【医師監修】小児救急に行く前に! 覚えておきたい親のための豆知識

【医師監修】小児救急に行く前に! 覚えておきたい親のための豆知識

子供の病気やケガは、ある日突然起こってしまうもの。心配のあまりパニックになってしまうこともありますよね。そのようなときに備え、即受診する必要のある症状や救急医療について、事前に知っておくと便利です。今回は、子供の救急対応についてご紹介します。ママもプレママも、確認しておきましょう。


小児救急の役割と活用方法

小児救急へ行くか悩むほどギャン泣きする赤ちゃん
Lazy dummy

※画像はイメージです

小児救急とはどのような役割をするものなのでしょうか。小児救急の役割や目的について説明していきます。「すぐに知りたい!」という方は、下記の 公益社団法人 日本小児科学会ウェブサイト【こどもの救急】をご覧ください。

http://kodomo-qq.jp/

小児救急の役割と目的とは?

普段、気になる症状があった際には、平日の診療受付時間内に医療機関(病院やクリニック)に行き、診察や検査、診断、治療を受けますよね。一方で、夜間や休日に急病になったときや、救急車で搬送された重症な患者さんの場合は、緊急で医療機関にかかることになりますが、このような場合に利用されるのが「救急外来」です。

つまり小児救急とは、子供の突然の体調不良やケガで緊急を要するときに、その命を守るために、適切な判断や応急処置を行う役割を担う医療機関ということになります。

子供がある程度の年齢になっていれば、身体の不調を自分で訴えられますが、赤ちゃんなど、まだ言葉が話せない時期の場合には、親がすぐに異変に気付けるようにしておく必要があります。

ある日突然起こりうる病気やケガはさまざま。日頃から子供の様子を観察して、何かあったらすぐに対応できるようにしておきましょう。

近所の小児救急の医療機関を把握しよう

子供の身体に突然のことが起きても、そのときにかかりつけ医の医療機関が開いているとは限りません。そのため、家の近くにある小児救急の医療機関をあらかじめ把握しておく必要があります。医療機関の調べ方については、後項でも説明します。

小児救急にかかるべき? 乳幼児の7つの症状別対処法

熱や嘔吐など、子供に多い体調不良。このまま安静にしてれいばいいのか、それとも今すぐに医療機関を受診するべきか迷うこともありますよね。まずは、子供が体調不良になったときの対処方法について説明します。

発熱した場合

子供は、大人と比べて平熱そのものが高いので、37.5℃前後までは平熱として見なして様子を見るようにしましょう。

38℃を上回る発熱があった場合でも、おしっこがいつも通り出ていたり、水分がとれていたり、普段通りに遊ぼうとしていたり、すやすや眠れているのであれば、緊急で診てもらう必要はありません。しばらく様子を見て診療時間になってから医療機関を受診しましょう。

38℃以上の熱を出したのが生後3ヶ月未満の赤ちゃんの場合や、機嫌が悪く、ぐったりしていたり、下痢や嘔吐を繰り返して止まらなかったり、水分がとれなくて半日以上おしっこが出ていなかったり、顔色が悪い場合は夜間・休日でも救急外来に。意識がもうろうとしている、痙攣が5分以上止まらない、呼吸がおかしいという場合は、救急車を考慮してください。

家で様子を見る際には、子供が気持ち良さそうにするなら、氷まくらなどを使って頭や首、両脇や股の付け根などを冷やしてあげてください。ただし、氷枕はタオルを巻くなどして、直接肌に当てないようにしましょう。また、脱水を防ぐために、こまめに水分補給をさせることも大切です。

嘔吐した場合

子供が嘔吐したときには、まず慌てないことです。子供の様子を観察し、吐いたタイミングや回数、吐いたものの様子などをチェックしておきます。そのほかにも腹痛や頭痛、熱、下痢がないかどうかや、機嫌が良いか、食欲や水分がとれているかなども見ておきましょう。

嘔吐があっても機嫌が良く元気もある場合や、少しずつでも水分がとれ、いつも通りおしっこが出ている場合には、しばらく様子を見て診療時間になってから医療機関を受診します。

