通塾した中学受験の総額費用は平均約184万円。では個別塾と集団塾ではどっちが高い？ 想定外だった費用は「短期講習代」「入学金」

同社の調査によると、子どもの中学受験の塾代の総額平均は178万4,000円でした。受験する学校数の平均は2.6校で、出願時に支払う受験料（入学検定料）の平均は5万7,317円でした。塾代総額平均と受験料総額平均を合計した、中学受験にかかる費用の平均は184万1,317円という結果となりました。

通った塾のタイプについて尋ねると、「集団塾」が72.8％、「個別塾」が20.8％という結果になり、「集団塾」が多数を占めました。それぞれの塾代総額（3年間通った場合の総額）の平均を算出した結果、集団塾の塾代総額の平均は183万4,254円、個別塾の塾代総額の平均は121万6,346円と、個別塾の方が低い結果でした。

同社では、「基本的には、個別塾の方が授業料は高いといわれていますが（中略）、生徒それぞれの得意・不得意に合わせてカリキュラムを組んでくれるのがメリットなので、苦手科目や単元を強化するために活用しているようです」と分析しています。

続いて、通塾期間と塾代の平均について調査したところ、塾に通った期間の平均は2.5年間でした。通塾期間でもっとも多かったのは「3年間」（38.2％）となっており、塾に3年間通った場合の塾代総額の平均は224万2,147円でした。

中学受験の費用で想定外だった費用については、下記のような声が寄せられました。

調査地域：全国
調査対象：現在中学生の子を持ち、子が中学受験を経験した保護者500人
調査期間：2024年1月24日～2月1日
調査主体：MoneyGeek編集部
調査委託先：アイブリッジ

モデル百貨
https://www.nc-card.co.jp/

（マイナビ子育て編集部）