お絵かきボードの種類やメリットは? 年齢・月齢別おすすめ商品も紹介
子供のおもちゃの定番、お絵かきボード。昭和の時代から子供たちに人気のおもちゃですよね。幼いころにお絵かきボードで遊んだ記憶があるパパ・ママも多いのでは。近年はその種類も多様化し、お絵かきボード選びから楽しめるようになってきています。ここでは、お絵かきボードのメリットや種類、おすすめのお絵かきボードを紹介します。
子供が大好きなおもちゃ! お絵かきボード
お絵かきボードは、その名のとおり、ボード上で絵を描ける製品のこと。絵を描いても消せるようになっているため、繰り返しボード上でのお絵かきを楽しむことができます。洋服や床を汚さずお絵かきを楽しめるものも多く、子供たちが伸び伸び自由に発想を表現できるのが魅力。長きにわたり愛される定番のおもちゃです。
子供も大人もうれしい! お絵かきボードのメリット
お絵かきボードがいつの時代も愛されるおもちゃであるのは、やはり大きなメリットがあるから。お絵かきボードならではのメリットを以下でご紹介します。
お絵かきは知育に最適
絵を描くことは単に楽しいと感じられるだけでなく、「ものごとを伝えるために考え抜く力」や「目の前のものを立体的にとらえる力」、「色彩感覚」などが養われるといわれています。また、指を動かすことは脳への刺激となり、脳の発達にも好影響。日常的にお絵かきボードで遊ぶだけで、子供の知育になるというわけですね。
繰り返し使えて経済的
子供がお絵かき好きになるのはうれしいことですが、お絵かきで消費される画用紙やクレヨン、色鉛筆などを何度も買い替えるのはなかなかに家計の負担。つい、「あまり使いすぎないでね」なんて言ってしまいそうですよね。お絵かきボードは、描いた絵を消して繰り返し使えるので、何度も画材を買う必要がなく経済的。お財布事情を気にすることなく、存分に描かせることができます。
お絵かきによるまさかの被害を防止
子供にクレヨンや色鉛筆を持たせていたら、いつの間にか床や壁にお絵かき……。こんな落書き被害は、育児では「あるある」です。お気に入りの家具なんかにお絵かきされた日には、気分も落ち込んでしまいますよね。お絵かきボードの場合、ボード上のみに描けるタイプのものが多く、このようなお絵かきによる被害を防げるのもメリットです。
お絵かきボードはいつから与える?
対象年齢は製品によっても異なりますが、1歳や1歳6ヶ月~で設定されているものもあります。お絵かきに興味を持ち始めた頃に与えるおもちゃとしてはぴったり。お絵かきボードの種類によっては小さな子が使いこなすのは難しいものもあるので、子どもの年齢・成長に合わせて選びたいですね。
意外に多い! お絵かきボードの種類
お絵かきボードとひとくちに言っても、種類は多種多様。それぞれでメリットや特徴も異なります。代表的なお絵かきボードの種類を紹介します。
磁石タイプ
お絵かきボードの中でももっともメジャーなのが磁石タイプ。ペン先の磁石を使い専用のボードに絵を描くもので、昔からあったのもこのタイプです。
ペンで描いた絵はレバーをスライドさせるだけで消すことができるので、年齢によっては子供が自分自身で消すことも可能。ミニサイズのものは持ち運びがしやすく、外出時や移動中にも大活躍します。
水タイプ
広いスペースに思いきり描かせたいのであれば、水タイプがおすすめです。専用のシートを広げ、そこに水で絵を描いていきます。画材が水なので、シートからはみ出したとしても床を拭けば大丈夫。レジャーシートほどの大きさがあるため使う場所は限られますが、子供が伸び伸びとダイナミックにお絵かきを楽しむには最適です。
黒板・ホワイトボードタイプ
チョークやペンでお絵かきする黒板・ホワイトボードタイプのものも。ペンやチョークの色を複数そろえればカラフルな絵も描くことができます。ただ、小さな子供はチョークやペンを口に入れてしまう可能性もあるので、子供の年齢は考慮して検討する必要があるでしょう。
デジタルタイプ
電子パッドにお絵かきできるデジタルタイプのお絵かきボードも、近年人気を集めています。薄くて軽量なものが多く、どこでも手軽に使えると好評。描いた絵は、クリアボタンをクリックすればすぐに消すことができます。音声付きなどオプション機能が充実しているものも多数あります。
年齢別! おすすめのお絵かきボード<1歳~1歳6ヶ月未満>