何度も嘔吐を繰り返す、吐いたものに血液や胆汁(緑色の液体)が混じっている、コーヒーの残りカスのようなものを吐いた、ぐったりしている、強い頭痛や腹痛をともなう、脱水症状が出ている(おしっこが半日以上出ていない、唇や舌が渇いているなど)、血便があるなどの症状が見られたら、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

咳・喘鳴がある場合

咳や喘鳴がある(呼吸にともなってゼィゼィ・ヒューヒュー音がする)場合には、どんな状況で咳や喘鳴が出始めたのか、咳・喘鳴の音や呼吸の様子、唇の色、呼吸をするたびに胸が凹んだりするかどうか、食欲や元気があるかなどを観察しておきます。

咳や喘鳴があっても、元気にしていたり、顔色が良く唇も赤かったり、普段通りに食事や睡眠がとれているなら、しばらく様子を見て診療時間になってからの受診で構いません。

ただし、突然ゼィゼィし始めた、医師から「気管支が弱い」「喘息がある」といわれている、顔色が悪く機嫌も悪い、喘鳴が強くて呼吸が苦しそう、喘鳴や咳がひどくて横になって眠れない、息を吸うときに胸が凹む、声がかすれてオットセイや犬の鳴き声のような声になっている、おしっこの量が減ったという場合は、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

また、呼びかけでも反応しなかったり、声が出せなくなっていたり、唇が紫色になっていたりする場合は、急を要するので、すぐに救急車を呼んでください。

家で様子を見る際は、空気が乾燥していると咳が出やすくなってしまうので、室内の湿度を高くしておきます。水分を少量ずつこまめに与えてあげると、喉が湿って痰が出やすくなります。また、咳が続いているときは、縦抱きにして、背中をさすったりトントンと軽く叩いてあげたりすると少し楽になります。

腹痛がある場合

子供が腹痛を訴えた場合には、痛がり方や痛みがある部分、1日の排便の回数やうんちの状態、発熱や吐き気、下痢、お腹の張りなどの症状があるかどうかも見ておきましょう。

腹痛があっても、数日うんちが出ていない、腹痛が2~3日続いている、うんちをしたら痛みが楽になった、おへその周りを痛がっている、排便をしたときに、うんちの表面やトイレットペーパーに血がついた、まわりでお腹の風邪(感染性胃腸炎)が流行しているという場合は、しばらく様子を見て診療時間になってからの受診で構いません。

ただし、お腹をかがめるほど痛がっている、お腹を触ると痛がる、陰嚢や股のつけ根を痛がっている、お腹がパンパンに膨らんでいる、お腹を強くぶつけた、コーヒーの残りカスのようなものを吐いた、うんちの中に血が混じっているといった場合は、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

下痢をした場合

下痢をした際には、下痢の形状や回数、熱や嘔吐はあるか、水分がとれるかなどをよく観察しておきます。また、受診の際に先生に見せられるように、おむつなど、下痢のうんちがついたものを残しておくか、写真に撮っておくと良いでしょう。

下痢になっても、元気がある、水分がとれている、いつも通りおしっこが出ているといった場合は、しばらく様子を見て診療時間になってからの受診で大丈夫です。

ただし、下痢をしたのが生後3ヶ月未満の赤ちゃんの場合や、何度も繰り返し吐く、機嫌が悪く水分をとれない、ぐったりしている、血便がある、脱水症状が出ている(おしっこが半日以上出ていない、唇や舌が渇いている、目がくぼんでいるなど)といった場合には、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

痙攣を起こした場合

子供が痙攣していたら誰でもびっくりしてしまうもの。しかし、くれぐれも慌てて抱き上げたり、体をゆすったりしないようにしましょう。また、歯を食いしばって痙攣していると、舌を噛まないか心配になるかもしれませんが、絶対に口の中に指や物を入れてはいけません。嘔吐や窒息、口の中のケガにつながるからです。まずは冷静になって、痙攣が続いた時間、痙攣しているときの体の様子(全身なのか、片側や体の一部分だけか、左右対称か、白目をむいたときに瞳はどちらを向いていたかなど)を把握しておきます。また、痙攣が治まったら、意識があるかどうかを確認し、体温も測っておきましょう。

