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2023年01月09日 10:02 更新

「早岐」ってなんて読む?長崎県の難読地名

「早岐」という地名、一見、「さき」と読めそうですよね。ところがそうは読まないらしいのです。では何と読むのでしょう。そうき?はやき?親子で一緒に考えてみてくださいね。

正解は…

これは、長崎県佐世保市の一地区の名前なのですよ。
では、どう読むのでしょうか?
正解は……







「はいき」です。
え?早が「はい」?
独特な読み方ですね。

長崎県佐世保の南東部にある一地区の名前が「はいき」です。
早岐の地名の由来は、奈良時代に書かれた「肥前国の風土記」に、大村湾と佐世保湾の海峡の潮が速く流れることから速来といわれ、これが早岐の地名となったようです。
速が早はわかるのですが、来が岐?面白いですね。

早岐周辺には何がある?

早岐駅から5kmの場所には、有名なハウステンボスがあります。
ハウステンボスは、日本一広いテーマパークで、なんとモナコ公国とほぼ同じ広さだそう! 運河と街並みがとても美しく、アトラクションや食事、花などが楽しめる場所です。

早岐駅から車で5分の場所には早岐神社があります。
この神社は、急な坂道に掛かる三本の鳥居を抜けた場所にあります。
御祭神は須佐之男命で、高台にあるため、町並みが一望できます。
川のように流れる早岐瀬戸(はいきせと)がすぐそばを流れています。実は、これは川ではなく海なのです。びっくりですね。瀬戸とは狭い水路のことを言うようです。ちなみに、早岐瀬戸は日本で二番目に狭い海峡だそうです。

え?名字にも?

ちなみに「早岐」って、名字にもあるようですよ。「早岐」姓は、元は肥前国彼杵郡早岐邑である、現佐賀県と長崎県発祥と言われています。地名が姓になったパターンでしょうか?全国で約80人ほど存在し、長崎、佐賀に多いですが、本州でも、山口、広島、名古屋あたりにもいらっしゃるようです。

まとめ

今回は地名ということでしたが、名字にもなっている地名があるようですね。もしかして地名と同じ名前を持つ人が周りにいるのかも?お子さんと調べてみたら楽しいかも知れませんよ。

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