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2021年05月06日 10:25 更新

ベビーバスは必要?レンタルでOK? 種類と選び方のポイントまとめ

赤ちゃんを家庭に迎えるにあたって、必要なものは様々。ベビーベッドに新生児衣類、ミルク関連など、一つひとつ揃えていくとお金もかかります。中でも、「本当に必要?」と購入をためらってしまうものの一つに「ベビーバス」があります。どのように準備するとよいのでしょうか。

ベビーバスって必要? どんなものがおすすめ?

Lazy dummy

ベビーバスの必要性は?

産後の1ヶ月健診の頃までは、赤ちゃんは家族と一緒に入浴せずに沐浴を行います。しかし、産後間もないママがひとりで沐浴を行うのはとても大変ですよね。

ベビーバスは衛生面でも最も安心で、シンク用があったり、石けん置きがついていたり、お湯抜きの栓があるなど、使いやすいようにできています。しかし、冬場には沐浴する場所を温めてから、ベビーバスを準備してお湯を溜める。ぬるくなってしまったときのために熱めの差し湯を用意する。沐浴が終わったらお湯を抜く……。考えただけでも一苦労です。

また最近は、洗面台が広く、蛇口がシャワーになっているなど、沐浴できるようなタイプもあります。この場合は、ただお湯を溜めてその場で洗って、お湯を流すだけでOKなので、とても便利です。けれども、ずっと立っていなければなりませんし、季節によっては寒すぎるなど赤ちゃんに不適切なこともあるでしょう。

ベビーバスを準備する、他の物で代用する、洗面台で沐浴をする……どの方法が便利なのか考えていきましょう。

ベビーバスを使う沐浴期間は?

ベビーバスで沐浴をする期間はわずか1ヶ月ほど。「だったら敢えて買う必要はないかな」と思う方も多いでしょう。しかし実際は夏場に水遊びをするなど、その後も活躍の機会があるのです。兄弟がいる場合は、1ヶ月経った後も、しばらくはベビーバスを使って別々に入浴させるのもアリですよね。

また同世代の親戚がいる場合は、お下がりであげるのもいいかもしれません。場所をとるものなので、一概に買うのがオススメとはいえませんが、家に置いておくスペースがあるのであれば、購入してもきっと後悔しないはず!

どこで沐浴させるかが肝心!

沐浴をさせる場所は、家庭によってさまざま。充分なスペースのあるリビングなどで行う人もいるかもしれませんが、手助けがないとなかなか難しいもの。一人で沐浴をするお母さんは、シンクや洗面所などで行うことも多いでしょう。また、里帰りをしている場合と自宅に戻った場合で、沐浴をする場所がことなるケースもあります。そのため、沐浴をどこで行うかによって、ベビーバスを選ぶとよいでしょう。

ちなみに、選ぶポイントは場所を含め3つあります。
●使う場所
●使う人
●しまうスペース
これさえ予め決めていれば、どんなベビーバスが適しているのかさっそく見ていきましょう。

さまざまな種類があるベビーバス。おすすめは? レンタルもいいかも!?

Lazy dummy

ベビーバスとひとことで言っても、さまざまなタイプがあります。自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。

ベビーバスの種類とおすすめ

●プラスチックタイプ(床置き用)
もっともスタンダードな形です。浴室だけでなく、リビングなどでも安心して利用できます。

<メリット>
・ 頑丈で安定性も高い
・ 背中の部分に傾斜がついていたり、お尻の部分に滑り止めがあったりと、使いやすい工夫が様々にしてある
・ 使用後は立てかけて乾かせるので清潔に保てる
<デメリット>
・ とにかくかさばる
・ 処分時にも粗大ごみ費用がかかる

●プラスチックタイプ(シンク用)
シンクなどにはめ込んで利用するタイプのベビーバスです。床置き用よりもコンパクトな作りになっています。

<メリット>
・ 床に置いて使う事も可能
・ 床置き用よりも湯量が少なくてすむ
・ 立ったまま沐浴ができるので腰への負担が少ない
<デメリット>
・ 床置き用ほどではないが、やはりかさばる
・ 処分時にも粗大ごみ費用がかかる
・ 水遊びをするには少々小さい

●マット・シートタイプ(シンクや洗面台用)
シンクや洗面台に敷いて、その中にお湯を溜めて利用するタイプです。素材はスポンジなど柔らかいもの。

<メリット>
・ 使い終わった後はコンパクトに収納できる
・ 準備や後片付けがラク
・ 沐浴が終わった後は赤ちゃんを寝かせておくマットなどとして使える
<デメリット>
・ シンクや洗面台がある程度大きくないと使いづらい
・ 赤ちゃんを洗いにくい場合がある

●折り畳み・エアータイプ
空気を入れて膨らませたり、折り畳むことができるタイプ。

<メリット>
・ コンパクトに収納ができる
<デメリット>
・ エアータイプは素材がビニールなので穴を空けてしまうことがある
・ 安定性にかける

ベビーバスをレンタルする

里帰り出産をする場合や、1ヶ月しか使わないとあらかじめ決めている場合は、ペビーバスのレンタルも便利。値段も1ヶ月で1000円弱〜3000円程度と購入するより安価なことがほとんど。きちんと清掃もしてくれているので、清潔さも心配ナシ。最近ではネットから申し込めるので、お店にいかずとも手に入るのもメリットです。

シンクや洗面台をベビーバスとして代用する人も!!

Lazy dummy

ベビーバスを購入したり、レンタルするのは節約したいと考える人ももちろんいます。その場合は、別のもので代用できます。どんなものをベビーバスとして使えるのでしょうか。

シンクや洗面台をお風呂代わりに

シンクや洗面台に栓をして、直接お湯を溜めてベビーバスとして使うほか、シンクに大きめのたらいのようなものを置いて使うケースがあります。直接お湯を貯める場合は、最後のかけ湯をするときには、熱いお湯が出てこないよう温度設定には充分注意しましょう。

衣装ケースを代用する

プラスチック製の衣装ケースのほか、大きめのバケツやたらいなどをベビーバスとして代用している方もいます。沐浴を卒業した後も、オモチャ箱や物入れとして利用したり、ガーデニング用に使えたりと応用が効くのも利点。ただし、沐浴用ではないので、使いづらさは否めません。新生児はとても小さいので、大きめの洗面器でも充分と考える人もいます。新品ではない場合、よく洗って衛生面に気を使いましょう。

まとめ

新生児の赤ちゃんは、ウンチの回数も多く、沐浴は必須。夏場はあせもができないように、汗を流して清潔に保つためにもベビーバスは便利です。季節や使う人、家族構成、場所などによって、自分にぴったりのアイテムを見つけてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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