子供が痙攣を起こしたとき、それが痙攣かどうかはっきりしない場合や、お医者さんから「てんかん」と診断されている場合は、しばらく様子を見て診療時間になってから受診で構いません。

しかし、痙攣を起こしたのが生後6ヶ月未満の赤ちゃんだったり、生まれて初めて痙攣を起こした場合、体温が38℃以下、痙攣に左右差がある、最近、頭を強くぶつけた、5分以内で治まる痙攣だったという場合は、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

また、何度も繰り返し痙攣が起きる、意識が戻らない、唇が紫色の状態が続いている、痙攣が5分以上続いているという場合は、急を要するので、すぐに救急車を呼んでください。

発疹・湿疹が出た場合

発疹が出た場合には、発疹の状態を見てみます。発疹の色や形、広がり方のほかに、かゆみや痛みをともなっているかなども観察しておきましょう。

発疹が出ていても、薬を飲んだ後に発疹が出てきた、かゆみがあるが眠れている、熱が長引いた後に発疹が出てきた、発疹から膿や汁が出ている、小さな水ぶくれがポチポチと出てきた、ほっぺたがリンゴのように真っ赤になっている、目と唇が真っ赤になっている、舌にイチゴのようなブツブツがある、輪っかのように盛り上がった発疹が出てきたという場合は、しばらく様子を見て診療時間になってからの受診で構いません。

しかし、強いかゆみがある、息苦しくて声がかすれてきた、目ヤニや咳がひどくて元気もない、陰嚢や股のつけ根、関節を痛がっている、顔や唇が腫れぼったい、膝から下に暗い紫色の小さな発疹が出ているといった場合は、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

ケガ・事故時の小児救急の対応と流れ

気をつけていても起きてしまうことのあるケガや事故。これも、様子を見て良いのかすぐに受診するべきか迷うところですね。次は、ケガや事故が起きた際の対処方法について説明します。

頭を打った場合

頭を打ってしまった場合、打った後にぼんやりしていなかったか、吐き気や嘔吐はないかなどを観察しておきます。また、遅れて症状が出る場合もあるので注意しておきましょう。

頭を打っても、すぐに泣いて、ほかに症状がなかったり、大きなたんこぶができているだけなら、しばらく様子を見て診療時間になってからの受診で構いません。

しかし、打った部分が凹んでいたり、頭を打った後に何度も吐くようなら、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

また、頭を打った後に出血が止まらない、意識がない、手足が動かない、だんだん反応が鈍くなってきた、痙攣を起こしているという場合は、急を要するので、すぐに救急車を呼んでください。

火傷をした場合

火傷は範囲と深さによって症状を見ます。患部が広く、深いほど重傷です。また、皮膚がかたくなっていたり、白や黒に変色している場合は、深い火傷といえます。

赤いだけで水ぶくれができていない場合や、火傷の範囲がお子さんの手のひらより狭い場合には、しばらく様子を見て診療時間になってからの受診で構いません。

しかし、熱傷が広い範囲に及んでいる場合や、関節部分や手のひらなどの熱傷、皮膚が白くなったり黒くなったりするほどの火傷、熱傷の程度が重いか軽いか判断がつかないという場合には、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

誤飲・誤食をした場合

誤飲・誤食をしてしまった場合には、何を飲み込んだかによって対応が変わってくるので、まずは冷静になって、状況を見ながら何を飲み込んだかを考えてみましょう。

■診療時間になってから受診
次のものを誤飲・誤食した場合は、診療時間になってからの受診で構いません。

・蚊取り線香・蚊取りマット
・靴クリーナー
・口紅
・クレンザー
・シリカゲル
・線香
・チョーク
・入浴剤
・粘土
・練り歯みがき
・のり(文房具)
・ろうそく

■夜間・休日でも受診
次のものを誤飲・誤食した場合は、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

・タバコ
・ボタン電池
・コイン(硬貨)
・風呂釜洗浄剤
・日焼け止め化粧品
・香水
・家具つや出し剤
・アルカリ電池
・油性インク
・油絵の具
・ポスターカラー
・専門家用水彩絵の具
・ヘアトニック
・ヘアリキッド
・リンス

