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2023年01月30日 11:51 更新

三児ママ・小森純さんが自分の経験から「絶対必要!」とわかった“出産時マストアイテム”

タレントでネイルサロン経営者の小森純さんが、三男の出産を振り返りながら、分娩の際に「絶対必要」だと感じたアイテムや、パートナーにしてほしいサポートを明かしています。

3人目にして「気づいちゃった」こと

(※画像はイメージです/PhotoAC)

小森純さんは、2011年に実業家の今井諒さんと結婚し、2014年に長男、2016年に次男、2022年に三男を出産しています。このたびYouTubeで、「【自然分娩】第3子出産でわかった“出産時マストアイテム”と“あったら嬉しい夫のサポート”」という動画を公開しました。

「これから出産する方に向けてちょっとでも参考になればいいな」という気持ちで、動画を撮影したという小森さん。まず、出産に立ち会ってくれた旦那さんに「こういうふうにサポートしてほしかったな」って思うこととして、いきむときの体勢サポートや、不安な気持ちに寄り添った言葉かけをしてほしいと話しました。

第三子とはいえ、分娩は毎回異なるもので不安な気持ちには変わりなかったそう。陣痛に耐えながら、「あと何時間かかるんだろう」「夕方には終わるかな、夜には会えるかな」といったふうに、夫に話しかけていたものの、返ってくるのは「俺にきかれても(いつ終わるのか)わからない」とドライな返事で……「じゃなくて励ましてほしい!!」と、小森さん。

「もっと『大丈夫だよ!』『赤ちゃんも頑張ってるから純も頑張ってね!』とかそういう言葉を私は言ってほしかったの。それを求めて聞いてるのにリョウは『いやわかんないけど』、ちょっとドライすぎて。今回そこ残念だったなってちょっと思いましたね」と明かしていました。

また、今回の出産で病院に持って行って良かったものベストは、ホッカイロと充電式の湯たんぽだといいます。ホッカイロは衣服に貼るタイプのものを肌着の腰の位置に貼り、正座の姿勢で湯たんぽを太ももに挟みこんで腟のあたりを温めることで、激しい痛みをなんとか逃がすことができたのだそう。

後陣痛の際にもあっためグッズは大活躍したといい、「おっぱいを吸われるたびに超痛い」と悲鳴をあげるほどだった後陣痛が、お腹と腰をカイロや湯たんぽで温めると「すっごいラクになったの」と振り返りました。

「持って行けば良かった」と後悔しているのは、「甘いもの」。第三子の出産には20時間ほどかかり、小森さんはヘトヘトに。途中、助産師さんから「陣痛始まってからが長すぎちゃって、体力がなくなってるから子宮口が全然開かない。甘いもの持ってない?」と聞かれたといいます。

「チョコレートとかアメとかカロリーメイトとかでもいいんだけど、甘いもの。体力がないから(お産が)長引いちゃって……それを後悔しましたね。甘いものは入院バッグに入れておいてもいいのかなって思いました」。

そして産院が用意してくれたもので非常に感謝しているのが「アロマ」。今まで小森さんは、「なんで出産にアロマグッズを持ってくんだろう、要らないよね、って思ってたけど、いる! これ気づいちゃった」と、実際にアロマを使って感動したそうです。

なんでも、強い陣痛がありながらお産が進まず苦しんでる最中、病室でアロマを焚いてもらうと一気にリラックスして分娩が進んでいったのだとか。香りの効果を実感したのはそれだけでなく、産後の不眠でも役に立ったそう。長男・次男のときも産後は神経がたかぶって眠れなかった小森さんですが、今回は助産師さんに不眠の不安を相談すると「アロマを焚いてみよう」と提案され、結果、「爆睡よ!」。第三子にして初めて、産後に熟睡できたようです。

出産の後の後陣痛って?

妊娠で大きくなった子宮が元の大きさに戻るため収縮し、痛みを感じる後陣痛(こうじんつう)。経産婦は初産に比べて子宮が収縮するスピードが早いために、より後陣痛も強く感じることがあります。

後陣痛のピークは当日から翌日あたり。また、授乳中はオキシトシンというホルモンの影響により、後陣痛がより強くなります。オキシトシンは乳汁を分泌する作用のほか、子宮の収縮を促進させる作用もあるからです。なお、帝王切開による出産でも後陣痛は発生します。

後陣痛は体の回復に必要なもので、痛みをゼロにすることは難しいかもしれませんが、できれば少しでも痛みを和らげたいですよね。小森さんが試したように、お腹周りを温めることは、後陣痛の痛み緩和に効果的なケースがあるようです。必要に応じて湯たんぽやカイロ、腹巻などで温めるなどの方法がありますが、まずは医師や助産師に相談してみましょう。

人によってはクッションやさらしでお腹を多少圧迫することで、痛みが和らぐケースもあるようです。適度なマッサージも、痛み緩和に効果的な可能性があると考えられます。ただし圧迫やマッサージについてもまずは医師などに指示を仰ぎましょう。

また、できるだけリラックスして、心身の緊張をほぐすことで、痛みが軽減する可能性があります。自分が心地いいと思う香りを楽しんだり、好きな音楽を聴いたりすることで、痛みから多少気をそらす効果も期待できるでしょう。

いろいろなことを試しても痛みがつらい場合は、授乳中でも使用できる鎮痛剤の処方も可能ですし、子宮収縮剤が投与されている場合には、その中止が検討されるケースもあります。また、強い痛みが長引いたり、他にも症状があるときなどは、別の治療や処置が必要となる可能性もあります。自己判断で鎮痛剤を服用するなどせず、まずは医師に相談してください。

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