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2022年07月26日 06:00 更新

アマリリスの花言葉|アマリリスの名前の由来も解説

アマリリスはユリに似たとても美しく華やかな大輪の花。春や秋に花を咲かせるアマリリスは、大きく鮮やかな大輪をつけるインパクトのある花ですよね。ここでは、アマリリスの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

アマリリスの花言葉

「アマリリス」全般の花言葉は、「おしゃべり」「輝くほどの美しさ」「内気」「誇り」「虚栄心」「臆病な心」などです。

英語の花言葉も、日本語の花言葉と同じものがつけられており、「pride(誇り)」と「splendid beauty(輝くほどの美しさ)」になります。

アマリリスの花言葉「おしゃべり」

アマリリスは横向きに花を咲かせます。そのようすが、花同士が会話しているように見えることからつけられたました。たしかに、アマリリスを見ていると、花たちがおしゃべりをしているようにも見えますよね。ユーモラスで可愛らしい花言葉ですね。

アマリリスの花言葉「輝くほどの美しさ」「内気」「誇り」

これらの花言葉は、ギリシャ神話における少女と少年のエピソードが由来になっています。
羊飼いの少女「アマリリス」の恋のお話が元になっており、アマリリスは、羊飼いの少年に恋をしていましたが、内気なため、その気持ちを少年に伝えられずにいました。そこで、神様にお願いをしたところ、1本の矢をもらいます。なんと、アマリリスは、その矢で自分を傷つけるのです。その傷口から流れた血が地面に落ちると、そこに美しい花が咲き、この花をきっかけに、二人は結ばれました。

この花が目を奪われるほど美しかったことから「輝くほどの美しさ」という花言葉が、羊飼いの少女「アマリリス」が内向的であることから「内気」という花言葉が、自らを傷つけてでも恋を実らせたことから「誇り」という花言葉がつけられたのだそうです。

アマリリスの花言葉「虚栄心」「臆病な心」

アマリリスは、下向きのものは自信がないように見えたり、上を向いているものは、威張っているように見えたりと、花の角度によって印象が異なります。そうしたアマリリスの姿から「虚栄心」や「内気」「臆病な心」という花言葉がつけられたのだそうです。

アマリリスの色別、種類別の花言葉

アマリリスには赤や白、ピンクなどさまざまな色がありますが、色別に花言葉はないようです。しかし、それぞれの色に合った花言葉が当てられているようです。

赤色の「アマリリス」の花言葉

赤色のアマリリスの花言葉は、「輝くほどの美しさ」という花言葉が当てられています。
鮮やかでひときわ目立つ赤色なので、この花言葉は納得ですね。女友達はもちろん、憧れている女性などに贈っても喜ばれるかもしれません。

白色の「アマリリス」の花言葉

白色の「アマリリス」に当てられているのは、「内気」という花言葉です。
純朴で清純なイメージの白にぴったりの花言葉ですね。

ピンク色の「アマリリス」の花言葉

可愛らしいピンク色のアマリリスの花言葉には、「おしゃべり」が当てられています。
可愛い少女たちが、楽しげにおしゃべりをしているようすが浮かぶようですね。

しかし、ピンクが似合う女性や、ピンクが好きな人へのプレゼントには良いですが、ピンク色のアマリリスの花言葉「おしゃべり」という花言葉は、人によってはマイナスな印象をもたれてしまうことも。そのため、渡す時にはメッセージカードなどでひと言添えておくと安心です。

黄色の「アマリリス」の花言葉

ピンク色のアマリリスの花言葉と同じく、黄色のアマリリスにも、「おしゃべり」という花言葉が当てられているようです。
ピンク色から想像するイメージとは違い、黄色いアマリリスの「おしゃべり」は活発で元気なイメージになりますね。こちらもピンク色のアマリリス同様に、「おしゃべり」だけだとマイナスなイメージになってしまいますので、贈る時に「黄色が好きだから」などとひと言添えるといいでしょう。

紫色の「アマリリス」の花言葉

紫色の「アマリリス」に当てられているのは、「強い虚栄心」という花言葉。表面的には威張っているけれども、実は自信がない「虚栄心」という言葉が、謎めいた印象の紫色に重なるのでしょう。「虚栄心」という花言葉はネガティブな印象なので、贈り物にするのは避けたほうがいいかもしれません。

アマリリスの花言葉に怖いものはある?

アマリリスには女性の美しい姿を表現するような花言葉が印象的です。
また、アマリリスは、花の見た目からもきらびやかな印象です。
しかし、紫のアマリリスが「強い虚栄心」とついているように、少しネガティブな印象を持つ花言葉があります。
「臆病な心」という花言葉が、ネガティブな花言葉のひとつです。
アマリリスの花は横に向けて花が開きますが、花が咲き始めたときは下を向きで、人がうつむいている姿に見えます。
このことから、「臆病な心」といった、少しネガティブにとられる花言葉がついたとみられます。

アマリリスの特徴

アマリリスは品種も多い花です。品種によっては高値もつきますし、アマリリス鑑賞会などもよく開かれます。品種によっては白やピンクなどの花を咲かせるものもあります。また、葉に斑点が入る品種や模様が多様な品種もあります。

ちなみに、アマリリスのようなヒガンバナ科の植物には有毒成分が含まれています。アマリリスの球根や葉、花にも毒があり、口に入れると中毒症状を引き起こすことも。ペットやお子さんが誤って食べないよう、家で栽培する際には注意しましょう。

アマリリスの基礎知識

・分類…ヒガンバナ科ヒッペアストルム属
・原産地…南アメリカ
・別名…キンサンジコ(金山慈姑)
・開花期…5~10月
・出回り期…9月~5月頃

アマリリスの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
アマリリスが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

1月26日、2月24日、5月28日、5月30日、7月16日

アマリリスの名前の由来

花名のアマリリスは、古代ローマの詩人ウェルギリウス(紀元前70~前19)の『牧歌』に登場する美しい女羊飼いアマリリスの名前にちなみます。 属名の学名「Hippeastrum(ヒッペアストルム)」には「馬のように大きくて、星のような花」という意味があります。

アマリリスの贈り方

アマリリスの花言葉にちなんで、告白するタイミングで アマリリスのギリシャ神話になぞらえて、告白する際に花言葉とともに贈ると 恋がかなうかもしれませんね。

「輝くように美しい」という花言葉は、女性はとてもうれしいものです。 花もとても美しいので、贈り物にはぴったりですよ。

鉢植えになっている場合は、きれいにラッピングしてもらうとよいでしょう。 アマリリスの育て方なども付けておくと親切です。 切り花の場合は、花持ちが7日ほどなので気をつけましょう。

まとめ

アマリリスには、かわいらしい花言葉がたくさんありましたね。 気品ある姿や多様な色合いから、アマリリスはどこに飾っていても映える花ですよね。また、新しい品種も市場にたくさん出回っています。女性が贈られてうれしい花言葉ばかりなので、ぜひこの機会にアマリリスをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

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