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2021年10月19日 11:55 更新

押切もえさん「泣き寝入りはいや」と奮起! 先輩ママ友に相談し乗り越えた、第二子出産後の問題

「眠る前に涙がポロポロと溢れた夜もありました」

Lazy dummy

2016年にプロ野球選手の涌井秀章さん(東北楽天ゴールデンイーグルス所属)と結婚し、2018年に第一子長男を出産した押切もえさん。今年7月には第二子長女も誕生し、目まぐるしい日々だったようです。

Instagramでは「コメントやインスタライブで、『まだ子どもが小さいのにどうしていつも穏やかでいられるの?』と質問をいただきます」と切り出し、「実をいうと…、今は穏やかな日が続いていますが、娘(2人め)が産まれる前後は、息子が一時不安定になったこともあってヘロヘロだった日もありました。(今振り返ればほんの数日のひと時だったと思いますが)」と明かしています。

「『息子(上の子)ファーストでいく!』と決めて行動していたつもりでも、なかなかこちらの気持ちが息子へ伝わらず、『どうしてうまくいかないんだろう…』と、眠る前に涙がポロポロと溢れた夜もありました」
(押切もえさんInstagramより)

押切さんは第二子の出産前も、「長男のメンタルケアをとにかく大事にしている」と話していて、自身も子どもの頃に「お姉ちゃんだから」と扱われ寂しい思いをした経験から、「上の子にはあなたが大事ってことをたくさん伝えたいな」とはっきり決めているようでした。

そうやって意識していても、ママの思いが子どもに伝わるとは限らず……第二子出産後の一時期は、長男が不安定になってしまったという押切さん。ただ、それで諦めることはありませんでした。

「泣き寝入りはいやなので、そこで仲良しの先輩ママに相談したり、育児書をたくさん読んだりして、子どもとの向き合い方を見つめ直して、自分の行動を変えたり試したりしてみました。
前から知っていたけれど、あらためて心がけてみたようなことも。
その効果は大きく、その時悩んでいたことは今ほとんど解決できたように思います」
(押切もえさんInstagramより)

押切さんが取り入れてよかったと感じた子どもとの向き合い方はいくつかあるそうで、「大きな軸は、親は絶対の安全基地であること、その上で子どもをひとりの人間として尊重する、しっかり見守る、子どもの心に寄り添う、応援して励ます、褒める時は具体的に伝える、ということ」。

具体的には、子どもを褒めるときに単純に「すごいね」「えらいね」といった声かけをするのではなく、「具体的にどこがよかった、とか、〇〇が難しかったんじゃない?など、こちらがよく観察をして伝える」と、子どものほうもさらに具体的に話してくれるようになり、会話のキャッチボールが生まれたといいます。

また、たとえば子どもが走ってはいけない場所で走り出したら、「走らない!」と注意するのではなく「歩こうね」と言うなど、否定的な声がけより肯定的な声がけも意識しているそう。「あれはだめ」「これはできないよ」と否定せず、「こうしてみようか」とポジティブに声をかけることは、押切さん自身のメンタル面にも良かったそうです。

「背が高い!」と評判の長男と、長女を抱く押切さん

2人目妊娠・出産で変化する上の子

2人目の子を妊娠・出産すると、上の子はしっかりしてママやパパのお手伝いを率先してやってくれるケースもありますが、逆に不安定になったり急に甘えん坊になったりすることも、多くの家庭で見られます。一般的にみられる変化は、以下のようなものです。[*1]

・感情が不安定になる(起伏が激しくなる)
・夜泣きをするようになる
・甘えん坊になる
・できていたものができなくなる(やらなくなる)
・おねしょやおもらしが多くなる
・グズグズがひどくなる
・おっぱいへの執着心が強くなる
・着替えや食事を自分でしなくなる
・幼稚園、保育園を休みたがる
・指しゃぶりをするようになる

もし妊娠中に上の子にこうした変化が見られたら、その時期は上の子と2人の時間をできるだけ大切に。思い出の動画・静止画を一緒に見るなどして、共有した時間を振り返るのもいいです。そうして時間を過ごす中で、ゆっくりでいいので、ママの大きくなるお腹を示して「今おなかの中にあなたの弟(妹)がいるんだよ」という事実を伝え、少しずつ理解してもらいましょう。

中には「赤ちゃんなんていらない」などと言う子もいますが、叱らないで。子どもなりのやきもちを妬いているのです。言われたらママも傷つきますが、否定せずにポジティブな言葉をかけて抱きしめてあげるなど、その子の思いを受け止めてあげてください。

「抱きしめながら言葉で伝える」方法として、真正面から抱きしめて言葉で伝えるのもいいですが、後ろから抱きしめてあげて耳元や斜めから優しい声で伝えてあげるのもおすすめです。包まれている感覚に子どもは安心しますし、ちょっと特別感が出ます。

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