共働き家事 共働き家事
2023年04月09日 09:34 更新

おにぎりを握るときは素手派? ラップ派? 7割以上の支持を集めたのは…

おにぎりは、日本人のソウルフードと言うべき食べ物。お母さんの握った三角おにぎり、お父さんの握った爆弾おにぎり、おばあちゃんの俵おにぎりなどなど、思い入れがある人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はおにぎりの握り方を調査しました。おにぎりを握るとき、あなたはどうしてる?

おにぎりを握るときは?

おにぎりを握るときは?

おにぎりを握るとき、ラップを使用している人が約76%、素手で握っている人は約21%という結果が出ています。残りの約3%は、ビニール手袋を使用している人や、両方を使い分けている人になります。

この数字を意外と感じるか、妥当と感じるか、世代によって受け取り方が違うかもしれませんね。ラップ推奨派と素手で握る派、双方の意見を聞いてみましょう。

ラップ派

衛生的だから

●食中毒予防。(女性/45歳/食品・飲料/製造)

●手の菌が繁殖すると聞いたから。(女性/36歳/医療・福祉/専門職)

●素手は不衛生なのでラップで握る。(女性/36歳/建設・土木/技術職)

ラップ派の筆頭意見は、「衛生的」というもの。手には常在菌がいると言われており、ラップを使うことで、手の雑菌がごはんに移ることを防いでくれます。

手を汚さないため

●手が汚れるのが嫌だから。(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

●手がベタベタするのを防ぐためです。(女性/47歳/漫画家)

●素手だと手の平に米粒がついてしまうからです。ラップで握れば米粒がつくことがないからです。(女性/35歳/金融・証券/事務系専門職)

ごはんで手がべとつくのがイヤ、手が汚れる、という意見もありました。

ごはんをべたつかせずに握るためには、ちょっとした工夫が必要です。たとえば、酢と水を混ぜた手酢(てず)を少しだけ手につけて握る、ごはんを少し冷ましてから握る、という工夫をすると、素手でもべたつきが軽減されます。湿らせた手に塩をつけて握るとうまくいきますよ。

ただ、朝の忙しい時間、おにぎりを握ったあとで手を洗うのは面倒かもしれません。ラップを使えば、すぐに次の作業に移れます。

握ったあとを考える

●握る前に手を洗っているが雑菌が心配なのと、そのまま包んで子どもや夫のために冷蔵庫に入れておけるため。(女性/35歳/医療・福祉/事務系専門職)

●お弁当箱に入れやすいから。(女性/49歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)

●そのまま仕事にもっていくから。(女性/34歳/医療・福祉/専門職)

おにぎりは、握ったあとも重要! ラップを使って握れば、そのまま包んで職場に持っていくことができますし、お弁当にも入れやすいです。

冷凍しておこう! というときも、そのままでOK。握ったあとの便利さを考えてのラップ使用です。

握りやすさ優先

●手荒れがひどく、塩が手にしみるからです。(女性/37歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

●手が汚れない、熱くても握りやすい。(女性/41歳/飲食店/販売職・サービス系)

ラップ1枚とはいえ、素手で握るよりごはんの熱さは軽減されます。また、ラップに包んで握っていれば、「熱い!」「塩がしみて痛い!」と感じたときも、とっさに手を離してどこかに置くことができます。

素手派

●ラップだとうまく握れないから。(女性/38歳/不動産/事務系専門職)

●手に塩をつけて握るとおいしいからです。(女性/43歳/商社・卸/事務系専門職)

●簡単だから。(女性/33歳/小売店/営業職)

少数派となった素手派のみなさんは、サッと握れる手軽さに魅力を感じているようです。

ラップの場合、おにぎりのなかにラップを巻き込んで握ってしまいそうになりますが、素手だとごはんをくるくる回転させながらリズムよく握れるので、慣れた人はそのほうが早くて簡単でしょう。手に塩をつけて味つけするのもやりやすいです。

まとめ

ラップと素手、使い分けている人のなかには、「自分用は素手・他人用はラップ」としている人もいました。コロナ禍を経験したことや清潔志向が高まったことで、他人の握ったおにぎりは食べられないという人もいる昨今、ラップ派がメインになるのは当然かもしれません。

ただ、素手でもラップでも、込められた愛情は同じです。おにぎりを握る際は、まず手をしっかり洗って。手に傷がある人は、ラップやビニール手袋をして握りましょう!

マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年10月23日~24日
調査人数:111人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-