出産祝いにユニークさを！出産祝いの基本マナーとおすすめ出産祝い20選

最初に、どんな出産祝いを贈ると喜んでもらえるのか確認しましょう。

おむつ・タオル・ガーゼなどの消耗品は、いくつあっても困るものではありません。むしろ、ストックとして手元にあると安心できるママも多いです。

赤ちゃんのお世話をするときに、実際に使える実用的なものは喜んでもらえます。おむつ・ベビー服・スタイ・おくるみなど、実用的な品物は定番の出産祝いです。

出産祝いの品物は、赤ちゃんの名前を入れてもらえるものが多数あります。定番商品だとしても、名前が入っていると特別感が出て喜んでもらえるためオススメです。

有名ブランドや高品質なものは、節約の気持ちが勝り、自分たちでなかなか購入できないことも少なくありません。そのため、出産祝いで贈ると喜んでもらえます。

出産祝いは、赤ちゃんのためだけでなくママへのプレゼントも用意すると喜ばれます。出産や、慣れないお世話で疲れたママを癒すようなプレゼントを探してみましょう。

出産祝いには、贈るのを避けた方がいいものも多くあります。贈られた相手が困ってしまったり不快に感じたりしないように、最初に確認しておきましょう。

新生児用の洋服は、たくさんあってもすぐにサイズが合わなくなってしまう可能性が高いです。着る期間が限られてしまうため、あまり出産祝いには贈らない方が良いでしょう。

ベビー服を贈る場合は、長く着用できる80～90cmのものを選ぶといいでしょう。

ベビーベッドやベビータンス、ベビーカーのような大型ベビー用品は、置き場所がなかったり、すでに購入していたりする場合もあります。受け取られる側からの希望がない限りは、贈るのを控えましょう。

「（縁を）切るもの」とされるハサミ・包丁など、また「別れを意味するもの」とされるハンカチは、お祝いの贈り物にふさわしくありません。何も知らずに贈ってしまうと、相手を不快にさせたり傷つけたりするため、注意しましょう。

あまりにも高額なものは、お祝い返しの準備が大変になり、逆に困らせてしまう場合もあります。お互いが気を遣わず、喜んで受け取ってもらえるような価格帯の贈り物を考えましょう。

避けるべき出産祝いの他にも、気を付けたいマナーもあります。マナーを守らずユニークすぎる出産祝いを贈ってしまうと、相手に失礼になってしまいます。仲の良い友達であっても、基本的なマナーは守るように気を付けましょう。

贈る相手によって、出産祝いの相場は異なります。ユニークな出産祝いを贈るような親しい友達であれば、5,000～10,000円を目安に準備しましょう。

複数人の友達グループなどで贈る場合は、1人あたり500～5,000円を目安にするのがいいでしょう。高くてもトータルで30,000円までに収めるように調整しましょう。

出産祝いを贈るタイミングは、一般的に「お七夜」から「お宮参り」までの期間※がいいでしょう。しかし、お七夜ではまだ退院して間もなかったり、状況によっては入院中だったりするため、逆に困らせてしまうことも。

これらのことから、生後7日以降から2～3週間の間を目安にするとタイミングがいいでしょう。

出産祝いは、タイミングが遅れても問題ありません。生後半年のお祝いや、1歳の誕生日などを利用するのもOKです。

また、出産祝いは相手に負担をかけないように、宅配便などで自宅に配送します。直接訪問する場合は、相手の都合に合わせてください。

プレゼントには、右上に熨斗飾りのついている「のし」を付けます。その際、紅白の蝶々結びされている水引を使っているのしを選びましょう。

蝶々結びの水引は簡単に結び直せることから、何度あっても嬉しい出産祝いなどのお祝いに使われます。蝶々結び以外の水引は、どれも出産祝いにはふさわしくないため避けましょう。

水引上段には、表書きとして「御祝」「御出産御祝」と書きます。水引下段には、氏名を記入してください。

4名以上の場合は、代表者1名の氏名を記入して、左側に「他一同」と書きましょう。さらに、全員分の名前を書いた紙を同封して贈ってください。

出産祝いを贈る際には、お祝いの気持ちを伝えるメッセージを添えましょう。
ただし、出産祝いのメッセージは、普段のお手紙のようになんでも書いていいものではありません。

基本的に「消える」「失う」「終わる」「死ぬ」といった、縁起が悪い忌み言葉は使わないで書きます。

出産祝いには「すくすく」「健やか」「頼って」「相談して」「応援している」など、思いやりにあふれた内容のメッセージを添えましょう。

2人目・3人目の出産祝いを贈る方は、より喜んでもらうために3つのポイントを押さえたプレゼントを選びましょう。

赤ちゃんとの外出などに必要なマザーズバッグや授乳ケープなど、ママが使う育児アイテムは、2人目・3人目の出産祝いで喜んでもらえます。

さらに、化粧品や美容パック、入浴剤、などママが癒されるようなものもおすすめ。出産を頑張ったママへ、ご褒美感覚でプレゼントしましょう。

1人目育児のときに気になっていたけれど買えなかったものは、2人目・3人目の出産祝いにピッタリです。

あれば便利だけどなくてもお世話できるような、自分では手が出せないようなものをプレゼントしましょう。

1人目・2人目とペアで使えるようなものを贈ると、ママだけではなく上のお子さんも笑顔になります。

赤ちゃんが産まれたばかりの頃は、兄や姉は何かと我慢が増えてしまうもの。そんなときに、一緒に遊べるようなものや、おそろいの洋服や小物などは、気を遣ってくれているんだなと嬉しくなるプレゼントです。

ここからは、実際に購入できるユニークなおすすめ出産祝いを20点ご紹介します。気になるものがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね。

定番とは一味違ったユニークな出産祝いは、みんなを笑顔にします。気心知れた友達だからこそ、クスっと笑ってもらえるようなプレゼントを贈りましょう。

出産祝いは、親しい友達だとしても基本的なマナーは守るべきです。贈る際には、マナー違反をしていないか改めて確認してくださいね。

2人目・3人目の赤ちゃんの出産祝いであれば、ぜひ上のお兄ちゃんお姉ちゃんも喜んでくれるようなプレゼントを選びましょう。友達も、あなたの優しい気持ちに嬉しくなるはずです。

今回ご紹介した20点のユニークな商品を参考に、最高の出産祝いを贈りましょう。

（文：マイナビ子育て編集部）