ライフスタイル ライフスタイル
2023年12月24日 07:21 更新

【漫画】おもちゃに男の子用・女の子用はない時代。まだ好みがわからない場合、何をプレゼントしたらいい?『ふうふう子育て #103』

近年、おもちゃ売り場は、男の子用・女の子用で分けられておらず、性別に関係なく自由に選べるようになっているお店が増えています。青鹿夫妻は、最初なんとなく「女の子だし、かわいい人形でも」と思っていましたが、売り場を見て考え方を変えることに。

子どもは親の予想を超えてくる!

今まで自分も性別に合わせてプレゼントを選んでいたけど…

楽しいクリスマスの到来! クリスマスといえば、やっぱり子どもへのプレゼントですよね。

娘・ふーみんが0歳の時は産褥期で立ちあがることも困難だったのでスルーし、1歳の時は親があげたいと思った積み木をプレゼントをしました。

そして2歳のクリスマス。おもちゃの好みも広がってきたものの、まだ明確に「これ」といった好みが見えないふーみん。何をプレゼントしていいかわからず、とりあえずおもちゃ屋に行ってみることにしました。

クリスマス時期のおもちゃ屋さんは、普段以上にたくさんのおもちゃであふれています。昔からある定番おもちゃから、最新のおもちゃまでズラリ! ふーみんへのプレゼントも簡単に見つかるだろう……とたかをくくっていたのですが、あまりにもたくさんあるのですごく迷うこととなったのです。

当初、私たちは安易に「女の子だし、かわいい人形とかがいいかな」と思っていたのですが、昨今のおもちゃ売り場はジェンダーロールを押し付けないよう「女の子用・男の子用」などといった区切りではなく、「かわいい・かっこいい」で分けられていたり、混合になったりしていました。

そして売り場を自由に飛び回っている男の子も女の子も、性別を気にすることなく、自由に自分の好みで決めている様子。「男の子といえばこう」「女の子といえばこう」と決めつけられていなくて、いいなあと思いました。

私たちの世代は「女の子といったらこれ」みたいなものが多く、私も自分の親から「女の子なのだからこの色にしなさい」「それは男の子用で、あなた向けじゃないよ」と言われて育ち、もっと自由に選べたら……と思うことが多々あったからです。

しかし、無限に選べるということは、何を選べばいいかのとっかかりがなく、それはそれで途方に暮れてしまいました。さらに、今まで自分が性別によって無意識のうちに子どものものを選んでいたことに直面し、ふーみんに対して窮屈で古い価値観を押し付けてしまうのではないか、と考え込んでしまったのです。

そうして気づいたのは、「ふーみんがどう思うかは現時点ではわからない」ということ。それなら、自分たちは「わかっていないこと」を自覚した上で贈り物を選ぼうと決めました。一番危ういのは「自分は我が子を100%理解できている」と思い込むことだと思います。

たとえ我が子でも、ふーみん個人のことはふーみんにしかわからない部分があるはずです。本人の好みやほしいものができた時に受け入れたり、否定しないようにしようという話になりました。

ということで、好みのわからない今回のプレゼントは、漫画家夫婦らしく一緒に楽しめそうなお絵描きボードに決定。

悩みに悩みぬいて選んだおもちゃ。願わくは気に入ってくれますように……! とクリスマス当日にプレゼントしたのですが、なんと渡した直後にお絵かきボードの上でジャンプされ、一部分だけ黒々として描けなくなってしまいました。子育ては、予想外の出来事の連続ですね!

投稿募集

子どもとのクリスマスは思い出深いものですよね。そこで素敵なクリスマス、大変だったクリスマスなど、思い出深いエピソードがあったら教えてください。

#子育て中のクリスマス #ふうふう子育て

※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。https://marshmallow-qa.com/aoshikayu
※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。

======================================

 次回更新は、12/31(日)の予定です。どうぞお楽しみに!

 <<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>

======================================

(編集協力:大西まお)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-