」(4.1%)となっています。「季節を問わず意識している」は31.6%でした。

次に、子どもの免疫を高めるために毎日の生活で具体的に取り組んでいることを尋ねると、最も多い回答は「取り組みの必要性を感じているが、何をしていいか良く分からない」(44.9%)でした。

この質問で、「すでに取り組んでいることがある」と回答した人を対象に、子どもの免疫を高めるための家庭での取り組みに関してどう思うかを尋ねたところ、半数のパパ・ママが「それなりにできているが、まだ不十分」と答えています。

理由としては、「手間がかかる」(60.8%)「時間が無い」(51.4%)が多く挙がっていることから、仕事・家事・育児に忙しいパパ・ママは、子どもの免疫対策の必要性を感じつつも、適切な対策方法が見つからず、手軽に取り組める方法を模索しているようです。

それに関連して、「子どもの免疫に不安がある」と回答した人に対し、感染症に対する免疫対策として大切な3つの要素である「運動」「食事」「睡眠」それぞれの不安の有無を聞くと、「食事を通した免疫対策に不安がある」と回答した人は83.3%で、「睡眠に不安がある」(66.0%)「運動に不安がある」(59.9%)を大きく上回る結果となりました。

また、「子どもの免疫を高めるために、毎日の生活で具体的に取り組んでいることはありますか」という質問で、「すでに取り組んでいることがある」と回答した140人に、子どもの免疫を高めるために取り組みたいと思っているが、十分に取り組めていないものを尋ねたところ、1位は「免疫力向上が期待できる食品をとらせる」(24.3%)、2位が「バランスの良い食事をとらせる」(22.1%)でした。

働くパパ・ママは、食事を通した子どもの免疫対策に不安があり、日常的に家庭で取り組むことへのハードルを高く感じているようですが、子どもの免疫に関する知識はどれくらいあるのでしょうか?

そこで、「免疫発達期」について知っているか尋ねたところ、70.0%が「良く知っている」「ある程度知っている」と回答しました。

「免疫発達期」について、江崎グリコは以下のようにまとめています。

生まれてすぐの赤ちゃんは免疫がまだ発達しておらず、おなかの中にいるときに胎盤を通して免疫成分を受け取ったり、母乳を通して受け取ったりすることで、お母さんの力を借りて免疫力を発揮しています。しかし、成長していくにつれて、母親からもらった免疫が徐々になくなり、自分自身の免疫をつくる力を少しずつ発達させていきます。このような免疫がしっかり発達するまでの時期(=「免疫発達期」)は子どもの発育の為に大切な期間ですが、ウイルスや病原菌への感染が心配になる時期でもあり、特に1~3歳頃は感染症にかかりやすいといわれています。

出典: https://prtimes.jp

赤ちゃんは母乳を通して免疫成分を受け取りますが、その母乳には元気でつよいカラダづくりをサポートする成分「MFGM(Milk Fat Globule Membrane/乳脂肪球皮膜)」が含まれています。

この「MFGM」について知っているか尋ねたところ、65.7%が「聞いたことがない」と答えました。

「免疫発達期」の認知度は高く、感染症対策が必要な時期として認識されていますが、その重要な成分の1つである「MFGM」については、まだ十分に知られていないことが分かりました。

調査概要

調査名:1~3歳のお子様の体調管理に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象者:20~30代の有職男女
調査対象者数:651人
調査地域:47都道府県
調査期間:2022年7月15日(金)~7月17日(日)
調査主体:江崎グリコ

江崎グリコ
https://www.glico.com/jp/

(マイナビ子育て編集部)

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