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2023年12月10日 07:21 更新

【漫画】親の課題は食事の提供まで。「食べる・食べない」は子どもの課題?保育園の先生の驚きのアドバイス『ふうふう子育て #101』

離乳食の頃からあまり食事をとらず、青鹿夫妻を心配させていた娘・ふーみん。幼児食になってもあまり食べず、保育園の連絡帳の食事欄は「白米」だけのことも。健康が心配だし、虐待を疑われないか気になってきて……。

園の連絡帳の食事欄を書くのがつらい!

先生の呼び止めに「とうとう来たか!」と身構えたが……

離乳食の時代から食が進まず、幼児食になってもあまり食べないことが多かった娘・ふーみん。

ふーみんの場合、普段は「いらない」と言って食べない料理や食材も、たまに気が向けば食べることがあるので、その「たまに」が来ることを願って、私は半ばやけくそで様々な料理を作ってきました。

ちなみにレトルトやベビーフード、外食は気が乗らないのかあまり食べないので、作るしか選択肢がありません。ふーみんが食べてくれそうなものを片っ端から作って出し、少しでも食べてくれたら安心する日々。

それなのに保育園の連絡帳の食事欄には「食べたもの」しか書けません。どんなにたくさんの料理を食卓に出しても、食べたのは白米だけという日もあり、そんな日の連絡帳には白米としか書けないのです。

このままでは健康に悪いだけでなく、ネグレクト(育児放棄)だと思われないだろうか、と不安になってきました。いつか先生に「お母さん、食事がこれじゃちょっと……」と言われるのではないかと登園の時間が怖くなり、夫に相談するほど。

そんなある日、保育園にふーみんを送り、さて帰ろうと思った矢先に先生が「お母さん、ふーみんちゃんが給食で比較的よく食べるおかずがあるんだけど、レシピ聞く?」と私を呼び止めました。

私は「とうとう来たか!」と身構え、とっさに「家での食事が足りませんよね。すみません」と謝りました。すると先生は「え⁉︎ 毎日めちゃくちゃ品数たくさん作っているじゃん〜!」と言ったのです。

それをなぜ先生が知っているのかわからなくてびっくりしていたら、どうやら夫が先生に伝えていたようで、「妻が毎日様々な工夫をして、ふーみんの好みを探しています。あの努力には頭が下がる」と言っていたと教えてくれました。夫は夫で、自分が担当している食事介助のコツが知りたくて先生に相談し、その中で私の話題を出したそうです。

「だから、お母さんはこれ以上頑張らなくていいのよ〜(笑)。食べる食べないは、お母さんの課題じゃなく、ふーみんちゃんの課題だからね」と先生は言いました。

ふーみんの課題……?  子どもがしっかり食べないのは親のせいだと思っていた私は目からウロコ。

「親にできるのは作って提供するところまで。食べる食べないは子どもがすることでしょ? だから、子どもの課題だよ。お母さんはお母さんの課題をちゃんとクリアしているんだから、これ以上できることはないわよ〜」と先生。

今まで、食事に関して、子育て支援室などさまざまな場所に相談にいったりした経験があったのですが「ふーみんの課題」と言われたことは一度もなかったのでとてもびっくりしました。

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#子育てのアドバイス #ふうふう子育て

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 次回更新は、12/17(日)の予定です。どうぞお楽しみに!

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(編集協力:大西まお)

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