【アイデア満載！】簡単・美味しい♪ヨーグルトを使ったスイーツレシピ

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

お腹やお肌にうれしい成分が豊富なヨーグルトは、そのまま食べることが多いかもしれませんが、スイーツの材料としてもオススメです。爽やかな酸味とコクが使いやすく、ほかの食材との組み合わせやすい使い勝手のよさが魅力。水分量を調整すればクリームチーズの代用としても使え、カロリーや費用を抑えることもできますよ♪

ヨーグルトも種類や味は多種多様ですが、今回は材料として使いやすいプレーンヨーグルトを活用した使い方をご紹介します。メーカーによって固さや味も変わるので、普段お使いのヨーグルトに合わせて調整してみてください。

食材として使う場合は、そのまま使うこともできますし、水分を減らして（水切りして）使うこともできます。メニューやどのような仕上がりにしたいかによって使い分けます。

ヨーグルトの水切り方法
ボウルにザルを重ねてキッチンペーパーを2～3枚敷き、その中にヨーグルトを入れて冷蔵庫でひと晩置けば、水分が抜けてクリームチーズのような食感と味わいに。水を切る時間によって固さは変わるので、お好みで時間調整してください。

抜けた水分は栄養豊富なホエーと呼ばれるもの。捨てずに料理に使ったり、ドリンクに混ぜたりすると◎。

ゼラチンで固めるひんやりスイーツは固さ調整しやすく、水切りしなくてもそのままヨーグルトを混ぜて作れるレシピがいっぱい。こちらのヨーグルトパンナコッタは、材料をどんどん加えて混ぜていくだけの簡単レシピです。

材料（小さめプリン容器5～6個分）
・プレーンヨーグルト……200g
・生クリーム……100ml
・牛乳……150ml
・砂糖……60g
・レモン汁……大さじ1
・ゼラチン……5g
・水……大さじ2

作り方
① ゼラチンに水を混ぜてふやかしておく。
② 耐熱性のボウルに牛乳と砂糖を入れて600Wの電子レンジで2分30秒加熱。
③ よく混ぜて砂糖を溶かし、熱いうちにゼラチンも加えてよく混ぜて溶かす。
④ ヨーグルトと生クリーム、レモン汁を加えてよく混ぜる。
⑤ とろみが少しつくまでときどき混ぜる。
⑥ 容器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。

※ゼラチンがしっかり溶けるよう牛乳が熱いうちに加えますが、もし冷めてしまったら温め直してから加えてみてください。

※温かいうちに容器に入れてしまうと、分離してしまうことがあります。冷めてトロミがつくまでに何度か混ぜてあげると分離しないので、それから容器に入れるようにしましょう。

ヨーグルトの酸味でさっぱり爽やかなパンナコッタは、フルーツのソースやジャムとの相性も抜群。白い色なので、合わせる食材の色も映えます。

色つきのゼリーやフルーツと重ねて2色にしたりしても◎。ガラスの器で作ると側面がキレイに見えるので、重ね方で遊ぶこともできますよ♪

ヨーグルトパンナコッタをベースにして、ブルーベリーやラズベリーなどのフルーツペーストを混ぜたり、手軽にかき氷シロップをプラスしてみても◎。

通常のキッシュの卵液は生クリームを使用しますが、ヨーグルトに置き換えてみると、コクはあるけれどさっぱり味に。パイ生地で作るのはハードルが高いですが、食パンで代用すれば簡単。フルーツをトッピングすればデザートにも軽食にもなりますよ♪

材料（1枚分）
・食パン（6枚切り）……1枚
【具材】
・キウイ……1/2個
・ブルーベリー（冷凍）……6粒
【卵液】
・卵……1個
・プレーンヨーグルト……大さじ1
・砂糖……小さじ2
・レモン汁……少量

作り方
① 卵液の材料を全部よく混ぜる。
② 食パンの端から1cmくらいに軽く切り込みを入れ、その内側を押してくぼみをつける。
③ キウイは皮を切り落として輪切りにする。
④ 食パンのくぼみに卵液を注ぎ、キウイとブルーベリーを乗せる。
⑤ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して4～5分焼く。

※パンの耳がカリッとするまで焼くと香ばしくておいしいですよ！

フローズンヨーグルトは、水切りせずにそのまま混ぜても固めることができるので簡単。生クリームも加えるのでコクはあるけれど、後味の軽い仕上がりです。ラズベリーを混ぜると、キレイなピンクに仕上がりますよ。

材料（1L分くらい）
・プレーンヨーグルト……400ml
・生クリーム……200ml
・はちみつ……150g
・冷凍ブルーベリー……100g
・冷凍ラズベリー……100g
・レモン汁……大さじ1

※1歳未満のお子様が食べる場合は、はちみつを使わず別の甘味料で作ってください。

作り方
① 生クリームを七分立てにする。
② ブルーベリーとラズベリー、はちみつ、レモン汁を和える。
③ ①に②とヨーグルトを加えて混ぜ、耐冷容器に入れる。
④ 冷凍庫で冷やし固める。途中で2回程度混ぜる。

