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2019年11月28日 10:00 更新

共働き&専業主婦世帯も一致! 夫婦喧嘩の理由の第1位は?

「OsidOri」は、夫婦の家計管理に関する調査を実施しました。

共働き世帯のお金の管理の主流は「分担制」へ

共働き世帯の数は、専業主婦世帯を1990年代半ばに逆転し、2018年には全世帯数の3分の2が共働きになっています。彼らのお金の管理は「分担制」が主流となってきていることがわかりました。

「分担制」とは、自分のお金と家庭に入れるお金を別々にして管理する方法で「共通口座にお金を入れあう」、「家賃や食費等の費目を担当制にする」のようにお金を分担して支出し、残りは各自の自由に。一方で「合算性」はお財布をひとつにして管理する方法で、 夫婦のお金をすべて合算しお小遣いを支給します。

今後も共働き世帯が増加するトレンドが続くとすると、日本の夫婦のお金の管理は分担制が最大派閥になるかもしれません。

「家計を夫婦で一緒に管理できている」は3割未満

家計管理を誰がメインでしているかの質問では、共働き世帯・専業主婦世帯ともに約6割が家計管理を「妻か夫のどちらか」が担い、「夫婦で一緒に管理できている」のは3割に満たないことがわかりました。 また、「どちらも管理できていない」も10%を超えています。

夫婦で「お金の話をもっとしたい」が7割超

夫婦で「お金の会話」ができているかどうかの質問では、共働き世帯・専業主婦世帯ともに4割がお金の会話が充分にできていないと答えています。また、もっとお金の会話をしたいと答える夫婦は共働き世帯、専業主婦世帯ともに7割を超えており、世帯の働き方にかかわらず、今の夫婦の課題感が見えます。

夫婦喧嘩の1位は「お金」絡み

多くの夫婦が夫婦喧嘩をしますが、喧嘩の理由の第1位は「お金について」でした。「家事について」、「育児について」がそれに続きますが、共働き世帯では「家事について」の選択率が相対的に高く出ています。

老後資金への不安も顕在化

老後資金が2,000万円不足しているのではないかと話題になりましたが、それに対し、共働き世帯、専業主婦世帯ともに8割を超える方が不安を感じると回答しました。まだ先のことである一方、現実に不安を感じている方が多いようです。

「OsidOri夫婦の家計調査」

調査方法:インターネット調査
調査対象:日本全国25~39歳の既婚または婚約済みの女性
回答時期:2019年9月17日~9月18日
回答人数:817人

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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