続いては、子供の年齢別におすすめ・人気のお絵かきボードをご紹介。まずは1歳~1歳6ヶ月未満を対象年齢としているお絵かきボードをご紹介します。
【パイロットインキ】ミッフィー はじめてのスイスイおえかき
専用のペンに水を入れてお絵かきできるお絵かきボード。ミッフィーの絵柄が可愛らしく、贈り物としても喜ばれそうです。ペンを持つのが難しい1歳の子は、手のひらに水をつけてペタペタ手形を楽しませてあげましょう。
【Dozod】お絵かきシート
こちらも同じく、専用のペンに水を入れて遊ぶ水タイプのお絵かきボードです。ペン以外に、スタンプやローラーも付いており遊び方は豊富。水タイプの中でも大判サイズで、子どもも思いきりお絵かきを楽しむことができます。
年齢別! おすすめのお絵かきボード<1歳6ヶ月~2歳未満>
1歳6ヶ月以上になると、遊べるお絵かきボードの幅もぐっと広がります。よりお絵かきボード選びも楽しくなるでしょう。
【タカラトミー】2カラー せんせい
タカラトミーのお絵かきボード「せんせい」は1977年から販売されているロングセラーの磁石タイプお絵かきボード。パパ・ママの中にも、昔持ってた! という人がいるかもしれません。あの「せんせい」が2カラーになってリニューアル。色の使い分けがより発想力を豊かにします。
【ジョイパレット】アンパンマン かいて育脳! らくがき教室ジュニア
みんな大好き、アンパンマンシリーズ。こちらも磁石タイプのお絵かきボードで、デスク型になっているのが特徴。脚部分をとりはずして床起きで遊ぶことも可能です。月齢やシーンによって使い分けられるのはうれしいですね。
【パイロットインキ】スイスイおえかき おでかけおえかきバッグ
バッグのように持ち運びできるようになっている水タイプのお絵かきボードです。バッグを開くとお絵かきできるようになっており、場所もとらずコンパクト。外出先で遊ぶおもちゃとしてもぴったりです。
年齢別! おすすめのお絵かきボード<2歳~3歳未満>
ペンもしっかり握れる2歳頃になると、磁石タイプや水タイプだけでなく、ホワイトボードタイプや電子タイプのお絵かきボードも楽しめるように。ぜひお気に入りを見つけてみてください。
【Kukkia(クキア)】gg* oekaki house(ジジ おえかきハウス)
木で作られた磁石タイプのお絵かきボード。とにかくおしゃれでデザイン性に優れているので、誕生日のお祝いにもおすすめです。10個のビーズが施されており、数を数えるなど数遊びもできますよ。
【ブラザージョルダン】 お絵かきボード
まるで絵描きさんになったみたいなイーゼルタイプのホワイトボードです。シンプルなデザインなので、部屋のインテリアとしてもよさそうですね。上手に描けた絵をしばらく飾っておけるのもうれしいポイントです。
【Pilipada】お絵かきボード
付属のペンを使って電子パッドにお絵かきする電子タイプ。ボタンをクリックすると絵が消え、繰り返しお絵かきを楽しめます。消去ロック機能もあるため、絵を保存することも可能。放射が少なく子どもの目の健康に配慮されているのも人気の理由です。
年齢別! おすすめのお絵かきボード<3歳以上>
ますます行動範囲が広がり、発想力も豊かになってくるこの時期。お絵かきボードで自由な発想をより引き出してあげましょう。
【パイロットインキ】スイスイおえかき かいて!はしって!おしゃべりトーマス
なんと、水で描いた線路の上をトーマスが走り出す、子どもも大喜びのお絵かきボード。線路の上を走るトーマスが軽快におしゃべりします。描いた線路は乾けば消えるので、縦横ななめ、いろいろな線路を描いて楽しめますよ。
【Liga】木製イーゼル 黒板・ホワイトボード
こちらの黒板・ホワイトボードは、子どもの成長に合わせてイーゼルの高さを調整できるのが特徴。ネジを使用100㎝から145㎝の高さまで調整できます。折り畳み式で収納しやすいのもうれしいですね。
【Jasonwell】お絵かきボード
10.5インチ(約26cm強)とかなり大きめの電子タイプお絵かきボード。小さいサイズのお絵かきボードでは物足りなくなってきた子におすすめです。サイズは大きいですが、本体重量は248gと軽量。取っ手がついているので持ち運びもしやすくなっています。
まとめ
お絵かきは子供のさまざまな能力を育みます。お絵かきボードを取り入れて、自由に好きなだけお絵かきを楽しめる環境をつくってあげたいですね。年齢や遊ぶ環境、各お絵かきボードの特徴などを考慮して、最適なものを選びましょう。