※冷凍ベリーは完全に解凍すると柔らかくなりすぎるので、使う直前に冷凍庫から出すようにしましょう。

加えるフルーツを変えると色や味わいも変わりますが、作り方は同じ。

フルーツ缶を使う場合はシロップも加えると、シャリシャリ感強めの仕上がりになるので、こちらもお好みでアレンジしてみてください。反対に、濃厚でクリーミーな仕上がりにしたい場合は、ヨーグルトを水切りして使ってみてくださいね。

生クリームにヨーグルトを加えると、コクがあるけれどさっぱりと爽やかなクリームになります。同じような酸味ですが、クリームチーズを使うよりもグッと軽やかに。

しっかり水切りしてから使えば、クリームも扱いやすい固さになるので、ケーキのデコレーションも可能。水切り具合や加える量で味や固さも変えられます。

材料（ケーキ1個分程度）
・プレーンヨーグルト……200g（水切りして100g）
・生クリーム……200ml
・砂糖……30g

作り方
① ヨーグルトを水切りする。
② 生クリームに砂糖を加えて六分立てに泡立てる。
③ 生クリームにヨーグルトを混ぜる。

※ヨーグルトの入れる量は、お好みで増減してOK。さっぱりが好きな場合は、もう少し多めに加えてみてください。それに合わせて砂糖の量も調整してください。

絞り出しやナッペもしやすく、ヨーグルトの酸味がフルーツともよく合います。フルーツパウダーやペーストを加えたり、カボチャなどのマッシュを混ぜ込んで、色や味わいを変えてみるのもイイですよ♪

ずっしりとした濃厚なベイクドチーズケーキはおいしいですが、ちょっと重たくてカロリーが気になることも。そんなときには水切りヨーグルトで置き換えてみて。クリームチーズ不使用ですが、コクと酸味のあるチーズケーキ風の味わいが楽しめます。

材料（直径18cmのケーキ型1個分）
・プレーンヨーグルト……400g（水切りして200g）
・生クリーム……200ml
・卵……2個
・薄力粉……大さじ3
・砂糖……80g
・レモン汁……大さじ1
・ビスケット……80g
・無塩バター……40g

※ヨーグルトは水切りして200gとなっていますが、150～200gの間で多少変動しても大丈夫です。水切りしすぎた場合は、水切りで出てきたホエーをヨーグルトに加えて混ぜて調整してください。

※土台用のビスケットはプレーンのものでも塩味やココア味でもOK。クリームがサンドしてあるものでも問題ありません。今回はチョコクリームをサンドしているものを使用しています。

作り方
① ヨーグルトを水切りする。
② ビスケットをポリ袋に入れて細かく砕き、溶かしバターを加えてよく混ぜる。
③ オーブンペーパーを敷いた型の底にしっかり敷き詰め、冷蔵庫で冷やす。
④ ヨーグルトに砂糖を加えて混ぜる。
⑤ 溶いた卵を数回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
⑥ 薄力粉をふるい入れて混ぜる。
⑦ 生クリームとレモン汁を加えて混ぜる。
⑧ 型に流し入れて、180℃に予熱したオーブンで45分焼く。

焼き上がったら型に入れたまま冷まし、冷蔵庫でひと晩置きます。焼き上がりはふわふわっとしていますが、ひと晩経つとしっかりし、味も馴染みます。

しっとり滑らかでチーズケーキの味わいだけど軽やか。りんごやブルーベリー入りにしてみてもイイですね♪

通常クリームチーズと生クリームで作るイタリアンスイーツのカッサータ。濃厚な味のアイスケーキですが、クリームチーズを水切りヨーグルトに変えれば、ヘルシーにカロリーダウン。

材料（18×8cm パウンド型1台分）
・プレーンヨーグルト……400g（水切りして200g）
・生クリーム……200ml
・柑橘系ジャム……100g
・ミックスナッツ……40g
・砂糖……40g

※柑橘系のジャムは、今回はみかんジャムを使用しました。オレンジピールやレモンピールなどでもOK！ ジャムの甘さに合わせて砂糖の量を調整してください。

作り方
① ヨーグルトを水切りする。
② 生クリームに砂糖を入れて泡立て、七分立てにする。
③ ヨーグルトと生クリームを混ぜる。
④ ジャムと刻んだナッツを加えて混ぜる。
⑤ オーブンペーパーを敷いた型に流し入れて、表面をラップで覆って冷凍庫で凍らせる。

※オーブンペーパーは大きめにカットして、生地を流し入れてから、余分な部分を内側に折りたたんで表面を覆うようにすると、霜がつきにくくなります。

冷凍庫から出して直ぐは型から外しにくいかも。側面を手で包んで少し温めると外しやすくなります。オーブンペーパーを引っ張るようにして取り出してください。

水切りした分だけクリーミーだけど、軽くてもたれません。柑橘系ジャムの爽やかさとナッツの香ばしさがアクセントになっておいしいですよ♪

ヨーグルトを使用したレシピは、コクがありながらもさっぱりとした酸味が爽やかで、夏のデザートにぴったりのレシピが豊富！

今回ご紹介したレシピも、水切りをしても、しなくても作れるものも多いです。同じ作り方でも水切りをすれば濃厚でなめらかさが増したり、反対に水切りしないことでさっぱりした味わいになったりするので、いろいろ試してみてくださいね♪