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2024年03月03日 07:21 更新

【漫画】ひなまつりのちらし寿司、はまぐりのお吸い物…子どもは食べないかもしれない行事食、どうする?『ふうふう子育て #113』

ひなまつりに、ちらし寿司などの行事食を作るかどうかで迷った青鹿さん。何しろ娘・ふーみんは食べ慣れていない食事が苦手で、作っても全く食べない可能性が。でも自分は食べたいし……。そんな時、夫が言ってくれた言葉とは?

夫婦で楽しむ行事食もよきもの

「やってあげた」と思わなければ心穏やかに過ごせる!

子どもの頃には親にしてもらっていて、1人暮らしをするようになってから全くやらなくなり、そして娘・ふーみんが生まれてから久しぶりにやり始めた年中行事……それはひなまつりです。

ふーみんも2歳になり、年齢的にはいろんな行事食が食べられるようになりました。が、しかし、ふーみんはとっても偏食です。気分によっては普段の食事さえ食べないのに、見慣れない&食べ慣れない味の行事食はほぼ確実に食べません。

ひなまつり向けの食材がたくさん並ぶスーパーの棚を見ながら、「ひなまつりを行事食でお祝いしたいけど、ふーみんが食べないとイラっとしてしまいそうだから……やるべきかやらないべきか……」と悩んでいました。

一緒に買い物していた夫は、そんな私の言葉をうけて「やればいいじゃん」と一言。「やりたいのなら、自分のためにやればいいのではないか?」と言ったのです。「え? でもひなまつりは子どものための行事じゃないの?」と答えたら「でも行事をしたいのはユウなんだよね?」と。

確かにそうです。ふーみんから「ひなまつりを祝ってほしい」と頼まれたわけではありません。
夫は「子どもが喜ぶかどうかを主軸やゴールにしてしまうと、そうでなかったとき親子でしんどくなるから、自分を軸に楽しんではどうだろうか」とも。

そう言われて、その通りだなと思いました。「あなたのため」「やってあげた」で動くと、相手が意にそぐわない反応を示した時に、イライラしたりしんどくなったりしてしまいます。

折角のお祝いや楽しい行事なのに、親子で疲弊するのでは面白くないし、相手がどう思うかは自由だということに気づきました。

夫は「もしも自分のためだけだとつまらないなら、僕も入れて。行事食、好きだよ」と言いました。幸い、夫はどんなご飯も喜ぶタイプ。夫婦2人で楽しんでもいいなと思いました。

そしてひなまつり当日。大人が大好きな海鮮ちらし寿司を作りました(一応、ふーみん用に海鮮抜きのミニちらしも作りましたが、ついでなので負担はゼロ)。

夫の好きなおかずに、ふーみんが普段よく食べているうどんも用意して、ひなまつりの食事のスタート!

自分が大好きな食材ばかりの行事食にしたおかげで、とっても楽しく食べられました。案の定、ふーみんはちらし寿司を食べなかったのですが、そこをゴールにしていなかったので、心穏やかに「まぁ、そうだよね(笑)」と受け流すことが出来ました。

子どもの行事だからといって、子どもが喜ぶことありきでがんばりすぎないこと。そして「行事をしたいのは誰なのか」ということをちゃんと自覚しておこう。そう思った出来事でした。

投稿募集

楽しいひなまつり! こんなご飯作ったよ、我が家はこんなお祝いしたよ、などというエピソードがあればぜひ教えてください。

#我が家のひなまつり #ふうふう子育て

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 次回更新は、3/10(日)の予定です。どうぞお楽しみに!

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(編集協力:大西まお)

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