住まい 住まい
2022年09月26日 11:39 更新

「将来未確定な部分があると心配」賃貸or持ち家、30代以下の57.6%が住みたいと回答したのは?

日本トレンドリサーチ(運営会社:NEXER)はこのほど、ロゴスホームと共同で「住むなら賃貸か持ち家か」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開しました。

住むなら持ち家?それとも賃貸?

今回、日本トレンドリサーチ(運営会社:NEXER)は、ロゴスホームと共同で、全国の男女500名を対象に「住むなら賃貸か持ち家か」についてアンケートを実施。回答の理由もあわせて聞きました。

今の住まいに満足している人は6割以上

まずは、現在持ち家か賃貸のどちらに住んでいるか聞いたところ、すべての年代で、「持ち家」が60%を超える結果に。

続いて現在の住まいについて、どれほど満足しているかについても聞きました。
全世代で、「とても満足」「やや満足」との回答が6割を超えており、おおむね満足している人が多いようです。

次に、アンケート対象者全員に、今後引っ越しを考えているかについて尋ねました。すると、30代以下や50代では30%以上が引っ越しを考えているようです。一方、現在の住まいに「満足していない」と回答しながらも、引っ越しは「考えていない」と回答した人もいました。

現在の住まいに満足していないにもかかわらず、引っ越しを考えていない理由

・ローンも終わっていないしお金がないので引っ越しできない(40代・男性)
・引っ越すのが面倒だから(40代・男性)
・収納スペースが少ないので引っ越しではなく立て替えたいです。(50代・女性)
・古くてメンテナンスが必要だが、愛着があるので住み続けたい(60代・男性)
・出来る物であればそうしたいところ。しかしながら現実はそう簡単ではない。資金が無ければそんなことは出来ないから。(60代・男性)
・引っ越しができるだけの金銭的余裕がないから。(30代・男性)

理由として、「ローンも終わっていないしお金がないので引っ越しできない」や、「引っ越すのが面倒だから」などが挙げられています。また、古くなってしまっているが愛着があるので住み続けたいという人もいるようです。

今後もし引っ越すとしたら、持ち家?賃貸?

今後、もし引っ越しをするとしたら、「持ち家」か「賃貸」どちらに住みたい人が多いのでしょうか?

「持ち家」か「賃貸」どちらに住みたいか聞いたところ、すべての世代で「持ち家(購入)」が人気という結果に。年代別で見ると、低い年代のほうがより「賃貸」を選ぶ傾向にあるようです。

「持ち家(購入)」と回答した理由

・将来的なことを考えたら賃貸の方がお金がかかるし、音など賃貸よりは気にせず過ごせる。(20代・女性)
・将来家賃を払い続けていかなくてはならないというプレッシャーがないので。(30代・女性)
・賃貸だと月々の金額支払いで家計への負担的感覚が大きくなるから。あとは持ち家だと借り物ではないという安心感があります。(40代・男性)
・自由に何でもできる自分の家を持ちたい(40代・男性)
・家賃の値上がりなど将来未確定な部分があると心配なので。(50代・男性)
・部屋を自分の好きなようにDIYできますし、多少汚しても、持ち家なら誰にも気兼ねなく住み続けれるからです。(50代・女性)
・家賃を払うことに抵抗がある。自由設計で住みやすい家なら、住み替えたい。(60代・男性)

「賃貸」と回答した理由

・何年住むかわからないので(20代・女性)
・転々とできる、常に築浅に住み続けられる(20代・女性)
・物件が合わない時に自由に引っ越しができるため(30代・男性)
・維持費用がかからなくて済むため、賃貸の方が節約になりそうだと思います。(30代・女性)
・ライフスタイルに応じて住まいを変えたいと思っているから(40代・女性)
・高齢になってくるので、不動産の相続で子供たちが悩まないように賃貸で良いと思う。(60代・女性)
・持ち家は、リホーム費用や、固定資産税などが、結構重荷になるので。(60代・男性)

全世代で半数以上が、引っ越すなら「持ち家が良い」と回答し、“住むなら賃貸より持ち家”と考える人が多い結果となりました。理由として、賃貸だと終わりがなく家賃を支払い続けなければならないという点や、持ち家のほうが自由度が高い点などが挙げられています。

一方で、賃貸にも「容易に引っ越すことができる」「常に築浅に住み続けられる」などといった良い点もたくさんあります。

どちらにしても住宅にかかるお金は決して安くないもの。後悔のないように選びたいですね。

調査概要

調査名:「住むなら賃貸か持ち家か」に関するアンケート
調査手法:インターネットでのアンケート
※インターネット上のアンケートサービスを利用して調査を実施
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル(30代以下、40代、50代、60代、各125サンプル)
調査日:2022年9月7日 ~ 2022年9月12日

日本トレンドリサーチの該当記事:https://trend-research.jp/15766/
ロゴスホーム:https://www.logoshome.jp/

NEXER
https://trend-research.jp/

(マイナビ子育て編集部)

<関連リンク>
“実家じまい”経験者の9割が「大変だった」と回答、「精神がやられる」「朽ちていくのを見るのは辛い」などの声も

金融教育を任せたいタレント、2位の「芦田愛菜」を抑えたのはインテリ芸人! 小学生の親の約8割が、自身の金融知識不足を自覚

アンパンマンを抜いて1位になったのは?「子どもにとって欠かせないアニメ」

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-