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2023年01月13日 08:03 更新

うさぎは自分の●●を食べる!? 子どもも驚く雑学

2023年はうさぎ年! 絵本やアニメにもよく登場するうさぎは、子どもにとってもかわいい動物の代名詞的存在ですよね。実はうさぎは、その愛らしい姿からは想像できない驚きの生態を持っているってご存じですか?

嘘でしょ……それ食べちゃうの?

うさぎというとにんじんを食べるイメージが強いですが、実際は牧草や人工の餌を食べて育つのが一般的。それらのほかにも、うさぎはある驚きのものを食しています。

それが、自分の●●。

自分の体から出される、あるものを食べているのです。
いったい何かわかりますか?











まさかと思うかもしれませんが、答えは「うんち」。
うさぎは、自分の体から排出されるうんちを食べます。まさに驚きの生態ですよね。

うさぎが自分のうんちを食べるのはなぜ?

うさぎが自分のうんちを食べる理由、それはずばり「栄養補給」のため。
というのも、うさぎのうんちは、人間のうんちとは違うのです。

草食系動物であるうさぎの主食は草。しかし、草の成分はほぼ食物繊維で、生きるのに必要なタンパク質やビタミン、脂肪酸など重要な栄養素は不足しています。
そこでうさぎの体の中では、独自の消化が行われます。

まず、うさぎが食べた草は盲腸へ。
うさぎの盲腸は人の8倍ほどもあり、大きな発酵タンク的存在。
盲腸内では食物繊維が分解され、腸内細菌の働きにより、ビタミンやタンパク質が含まれた「盲腸便」と呼ばれる便がつくられます。

うさぎは、この栄養がたっぷり入った「盲腸便」を食べることで必要な栄養を吸収しているのです。

うんちの食べ方も独特

うさぎのうんちといえば、黒く、小さく、ころころした形が特徴的ですよね。
「うさぎは自分のうんちを食べる」というと、あのころころしたうんちを食べている姿を想像するかもしれませんが、そうではありません。

うさぎが食べる「盲腸便」は、ころころうんちとは別もの。盲腸便は粘り気があってやわらかく、なんとうさぎはその盲腸便をおしりの穴から直接食します。

自分のおしりに口をつけ、出てくるうんちを食べる……なんとも想像し難い姿かもしれませんが、人間の常識で動物を測ってはいけませんね。

まとめ

子どもにとっては少々ショッキングな雑学かも知れませんが、人間とは異なるいろんな生き物の生態を知ることは、興味関心の幅を広げてくれることでしょう。

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