なお、次のものを誤飲・誤食した場合は、絶対に吐かせないでください。

・灯油
・ベンジン
・ライター燃料
・家庭用漂白剤
・マニキュア除光液

■救急車を呼ぶ
次のものを誤飲・誤食した場合は、重い中毒症状が出たり、障害を残す危険性があるので、すぐに救急車を呼んでください。また、絶対に吐かせないでください。

・ネズミ駆除薬
・トイレ用洗剤
・苛性ソーダ
・ウジ駆除剤の殺虫剤
・業務用漂白剤
・苛性ソーダ
・花火
・しょうのうが含まれている防虫剤

また、次のような症状が出ているときも救急車を呼んでください。

・意識障害や痙攣がある。
・顔色が悪い、唇が紫色になっている。
・激しく咳き込んだり息が苦しそう。
・血を吐いた。
・ぐったりしている。
・顔色が悪い。

出血した場合

血が出てしまった場合には、まず出血の原因を確認します。止血までの時間や出血の様子なども見ておきましょう。

すぐに血が止まったり、傷の状態が浅く軽い場合は、しばらく様子を見ても構いません。しかし、5分以上押さえているのに血が止まらない、傷が深く大きい、心臓の拍動に合わせてピュッピュッと出血がある、鼻血が30分以上続いている、細かいガラスの破片や汚れが取れないという場合には、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。

乳幼児の様子がおかしい時は病院に相談すべき?

顔色が悪い、泣き方がいつもと違うなど、いつもと様子がおかしいときも、何かの病気の兆候ではないかと心配になるはず。いつもと様子が違う場合の対応方法は、次の通りです。

泣き方がおかしい場合

全身をよく観察してみて泣き方以外に特にいつもと変わりがない場合には、しばらく様子を見てみましょう。しかし、特に生後3ヶ月未満の赤ちゃんで、泣き方が弱々しくて目がうつろな状態だったり、10分~30分おきに激しく泣いたり、イチゴジャムのような血便が出たり、陰嚢やおへその付近が腫れて赤くなり、触ると激しく痛がって嘔吐もともなうという場合は、救急車を呼んでください。

顔色が悪い場合

顔色がいつもより青白いと感じた場合、元気があって機嫌が良い場合はしばらく様子を見てみましょう。寒がったりしているようなら、部屋を暖かくしたり毛布をかけてあげたりするなど環境を整えてあげます。ただし、生後3ヶ月未満の赤ちゃんの場合や、元気がなく、ぐったりしていて機嫌が悪い、呼吸困難や動悸、低体温などの症状がある、打撲や大量出血などの症状があるといった場合は、救急車を呼んでください。

顔色がいつもより赤いと感じた場合、高温多湿の環境で高熱・意識障害・ひきつけを起こしていたり、蕁麻疹が出て唇の腫れや息苦しそうな様子が見られたら、救急車を呼びましょう。激しく泣いた、暑がっている、たくさん動いていたといった理由で顔が赤いなら、涼しい環境の中で様子を見てみましょう。

目や耳、口の中の様子がおかしい場合

目ヤニが多く痛み・かゆみがある、充血がひどい、まぶたが赤く腫れているといった場合は、しばらく様子を見て診療時間になってからの受診で構いません。

しかし、直射日光が当たって目の様子がおかしくなった場合や、目に異物が入って取れない場合は、夜間・休日でも医療機関に連れて行きましょう。なお薬品が目に入った場合は、速やかに水洗いをしてから医療機関に連れて行きます。

耳だれや耳を痛がる様子がある、耳の聞こえが悪い、耳に異物が入ったという場合は、診療時間になってからの受診で構いません。

口の中の粘膜に白い斑点や水ぶくれができていたり、虫歯で歯が黒くなっていたがっている場合は、少しずつでも水分や食事がとれている場合も、診療時間になってからの受診で大丈夫です。しかし、痛くて水分がとれない、おしっこの色が濃く少量しか出ない、もしくはおしっこが半日以上出ていないという場合は、夜間・休日でも病院に連れて行きましょう。

急激なアレルギー症状が起こった場合

「アナフィラキシー」という全身性の急激なアレルギー症状が出た場合は、命に関わることがあるので、すぐに救急車を呼びましょう。アナフィラキシーが起こりやすいのは、何かを食べたり飲んだりした後、ハチに刺されたり動物に噛まれたりした後、薬を飲んだり注射を打ったりした後、運動中や運動の直後などで、突然(数分~数時間以内)起こるのが特徴です。

