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2023年03月21日 11:16 更新

仕事と育児、両立の大変さを理解してる夫は何割?「ひとりだけ気楽そう」「自由時間を作ってくれる」ママたちの本音悲喜こもごも

「家事と育児は女性の仕事」なんて時代錯誤もいいところ。まして現代の多くの妻は、仕事だってしていますが、夫たちは仕事と育児の両立の大変さをわかっているのでしょうか? 妻たちがジャッジする夫の理解あり・なしについてのエピソードをご紹介します。

夫は仕事と子育ての両立の大変さを理解していると思いますか?
(イラスト:mico Ꮚ•ꈊ•Ꮚ @gogo_aokun

夫は仕事と子育ての両立の大変さを理解していると思いますか?

夫は仕事と子育ての両立の大変さを理解していると思いますか?

仕事と育児・家事の両立に伴う膨大なタスクをこなすのは、本当に大変です。そのような状況を夫が「理解している」と思っている妻は46%、「理解していない」と感じている妻は54%という結果になりました。

まずは、夫が「理解していると思わない」と答えた妻からのコメントをご紹介します。

夫はこの大変さを理解していない……

お願いしているのに

そもそも女性は、仕事に加え、時間をやりくりしながら育児や家事まで担っていることが多い状況下。それなのに、家事を「手伝ってほしい」という"お願いのスタイル"で言っているにも関わらず、夫は文句を言ったり、なかなか動いてくれなかったり……。不平等この上ない!

家事の大変さがわかっていない

「家事を一切やらない」お客様な夫もいる様子。自分の家なのにお客様って……。

「家事は女の仕事だと思っている」男性もまだまだ世の中にはいるようですが、女性も社会進出をし、結婚や出産を経てもなお働き続けている時代。しっかり分担できている夫婦がいる一方、まだまだ不満を持っている女性も少なくないようです。

さらには、ちょっと家事や育児をやったくらいでドヤ顔したり、自分はすごいできる夫だと勘違いしたりする夫……。しかも、「思ってたよりラクだった」なんて言い出す始末。「じゃあ毎日やってみてください、ひとりで!」と叫びたい妻もいるのではないでしょうか。

自分のことを優先している

お付き合いもあるのでしょうけれど、遊びで行く飲み会の回数が多いのは嫌ですよね。夫が飲みに行った分、当然妻にも自由時間を!

ひとりで気楽にくつろぐ、空気が読めない夫もいます。その場合、妻は猫の手も借りたいほど忙しく、フル回転で動き回っていることでしょう。家事や育児を分担するのは当たり前のことなのに、まるで他人事。何もせずにグータラしてるなら、イライラするから外に行ってほしいとさえ思ってしまいそう。

結局、結婚しても子どもができても、自分中心で物事を考えがちな夫がいるのも事実。「家事も育児も男女平等」という思考になれるように、しっかり家庭や学校で教育しておいてほしいものです……。

とても思えません……

残念ながら、家事や育児に消極的な夫もいるようです。こういう夫だと、どうしてもワンオペになってしまい、妻の負担が大きすぎて辛くなってしまうでしょう。協力を求めて夫がすんなり聞き入れてくれれば問題は解決できそうですが、聞く耳を持たない夫だと……夫婦仲は冷え切ってしまいそうです。

夫は理解していると思う

夫が家事と育児をひとりで経験したことがあるから

「夫にもひとりで家事と育児を体験させてみたから、その結果大変さがわかった」とのコメントもありました。実際にワンオペをすることで、毎日妻がどれだけ大変なのか身をもって理解したことでしょう。夫にとっても貴重な体験です。

労いや感謝の言葉がある

言葉にして伝えてくれるって、夫婦間にとってはとても大事。毎日とにかく慌ただしくて、イライラやギスギスしているときに、夫から労いの言葉や優しい言葉をかけてもらえると和むもの。妻も夫に優しく接することができ、夫婦の絆もより深まりそうです。

家事や育児に協力的

積極的に家事や育児をしてくれる夫もいます。子どもも、父親とのふれあいが増えてニコニコでしょう。家庭が円満そうでいいですね!

役割分担されている

家事も育児も細分化すると、ものすごい工程になるもの。妻の担当が多すぎると「なんで私ばっかり……」と不公平感が生まれてしまいがち。分担制にすることで、どちらか一方だけが大きな負担を抱えないようにできるのでしょう。なあなあになってしまう場合は、一度「家事と育児の工程表」を作って、夫婦で話し合うと目に見えてわかりやすいかもしれません。

妻にも休日をくれる

休日に、率先して家事や育児を引き受けてくれる夫。妻が出掛けやすい環境を整えてくれているのでしょうか。素敵なパパですね!

妻もときにはひとりで出掛けたい気持ちもあるでしょう。自分のペースで買い物をしたり、お茶したりすることができるとリフレッシュでき、そのあとのモチベーションアップにも繋がりますよね。

まとめ

現代はママになっても働くことが当たり前の時代。ママは家事や育児もこなしつつ、仕事もするのですから、パートナーである夫にも同等レベルのスキルを身につけてほしいと願います。

「家事と育児は女性の仕事」ではありません。夫婦は協力し合い、労り合い、感謝し合わなければ、よりよい関係を築いていけないのですから。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月5日~4月24日
調査人数:164人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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