
舟山久美子さん「抱き癖付きませんか?」と聞かれて「安心するならいくらでもする」。抱き癖神話はもう古い?
9月に第一子を出産したタレントの“くみっきー”こと舟山久美子さんが、10月18日にブログを更新。生後一ヶ月の赤ちゃんは「今日も、抱っこマンでした」と言い、Instagramで「抱っこ癖は付きませんか?」と複数のフォロワーに聞かれることについて、考えを示しました。
最初は「抱き癖がつく」と思っていたけど……

舟山久美子さんは「抱っこ癖は付きませんか?」というタイトルでブログを更新。「先日何人かInstagramのフォロワーさんに 抱っこ癖はつきませんか? と聞かれました」と切り出しました。
舟山さん自身もなんとなく最初は、ずっと抱っこしていると「抱き癖がつく」と言うイメージがあったそうですが、生後まもない赤ちゃんにとって、抱っこの安心感は大切なものだと思い直したそう。
「まだ産まれて間もない息子君。全てがはじめての事で不安だらけだと思います
なので泣いた時に安心できる場所があるって思ってもらいたし、子供との絆が作れるのであれば良いかなと思い、だっこは安心するので有ればいくらでもするし、泣き止まなければぎゅーっと抱きしめるようにしてます」
「そうやって繰り返していると、少しずつ1人遊びできる時間も増えてきたし、安心した環境にいるとその子の才能もどんどん伸ばして行けそうなきがする!」
(舟山久美子さんオフィシャルブログより)
また、抱っこ紐で抱いた状態で家事をしながら、家の中を歩き回っていると、赤ちゃんはいろいろなものに興味があるのかキョロキョロ見回しているよう。まだ赤ちゃんが言葉を理解していないとしても、舟山さんは今ママが何をしているかを説明しているそうで、すると赤ちゃん自身もちゃんと話を聞いているような気がするとのこと。
抱っこの姿勢はそう楽なものでもなく、舟山さん自身の身体は「バキバキで辛い」というから大変そうです。ただ、舟山さんは「こんなにぺったり居れるのも、いまだけ」と考え、「たくさん甘えて、自分が愛されてるってことをたくさん実感して興味を色んなところに向けて欲しいな」と綴りました。
抱っこで安心して眠る息子さん

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「抱き癖」神話はもう古い?
以前は赤ちゃんが泣くとすぐ抱っこするのはあまりよくないことと思われており、「抱っこしすぎると抱き癖がつくよ!」「あとあと大変になるから、抱き癖つけないように気をつけなさい」などと言われたことのあるママやパパは少なくないのではないでしょうか。
しかし最近では、「抱き癖がつく」という心配はないとの考えが主流。むしろ、赤ちゃんは抱っこしてもらうことで安心感や信頼感を覚え、情緒が安定すること、他にも発達のさまざまな面でよい影響を及ぼすことがわかっています。何も心配せずにみんなでたくさん抱っこしてあげましょう。
なぜ、赤ちゃんは抱っこしてもらうのが好きなのでしょうか。理由のひとつに、赤ちゃんは身体の構造上、寝ている状態より抱っこされている状態の方が心地よいからというのものがあると考えられています。
赤ちゃんの身体の重心は心臓あたりの高い位置にあるため、仰向けに寝ているとちょっとした動きでも身体が不安定に揺れ動いてしまい、赤ちゃんは怖く感じてしまいます。そのため、何かしらの刺激や動きがあると、不安になって泣き出すことがあるのです。胸のあたりをしっかり支えてもらえる抱っこは赤ちゃんにとって心地よい姿勢と言えるので、赤ちゃんは体をぴったりくっつける抱っこが大好きなのです。
ただ、「もっと抱っこしてあげたい」と思っていても、家事やきょうだいの育児や仕事などが忙しかったり、身体的な負担が大きかったりして、頻繁には抱っこできないこともあります。常に抱っこやおんぶであやし続けるのは、体力的にも、メンタル的にも安定していないとつらいものですよね。
赤ちゃんが全身を使って泣くことは運動でもあるので、毎回抱き上げなければならないと思いつめず、成長のためにもたまには泣かせておく時間があっても大丈夫だと覚えておいてください。身体への負担が軽くなる抱っこ紐などのグッズもうまく活用すると良いでしょう。