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2024年05月31日 17:32 更新

ガマズミの花言葉は?少し怖い花言葉や先人の想いが伝わる名前の由来も

初夏にはふんわりとした白い花、秋には小さく真っ赤な実をぎっしりと実らせるガマズミ。葉の色も季節の移り変わりとともに緑から赤へと変化していき、1年を通して楽しめる花木です。ここでは、ガマズミの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

ガマズミの花言葉

秋になるとたくさんの赤い実が輝いて、とても美しいガマズミ。日本中の山地に自生していてごく普通に見かけることが出来ます。

そんなガマズミが咲かせる花の様子からつけられた花言葉は「結合」「愛は強し」
丸い粒のようなつぼみや、白く小さな花がまとまって咲く様子が表されています。

また、年間を通して様々な表情で楽しませてくれる生態から「恋の焦り」という言葉もつけられています。季節によって変化しアピールを続ける様子が、恋愛に焦っているように見えるというのが由来のようです。

ガマズミの色別、種類別の花言葉

ガマズミ属には、ガマズミの他にもたくさんの仲間がいます。
ガマズミによく似たオトコヨウゾメには「委ねられた想い」、紫陽花のような花が特徴的なオオカメノキ(ムシカリ)には「以心伝心」といった花言葉がそれぞれつけられています。
由来は不明ですが、どれも「想う」気持ちを表していて、一途に小さな花を咲かせる姿と重なりますね。

ガマズミの花言葉に怖いものはある?

可愛らしい花や実が魅力的なガマズミですが、じつは少し怖い花言葉も存在します。

それが「私を見て」「私を無視しないで」です。

このような言葉がつけられた由来には諸説あるようなのですが
一つは、華やかな花や実をつけアピールする姿によるものと言われています。
年間を通して様々な姿で人々を楽しませる様子から「魅力的な私を見て!」と言っているように感じられ、花言葉となったようです。

他にも、子孫を残すために鳥に実を食べてもらいたいガマズミの「こっちの実も無視しないで!」という気持ちを表しているという説もあります。

花言葉としては少し怖い言葉ではありますが、由来を知ってみるとガマズミが健気に一生懸命アピールする姿が思い浮かび、なんだか微笑ましくも思えてきますね。

ガマズミの特徴

2~5mほどの落葉低木で、日本中の山地などに自生しているほか、平地の雑木林などでも見かけることが出来ます。近年では、庭木や公園樹として植栽されることも多くあります。

5~6月になると、枝の先に真っ白な小花を咲かせ、秋には直径6ミリほどの赤い実をたくさんつけます。出来立ては酸味が強く生で食べることは出来ませんが、熟してくると表面に白い粉が吹き甘味も増してきます。
色が綺麗なので大根の漬物に色をつける着色料として使ったり、アルコールに漬けて果実酒としても使用します。

ガマズミの基礎知識

・分類…スイカズラ科(レンプクソウ科) ガマズミ属
・原産地…日本、朝鮮半島、中国
・別名…莢蒾(ガマズミ)、蒲染(ガマズミ)、ヨツズミ、ヨウズメ、アラゲガマズミ、カリンカなど
・開花期…5月~6月
・出回り期…通年

ガマズミの名前の由来

ガマズミの名前の由来には諸説あります。

食料の少ない冬に実をつけることから「神の実」、実の酸っぱさを表した「噛み酢実」などの言葉が転じたという説や、
ガマズミの固い幹が鎌(カマ)の柄の原料に使われ、実が染(ソメ)物として使われたことから「カマソメ」が語源とされる説などが伝わっています。

ガマズミの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
ガマズミが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

6月22日、11月24日

1年を通して楽しめるガマズミ

春先になると、「ガマズミ」の名前で朱色の小さな蕾が付いた枝物がお花屋さんにならびます。
これは「トキワガマズミ(ビバーナム・ティヌス)」というガマズミ属の仲間で、「トキワ(常盤)」と名の付くように常緑のマガズミです。
ガマズミと同じように白く集合した小花を咲かせますが、秋につける実は光沢感のある紫色をしています。
ガマズミの真っ赤に光る実とはまた違った、落ち着きのある雰囲気が魅力的です。
季節によって、蕾・花・実を楽しむことができ、他の花と合わせると素敵なアクセントとなります。是非色々な組み合わせを試してみてください。

切り花としての日持ちは約1週間とそれほどよくありませんが、葉は綺麗なドライフラワーとなります。長く楽しむことが出来るのも嬉しいですね。

ちなみに、花言葉は「茶目っ気」「誓い」です。

健康食としてのガマズミの実

獲物を探し歩き回った猟師が、体を休める時に口にしていたというガマズミの実。山の神からの授かりものだととても大切にされていました。
猟師が減ったことから食用としては長く利用されていませんでしたが、近年の研究によって様々な栄養素が含まれることがわかってきました。
疲労回復などに効果があるとして、ジュースやキャンディ、ゼリーなど商品開発が進んでいるようです。
昔の人たちは栄養成分など知らずとも、自分の体で効果を感じ食べ続けていたのでしょう。
厳しい自然の中で「神の実」と呼ばれていた理由がよくわかります。

まとめ

山に自生するような樹木にも花言葉が存在するということに驚いた方もいたのではないでしょうか。
少し怖い印象もありながら、ひたむきで一生懸命な可愛らしさもあり、様々な魅力的な姿を見せるガマズミにぴったりな花言葉でしたね。
季節に合わせて、フラワーアレンジなどでも楽しんでみてくださいね。

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