共働き夫婦 共働き夫婦
2022年10月15日 06:41 更新

育児中のママが遭遇する深刻な人手不足問題! 理想とする人数は?

育児中に「もう無理! 誰か助けて~」と思ったとき、「人手があればもう少し楽になるのに」と思ったママは多いはず。今回は「あと何人の人手があれば楽になるのか」また「どんなシーンでそう思ったか」についてアンケート調査を実施しました。ママたちからのリアルな声をお聞きください。

子育てをするにあたり、あと何人の人手があれば、もう少し楽になると思いますか?
(イラスト:mico Ꮚ•ꈊ•Ꮚ @gogo_aokun

子育てをするにあたり、あと何人の人手があれば、もう少し楽になると思いますか?

子育てをするにあたり、あと何人の人手があれば、もう少し楽になると思いますか?

男性育休を促進する新制度の施行もあり、令和となった現代では若い世代を中心に「子育ては夫婦でするもの」という意識が高まっています。しかし、今はその過渡期ということもあり、まだまだワンオペから抜け出せないママが多いことも事実です。

そこでママたちに、あと何人の人手があれば子育てが楽になるかを聞いてみたところ、「ひとり」が40%、「2人」が30%、「3人以上」が13%という結果になりました。実に8割以上のママが「少なくともあとひとりは欲しい!」と感じているようです。

そこで、どのようなシーンで「人手が欲しい」と思ったのかについても教えてもらいましたので、抜粋してご紹介します。

こんなときに人手がほしい!

自分や子どもが体調不良のとき

今回のアンケートで最も多かったコメントは、(自分・子ども・夫婦・親の)「体調が悪いときに人手がほしくなる」でした。

自分が体調不良で辛くても、代わりに子どもを見ていてくれる人がいない場合は、辛い体に鞭打って育児をこなさなければなりません。また、働いているママは仕事中に保育園から「お迎えコール」が来てしまうことも……。もしそうなったら、お迎えはどうするか、病院には連れて行くかをパパと相談したり、保育園に連絡を入れたりとバタバタに。

さらに、両親や義理の両親の体調がよくなかったり介護をしていると、育児と祖父母のお世話が重なってしまうケースも。そうなると、完全に人手不足でしょう。普段から協力してもらえそうな人を確保しておく必要があります。

家事でバタバタするとき

家事をしている間だけでも、子どもの相手を代わってほしいと思うママは少なくありません。料理や掃除、洗濯を干しているときにぐずられてしまうと、中途半端な状態でストップせざるを得ないんですよね。これが意外とストレスに……。

子どもの人数分の人手がほしい

「子どもの人数分の人手がほしい」と答えたママもいました。ママひとりで、子ども複数人を同時に相手するのは大変なこと。子どももそれぞれの思いをママにぶつけてくるので、耳も手も足りませんね。

送迎のとき

子どもの送迎って、実は結構面倒なこと。習い事の開始時間や、電車やバスの時刻表に合わせて動かなくてはならないのに、時間を気にしない子どもについイライラすることも多いでしょう。まだご飯を作ってないのに……お風呂掃除もしてないのに……送迎と家事を誰かと分担できれば、これほど助かることはないと思ってしまいますよね。

ひとりで出掛けたいとき

ひとりだとサクサク動けるので短時間で済ませられることでも、子連れだとそれはそれは大変になりますよね。時間は倍以上かかり、手荷物も多くなってしまいがち。「外出の間だけでも、誰か家で子どもの面倒を見ていてほしい……」と思うママも少なくありません。また、「ときにはひとりで気兼ねなく出掛けてみたいから人手がほしい」とコメントしたママも複数人いました。

まとめ

ほんの少しの間だけでも、家事や育児を代わってくれる人がいると、ママの負担が軽くなるはず。「ここであとひとりいたらいいのに」「自分の分身がほしい!」などは多くのママ共通の願望なのでしょう。

家族や地域で子育てをしていた時代とは異なり、核家族化が進んでいる現代では、子育ての負担がすべてママに集中しがちです。とはいえ、ひとりですべてをこなすのはとても大変。まず当事者であるパパにも役割分担を! そのあと、両親や義両親で人員を確保するか、一時保育やファミリーサポートなどの子育て支援の活用を検討してみてくださいね。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年12月3日~2022年1月17日
調査人数:123人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-