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2023年02月10日 10:16 更新

「ミスしちゃった」は英語として通用しない?する?

「ミスしてしまった」という言葉はよく使われますが、実は「ミス」は海外では通じないこともあります。そもそも、「ミス」に「間違う」という意味はないようです。ではこの「ミス」は、何からきている言葉なのでしょうか?お子さんと一緒に考えてみてください。

ミスはmissから来ていない?

「ミス」だから、当然missという英語が浮かぶのではないでしょうか?
実は英語のmissは、「間違う」という意味ではありません。
「見逃す」という意味合いで使うのです。
好きな曲の歌詞で「I miss You」と聴いたこともあるかもしれませんが、「寂しい、恋しい」という意味でも使われるため、間違った、失敗したという意味で「ミス」と使ったつもりがネイティブには「恋しい」と伝わる恐れもあります。

どうやら日本でいう「ミス」は、英語の「間違う」のmistakeからきているようです。ミステイクの「ミス」で、日本では「間違う」と定着したようなのですが、ちょっとややこしいですね。

では海外では「間違えた!」て何て言うの?

前述したように、一般的にmistakeを使います。
なので「ミスった!」は英語で「I made a mistake!」と使います。
ちなみに、「大きな間違い」はそのまま「big mistake」。「ちょっとした間違い」は「little mistake」と使います。
しかし、「言い間違い」という意味で使うときは、ちょっと違います。
「I said it wrong」「I said wrong」「 a slip of the tongue」などの言い方になるので注意ですよ。

「間違い」の言葉いろいろ

ほかに、よく目にする「エラー」(error)は、コンピューター上の誤りのことを言います。
「問題が起こった」などで使う「トラブル」も、意味合いによっては「problem」「issue」「matter」などの単語を使うようです。

まとめ

元の英語を、独特な使い方で英語なのか日本語なのか分からなくしてしまっている日本人。
今回は「ミス」でしたが、ほかにもびっくりするくらい浸透して、本当にネイティブに通じるのではないか?と思ってしまっている和製英語って多いのです。この機会にぜひ、親子で和製英語を調べてみてはいかがでしょうか?

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