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2019年05月29日 18:05 更新

実は過酷。専業主婦ママの子育て事情

フェリシモの部活動『フェリシモMAMA部』はこのほど、「ママの自分時間についての実態調査」の結果を発表。45%を上回る母親の、平日1 日の「自分時間」が「1 時間未満」であることがわかりました。

平日の自分のために使える自由時間について

この調査は2月25日〜27日、0~2歳の子どもを持つ20〜44歳の母親535名を対象に、インターネットで実施しました。

平日の自分のために使える自由時間について尋ねたところ、約45%が「1日1時間未満」と回答。就業形態別で見ると、「自由時間」が1日1時間未満と答えたのは、専業主婦をしている母親が48.8%と、最も多くなっています。

一方、2時間以上の自由時間が取れているのは、フルタイムで働いている母親(29.3%)で、専業主婦をしている母親は21.0%と最も少なくなっています。

本人と配偶者(パートナー)以外で家事や育児を行う人がいるかを聞くと、「家事・育児」のサポートがない家庭は、全体のおよそ半数。これを就業形態別で見ると、専業主婦をしている母親が59.3%、フルタイムで働く母親の28.4%はサポートがないよう。その差は約2倍です。

本人と配偶者(パートナー)以外で家事や育児を行う人がいるか

また、配偶者との家事分担が「0:10」「1:9」というワンオペ家事・育児は全体の43.3%。

家事分担比率を職業別に見ると、専業主婦をしている母親のワンオペ家事・育児比率は53.6%。全体平均より高く、フルタイムで働く母親の26.7%に比べると、こちらも約2倍の差がありました。

職業別・家事分担比率

次に、家事分担と自由時間の関係を見ると、家事分担をしていない「配偶者0: 自分10」という世帯は、自分時間が「30分未満」という母親が最も多く、約40%にのぼります。

一方、家事分担が「配偶者4以上: 自分6以下」というように、配偶者の家事・育児への関わりが多い世帯は、母親の自由時間が多く3時間以上の自由時間を持てる世帯が、約3割と高い結果です。

「配偶者(パートナー)の家事・育児の分担比率」別の自分のために使える自由時間

自分時間の過ごし方について尋ねたところ、「自分の好きな飲食をする」「買い物」「ネット検索」が多くなっています。中でも、フルタイムで働く母親は「読書」「イベントやワークショップ参加」や「習いごと」などアクティブな傾向が見られました。

「配偶者と2人で出掛ける」「資格取得などの勉強」「習いごとに行く」といった回答は、フルタイムで働く母親と専業主婦をしている母親では、20%以上の差があります。

自分の時間の過ごし方で「よくする」「たまにする」と回答した人の割合

(フォルサ)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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