その症状はさまざまなですが、皮膚症状(じんましん、赤み、かゆみなど)と粘膜症状(目やまぶた、唇、舌、口の中のかゆみ、腫れなど)に加えて、呼吸器症状(息切れ、咳、喘鳴、くしゃみなど)、もしくは血圧の低下、失禁、倒れるといった症状のどれか1つでも現れた場合は、アナフィラキシーの可能性が高いと考えられます。

小児救急の外来時に心がけたいこと

緊急で病院にかからなければならないとき、思いがけないことに気が動転して冷静でいられなくなってしまうことも多いもの。しかし、受診をスムーズに行うために次のようなことを心がけておきたいところです。

必要な物をそろえる

医療機関に外来でかかる際には、健康保険証、マル乳医療証(小学校入学前までの乳幼児の場合)・マル子医療証(小学生・中学生の場合)、お薬手帳、母子健康手帳、診察費用、交通費などが必要になります。なるべくすぐにそろえられるようにしておきましょう。

子供の状態をきちんと伝える

救急車を呼ぶ場合などは、特に気が動転して、きちんと受け答えできないことがあります。しかし、必要なことを明確に伝えないと処置がスムーズに行えません。

落ち着いて子供の症状を伝えましょう。持病がある場合には病名とかかりつけ医、普段飲んでいる薬を伝える必要があるので、日頃からお薬手帳を活用して記録を残す習慣をつけると良いでしょう。

救急車の必要性は?

たとえば、緊急性のない症状の場合や、自分で医療機関に行けるような場合は、なるべく救急車の利用は避け、タクシーや自家用車を使って行くのが望ましいです。

救急車を呼ぶ前には、緊急性があるのか、本当に必要なのかどうかを考えてみましょう。

夜間・休日に診療を要する緊急時は?

緊急で診てもらいたいときに、医療機関が開いていないということも少なくありません。夜間や休日に緊急で受診が必要となった場合、次のシステムを利用してみましょう。

お住まいの市区町村のホームページを見る

まず、お住まいの地域の市区町村のホームページにアクセスしてみましょう。休日や夜間に当番で開設されている当番医・当番薬局・救急医療機関の情報を公開しています。また、どんなときに救急医療機関を受診すべきかなどの情報や、問い合わせ先について記載されています。

そのほか、日本小児科学会が各都道府県の自治体が公開する医療情報をまとめたサイトを掲載している「こどもの救急(ONLINE-QQ) - 広域災害・救急医療情報システム検索」(※)でも、救急医療情報や近くの医療機関を調べることができます。

※こどもの救急(ONLINE-QQ) - 広域災害・救急医療情報システム検索
http://kodomo-qq.jp/index.php?pname=searchinfo

救急医療情報を電話で聞く

小児科医師や看護師から、子供の症状に応じた適切な対処の方法を知りたいとき、受診する前にアドバイスを受けたいときは、「#8000」をダイヤルすることで、住んでいる都道府県の窓口に自動転送され、直接相談をすることができます。なお、受付時間は自治体によって異なります。

まとめ

突然子供に急病が起こったら、親としては心配のあまり慌ててしまうのもおかしくありません。だからこそ、子供の様子がおかしいときにどうしたら良いかをあらかじめ把握しておき、緊急事態でも落ち着いて対処できるようにしておきたいですね。

※この記事は 医療校閲・医師の再監修を経た上で、マイナビウーマン子育て編集部が加筆・修正し掲載しました(2018.06.11)

この記事の監修ドクター
東京衛生病院 保田典子先生
筑波大学卒業後、国立国際医療研究センター等を経て、現職。子育て中のママ目線で親御さんが安心できる診療・ご説明を心がけています。なかなか短い診療時間では聞きにくい小児科医の知識や想いをブログやセミナーで発信しています。日本小児科学会、日本小児循環器学会、日本周産期新生児学会、女医+(じょいぷらす)所属。
★ママ小児科医が実践中!子供の健康と発達を伸ばす子育て http://ameblo.jp/kanoppe21/

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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